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公開番号
2025043567
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-01
出願番号
2023150919
出願日
2023-09-19
発明の名称
車止めブロック
出願人
中里産業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E04H
6/42 20060101AFI20250325BHJP(建築物)
要約
【課題】エアサスペンション等の車両部品との接触を避けることができ、車両部品の傷付きや破損を抑制することができるとともに、高い剛性を得ることができ、タイヤ衝突時の耐衝撃性を向上した車止めブロックを提供する。
【解決手段】この発明は、一部を地面に埋設させた状態で設けられ、車両の左右の車輪を受けて車両の駐車位置を定めるための車止めブロックであって、少なくとも一部を地中に埋没させるとともに水平状の基準面を有する長手状の基礎ブロック部と、前記基礎ブロック部の上側に前記基準面から突出した態様で設けられた本体ブロック部と、を備え、前記本体ブロック部は、前記基礎ブロック部の長手方向の両側に設けられ、車両の車輪を受ける車輪受面を有する車輪止め部と、前記長手方向の両側の前記車輪止め部の間に設けられ、前記車輪止め部よりも前記基準面からの高さが低い中間ブロック部と、を有することを特徴とする車止めブロックである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一部を地面に埋設させた状態で設けられ、車両の左右の車輪を受けて車両の駐車位置を定めるための車止めブロックであって、
少なくとも一部を地中に埋没させるとともに水平状の基準面を有する長手状の基礎ブロック部と、
前記基礎ブロック部の上側に前記基準面から突出した態様で設けられた本体ブロック部と、を備え、
前記本体ブロック部は、
前記基礎ブロック部の長手方向の両側に設けられ、車両の車輪を受ける車輪受面を有する車輪止め部と、
前記長手方向の両側の前記車輪止め部の間に設けられ、前記車輪止め部よりも前記基準面からの高さが低い中間ブロック部と、を有する
ことを特徴とする車止めブロック。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
車輪止め部は、水平状の上面部である第1の上面部を有し、
前記中間ブロック部は、前記基準面に対して、前記第1の上面部よりも低い位置に形成された水平状の上面部である第2の上面部を有し、前記長手方向の両側の前記車輪止め部とともに凹部をなしている
ことを特徴とする請求項1に記載の車止めブロック。
【請求項3】
前記第2の上面部には、光を反射する反射部が設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載の車止めブロック。
【請求項4】
前記車輪止め部および前記中間ブロック部の少なくともいずれか一方は、前記基準面とともに、平面視で前記長手方向に直交する方向に貫通した水抜き穴を形成している
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の車止めブロック。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、駐車場などの地面に設けられて車両等の駐車位置を定めるための車止めブロックに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、積荷の高さ制限の関係で、荷台の床面を地面に近づけることで積載量を確保した低床型の大型トラックが増加している。この低床型トラックは、タイヤの外径を小さくすることにより車体を低くしているため、走行時に路面から受ける振動が比較的荷物に伝わりやすい。そこで、低床型トラックには、例えば左右前後輪のタイヤの近傍に、走行時に荷台が路面から受ける振動を抑制するためのエアサスペンション(空気バネ)を設けた車両が増加している。
【0003】
エアサスペンションを設けることにより、トラックにおいて次のような利点が得られる。振動が少なくなり乗り心地が良くなる。また、荷物に振動が伝わりにくくなるため、精密機械や生鮮食品等の運搬に好適となる。また、エアサスペンションによって荷台の高さ調整ができるため、荷台への荷物の積込み作業において効率的な作業を行うことができる。
【0004】
低床型トラックにおいて、エアサスペンションは、例えば、車両の後輪の車軸の後方の位置において下方に突出するように設けられている。そのため、車止めブロックを備えた駐車場に低床型トラックを駐車する際、エアサスペンションが車止めブロックに接触することがある。エアサスペンションが車止めブロックに接触することは、エアサスペンションや車止めブロックを傷付けたり破損させたりする原因となり得る。
【0005】
そこで、例えば、特許文献1には、車が傷付いたり人が怪我をしたりすることを課題として、コンクリートや金属などの剛体で形成された芯材の表面を弾性体から成るゴムチップ層で覆った車止めが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実開平6-43163号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に開示されているような車止めによれば、車止めにエアサスペンション等の車両部品が接触したとしても、エアサスペンションの傷付きや破損は抑制できると考えられるが、車止めと車両部品との接触自体を回避するものではない。このため、車止めの傷付きや破損が生じるおそれがあり、また、車止めに対する接触の勢いが強い場合、エアサスペンション等の車両部品が傷付いたり破損したりすることが生じ得る。また、特許文献1に開示されているような車止めは、互いに異なる材料による二重構造であるため、構造が複雑となり、製造工程が複雑になるという問題がある。
【0008】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成により、エアサスペンション等の車両部品との接触を避けることができ、車両部品の傷付きや破損を抑制することができるとともに、高い剛性を得ることができ、タイヤ衝突時の耐衝撃性を向上することができる車止めブロックを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第1の態様は、一部を地面に埋設させた状態で設けられ、車両の左右の車輪を受けて車両の駐車位置を定めるための車止めブロックであって、少なくとも一部を地中に埋没させるとともに水平状の基準面を有する長手状の基礎ブロック部と、前記基礎ブロック部の上側に前記基準面から突出した態様で設けられた本体ブロック部と、を備え、前記本体ブロック部は、前記基礎ブロック部の長手方向の両側に設けられ、車両の車輪を受ける車輪受面を有する車輪止め部と、前記長手方向の両側の前記車輪止め部の間に設けられ、前記車輪止め部よりも前記基準面からの高さが低い中間ブロック部と、を有する、ものである。
【0010】
本発明の第2の態様は、車輪止め部は、水平状の上面部である第1の上面部を有し、前記中間ブロック部は、前記基準面に対して、前記第1の上面部よりも低い位置に形成された水平状の上面部である第2の上面部を有し、前記長手方向の両側の前記車輪止め部とともに凹部をなしている、ものである。
(【0011】以降は省略されています)
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