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公開番号
2025038809
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-19
出願番号
2023145641
出願日
2023-09-07
発明の名称
ドーム施工方法
出願人
株式会社竹中工務店
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
E04B
1/32 20060101AFI20250312BHJP(建築物)
要約
【課題】上部の屋根構造体が構築される前からリング体と下部構造の一体化を実現可能なドーム施工方法を提供する。
【解決手段】構造体と、構造体に接合されたリング体と、リング体に接合された屋根構造体と、を備えたドームのドーム施工方法であって、リング体を構築するリング体構築工程と、拡径手段により、リング体を拡径する拡径工程と、拡径されたリング体を、構造体に接合するリング体接合工程と、拡径されたリング体上に屋根構造体を構築した後に、拡径手段を撤去する屋根構造体接合工程と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
構造体と、前記構造体に接合されたリング体と、前記リング体に接合された屋根構造体と、を備えたドームのドーム施工方法であって、
前記リング体を構築するリング体構築工程と、
拡径手段により、前記リング体を拡径する拡径工程と、
拡径された前記リング体を、前記構造体に接合するリング体接合工程と、
拡径された前記リング体上に前記屋根構造体を構築した後に、前記拡径手段を撤去する屋根構造体接合工程と、
を有する、ドーム施工方法。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
周方向に間隔を開けて配置された複数本の支柱を含んで構成された構造体と、前記支柱に接合されたリング体と、前記リング体に接合された屋根構造体と、を備えたドームのドーム施工方法であって、
前記リング体を構築するリング体構築工程と、
拡径手段により、前記リング体を拡径する拡径工程と、
拡径された前記リング体を、前記支柱に接合するリング体接合工程と、
前記拡径手段を撤去する撤去工程と、
前記リング体上に前記屋根構造体を構築して前記リング体にテンションを付与する屋根構造体接合工程と、
を有する、ドーム施工方法。
【請求項3】
前記拡径手段が、前記リング体を外側から拡径方向へ引っ張る第1ジャッキ群、又は前記リング体を内側から拡径方向へ押し拡げる第2ジャッキ群である、
請求項1または請求項2に記載のドーム施工方法。
【請求項4】
前記拡径手段が、前記リング体を加熱して拡径させる加熱手段である、
請求項1または請求項2に記載のドーム施工方法。
【請求項5】
前記構造体は、円周上に配置された支柱であり、
前記支柱に沿って設けられ、連結されて前記リング体を形成するリング片を支持する仮設束柱と、
前記仮設束柱をスライド可能に支持するベント部材と、
前記仮設束柱と前記ベント部材を固定又は固定解除する固定解除部材と、
を有する、
請求項1または請求項2に記載のドーム施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドーム施工方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、テンションリング体とコンプレッションリング体とを梁で連結したドーム構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003―27594号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、ドーム構造は、テンションが付与されるリング体やリング体上部に組み付けられる上部ドーム架構(屋根構造体ともいう)で構築され、かつ鉛直長期荷重(屋根材など)が積載されることにより、リング体に張力が作用してドーム全体として安定した架構が成立する。
【0005】
リング体が張力により伸び変形をして架構が安定した状態になるまでは、リング体と下部構造とを一体化することができないため、一体化するまではリング体を架設のベント構台などで浮かす必要がある。
【0006】
なおかつ、そのリング体にシェル架構、梁やコンプレッションリング体などを組み付けて、上部からの荷重がリング体に作用してリング体が伸びた状態になったら、シェル架構、梁やコンプレッションリング体などが組み付けられたリング体を下部構造体に向けてスライドさせるような機構を施工段階で設ける必要がある。
【0007】
そのため、上部ドーム架構の構築が工程上遅くなる工事などでは、テンションのかかっていないリング体は長期に渡って架設のベント構台などで浮かせた状態になるため、地震時の安全性に懸念があり、また、工事に関しては、一体化が進まないため、止水工事や外壁工事などが進まず、結果として工期が長くなる問題がある。
【0008】
本開示は上記事実を考慮し、上部の屋根構造体が構築される前からリング体と下部構造の一体化を実現可能なドーム施工方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1の態様に係るドーム施工方法は、構造体と、前記構造体に接合されたリング体と、前記リング体に接合された屋根構造体と、を備えたドームのドーム施工方法であって、前記リング体を構築するリング体構築工程と、拡径手段により、前記リング体を拡径する拡径工程と、拡径された前記リング体を、前記構造体に接合するリング体接合工程と、拡径された前記リング体上に前記屋根構造体を構築した後に、前記拡径手段を撤去する屋根構造体接合工程と、を有する。
【0010】
第1の態様に係るドーム施工方法では、リング体構築工程でリング体を構築する。
(【0011】以降は省略されています)
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