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公開番号2025051940
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023160706
出願日2023-09-25
発明の名称構造物
出願人株式会社竹中工務店
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類E04B 1/348 20060101AFI20250328BHJP(建築物)
要約【課題】壁ユニット及び床ユニットのレイアウトを容易に変更可能にすることを目的とする。
【解決手段】構造物10は、木造柱24及び木造梁26によって形成される複数の木造架構22を有する木造構造体20と、耐震要素を有し、前記木造構造体20に隣接するとともに、該木造構造体20と接合される隣接構造体40と、木造構造体20に着脱可能に取り付けられる壁ユニット70と、木造構造体20に着脱可能に取り付けられる床ユニット90と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
木造柱及び木造梁によって形成される複数の木造架構を有する木造構造体と、
耐震要素を有し、前記木造構造体に隣接するとともに、該木造構造体と接合される隣接構造体と、
前記木造構造体に着脱可能に取り付けられる壁ユニットと、
前記木造構造体に着脱可能に取り付けられる床ユニットと、
を備える構造物。
続きを表示（約 240 文字）【請求項２】
前記壁ユニットは、前記木造梁に形成された貫通孔を貫通する壁用取付部材によって、該木造梁に着脱可能に取り付けられた壁用ブラケットに支持され、
前記床ユニットは、前記木造梁に形成された貫通孔を貫通する床用取付部材によって、該木造梁に着脱可能に取り付けられた床用ブラケットに支持される、
請求項１に記載の構造物。
【請求項３】
複数の前記木造架構は、立体格子状に組み立てられる、
請求項１又は請求項２に記載の構造物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、構造物に関する。
続きを表示（約 970 文字）【背景技術】
【０００２】
鉄筋コンクリート造の１次構造体と、１次構造体によって支持される木造の２次構造体とを備える構造物が知られている（例えば、特許文献１参照）。
【０００３】
また、鉄筋コンクリート柱と木造梁との接合構造が知られている（例えば、特許文献２参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開平３－１９９１１４７９７９号公報
特開２０２０－０８４５９３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ところで、スケルトン・インフィル構造の構造物が知られている。この種の構造物では、一般に、壁がインフィルとされ、床がスケルトンとされる。そのため、床のレイアウトを変更することが難しい。
【０００６】
本発明は、上記の事実を考慮し、壁ユニット及び床ユニットのレイアウトを容易に変更可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
請求項１に記載の構造物は、木造柱及び木造梁によって形成される複数の木造架構を有する木造構造体と、耐震要素を有し、前記木造構造体に隣接するとともに、該木造構造体と接合される隣接構造体と、前記木造構造体に着脱可能に取り付けられる壁ユニットと、前記木造構造体に着脱可能に取り付けられる床ユニットと、を備える。
【０００８】
請求項１に係る構造物によれば、木造構造体は、木造柱及び木造梁によって形成された複数の木造架構を有する。この木造構造体は、隣接構造体と隣接する。隣接構造体は、耐震要素を有し、木造構造体と接合される。
【０００９】
ここで、木造構造体には、壁ユニット及び床ユニットが着脱可能に取り付けられる。これにより、壁ユニット及び床ユニットのレイアウト変更や、増設、撤去が容易になる。したがって、本発明では、構造物のプランや用途を容易に変更することができるとともに、プラン変更や用途変更等の自由度が向上する。
【００１０】
一方、木造架構は、鉄筋コンクリート架構と比較して、耐震性能が不足する可能性がある。
（【００１１】以降は省略されています）

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