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公開番号
2025036647
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2024230674,2022030793
出願日
2024-12-26,2022-03-01
発明の名称
電線付きコネクタ
出願人
住友電装株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/52 20060101AFI20250306BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】端子収容部に浸入した水の排水性をより高めることができる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】電線付きコネクタ10は、バッテリへの電力供給に用いられるパワー端子20Pと、前記パワー端子20Pに接続された電力線30Pと、外部充電コネクタ200の挿抜される開口部51Aと前記パワー端子20Pを収容する端子収容部53とを有するハウジング50と、前記ハウジング50と共に前記パワー端子20Pを保持するリテーナ60と、を備える。前記ハウジング50における前記開口部51Aから前記リテーナ60における前記電力線30Pを覆う空間まで、前記端子収容部53を介して液体が流通可能に連通している。前記リテーナ60は、前記電力線30Pを引き出す開口64aと、前記電力線30Pの周りを囲う壁64bと、前記壁64bの一部に設けられている排水部65とを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載され、車外の給電装置の外部充電コネクタと嵌合し、前記車両のバッテリの充電に用いられる電線付きコネクタであって、
一端側から前記外部充電コネクタの端子が挿入される筒部と、前記筒部の他端側に設けられた電線接続部とを有し、前記バッテリへの電力供給に用いられるパワー端子と、
前記パワー端子の前記電線接続部に接続された電力線と、
前記外部充電コネクタの挿抜される開口部と、前記外部充電コネクタの挿抜方向から見た場合に前記開口部の内側に配置されており前記パワー端子を収容する端子収容部と、を有するハウジングと、
前記ハウジングに対して前記挿抜方向に沿って前記外部充電コネクタが挿抜される側とは反対側に取り付けられ、前記ハウジングと共に前記パワー端子を保持し、前記パワー端子及び前記電力線の一部を覆うリテーナと、
を備え、
前記ハウジングにおける前記開口部から前記リテーナにおける前記電力線を覆う空間まで、前記端子収容部を介して液体が流通可能に連通し、
前記リテーナは、前記電力線を引き出す開口と、前記電力線の周りを囲う壁と、前記壁の一部に設けられている排水部とを有し、
前記排水部は、前記電力線の径と同じかそれより大きく、
前記挿抜方向から見て前記開口から延出する方向と直交する方向における前記排水部の大きさは、前記開口の大きさよりも小さい、電線付きコネクタ。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の電線付きコネクタであって、
前記パワー端子として、第1パワー端子及び第2パワー端子が設けられ、
前記排水部として、前記第1パワー端子用の第1排水部と、前記第2パワー端子用の第2排水部とが設けられ、
前記第1排水部及び前記第2排水部は、互いに離れる方向、かつ、前記第1パワー端子及び前記第2パワー端子の並びに沿った方向に形成されている、電線付きコネクタ。
【請求項3】
請求項2に記載の電線付きコネクタであって、
前記排水部は、前記パワー端子の中心よりも下側寄りの位置に側方に開口するように形成されている、電線付きコネクタ。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電線付きコネクタであって、
前記ハウジングのシグナル端子収容部に保持されたシグナル端子と、前記シグナル端子に接続された信号線とをさらに備え、
前記リテーナは、前記ハウジングと共に前記シグナル端子を保持し、前記シグナル端子及び前記信号線の一部を覆うシグナル端子押え部を有し、
前記シグナル端子押え部には、前記信号線の径と同じかそれよりも大きく、かつ、前記リテーナの側面まで達するスリットが形成され、
前記ハウジングは、前記スリットに嵌る凸部を含む、電線付きコネクタ。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電線付きコネクタであって、
前記ハウジングのアース端子収容部に収容されたアース端子と、前記アース端子に接続されたアース線とをさらに備え、
前記リテーナは、前記ハウジングと共に前記アース端子を保持し、前記アース端子及び前記アース線の一部を覆うアース端子押え部を有し、
前記アース端子押え部には、前記アース線の径と同じかそれよりも大きく、かつ、上方の側面まで達するスリットが形成されている、電線付きコネクタ。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電線付きコネクタであって、
前記パワー端子と前記電力線との接続部を覆う止水部材をさらに備える、電線付きコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電線付きコネクタに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、充電時に充電用コネクタと嵌合される車両側コネクタを開示している。特許文献1に記載の車両側コネクタでは、端子収容室のうち端子金具の筒形嵌合部の収容領域の下面には、後端が排水用空間に向けて開口した軸方向に沿った排水溝が、その前端を、端子金具の筒形嵌合部におけるスリットの後端よりも前方に臨ませた形態で形成されている。これにより、端子収容室に浸入した水の排水機能を向上させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-160810号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
端子収容室に浸入した水の排水性がより高いことが望まれる。
【0005】
そこで、端子収容部に浸入した水の排水性をより高めることができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電線付きコネクタは、車両に搭載され、車外の給電装置の外部充電コネクタと嵌合し、前記車両のバッテリの充電に用いられる電線付きコネクタであって、一端側から前記外部充電コネクタの端子が挿入される筒部と、前記筒部の他端側に設けられた電線接続部とを有し、前記バッテリへの電力供給に用いられるパワー端子と、前記パワー端子の前記電線接続部に接続された電力線と、前記外部充電コネクタの挿抜される開口部と、前記外部充電コネクタの挿抜方向から見た場合に前記開口部の内側に配置されており前記パワー端子を収容する端子収容部と、を有するハウジングと、前記ハウジングに対して前記挿抜方向に沿って前記外部充電コネクタが挿抜される側とは反対側に取り付けられ、前記ハウジングと共に前記パワー端子を保持し、前記パワー端子及び前記電力線の一部を覆うリテーナと、を備え、前記ハウジングにおける前記開口部から前記リテーナにおける前記電力線を覆う空間まで、前記端子収容部を介して液体が流通可能に連通し、前記リテーナは、前記電力線を引き出す開口と、前記電力線の周りを囲う壁と、前記壁の一部に設けられている排水部とを有する、電線付きコネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、端子収容部に浸入した水の排水性をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかる電線付きコネクタ及びその組付態様を示す平面図である。
図2は実施形態1にかかる電線付きコネクタを示す背面図である。
図3は図2のIII-III線に沿った断面図である。
図4は図2のIV-IV線に沿った断面図である。
図5は図2のV-V線に沿った断面図である。
図6は電線付きコネクタの概略分解斜視図である。
図7はハウジングにおいてリテーナに嵌合する面を示す概略図である。
図8はリテーナにおいてハウジングに嵌合する面を示す概略図である。
図9はパワー端子と電力線とが一体化した端子付き電線を示す平面図である。
図10は端子付き電線を製造する様子を説明する斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示の電線付きコネクタは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)
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