TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025033774
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023139735
出願日
2023-08-30
発明の名称
ワイヤハーネス
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
4/72 20060101AFI20250306BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】高温環境下においても高い防水性を確保可能としたワイヤハーネスを提供すること。
【解決手段】ワイヤハーネス11は、第1シールド電線12及び第2シールド電線13,14を備える。ワイヤハーネス11は、第1芯線12a及び第2芯線13a,14aが接続されている芯線接続部16と、芯線接続部16の外周を覆いつつ外側絶縁被覆12d,13d,14dの一部の外周を覆う熱収縮チューブ34とを備えるとともに、熱収縮チューブ34の内側で相溶性を有する樹脂同士が接合されている接合部を備えることにより熱収縮チューブ34の内側への液体の浸入が抑制されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電線を備えるワイヤハーネスであって、
それぞれの前記電線は、芯線と、前記芯線の外周を覆いつつ前記電線の最外層を構成する外側絶縁被覆と、を有し、
前記ワイヤハーネスは、前記芯線同士が接続されている芯線接続部と、前記芯線接続部の外周を覆いつつ前記外側絶縁被覆の一部の外周を覆う外装部と、を備えるとともに、
前記外装部の内側で相溶性を有する樹脂同士が接合されている接合部を備えることにより前記外装部の内側への液体の浸入が抑制されている、
ワイヤハーネス。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記外側絶縁被覆を構成する樹脂と前記外装部を構成する樹脂とは、互いに相溶性を有する樹脂を含み、前記接合部は、前記外側絶縁被覆の外周面の少なくとも一部と前記外装部とが接合されている第1接合部を含む、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記複数の電線のうち隣り合う2つの電線の間に介在されつつ前記外装部の内側に配置されるスペーサ部を備える、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
前記外装部を構成する樹脂と前記スペーサ部を構成する樹脂とは、互いに相溶性を有する樹脂を含み、前記接合部は、前記スペーサ部の一部と前記外装部とが接合されている第2接合部を含む、
請求項3に記載のワイヤハーネス。
【請求項5】
前記外側絶縁被覆を構成する樹脂と前記スペーサ部を構成する樹脂とは、互いに相溶性を有する樹脂を含み、前記接合部は、前記スペーサ部の一部と前記外側絶縁被覆とが接合されている第3接合部を含む、
請求項3に記載のワイヤハーネス。
【請求項6】
前記外装部は、熱収縮チューブである、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項7】
前記電線は、前記芯線の外周を覆う絶縁被覆と、前記絶縁被覆の外周を覆いつつ前記外側絶縁被覆に覆われるシールド部材と、を有するシールド電線である、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ワイヤハーネスに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ワイヤハーネスとしては、複数の電線の芯線同士が接続された接続部を有するものがある(例えば、特許文献1参照)。このワイヤハーネスでは、樹脂材料よりなる防水部によって接続部が覆われるとともに防水部がシート体に覆われることで接続部の防水性が確保されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-34189号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記のようなワイヤハーネスとしては、より簡易的な構造とすべく、接続部を熱収縮チューブ等の外装部で覆いつつその外装部の内側に設けた接着剤によって防水性を確保することが考えられる。しかしながら、このように接着剤を用いた場合、高温環境下においては、接着剤が外装部の外に溶け出す虞があった。よって、防水性が低下する虞があった。このことは、例えば、ワイヤハーネスの搭載箇所を制限してしまう原因となる。
【0005】
本開示の目的は、高温環境下においても高い防水性を確保可能としたワイヤハーネスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のワイヤハーネスは、複数の電線を備えるワイヤハーネスであって、それぞれの前記電線は、芯線と、前記芯線の外周を覆いつつ前記電線の最外層を構成する外側絶縁被覆と、を有し、前記ワイヤハーネスは、前記芯線同士が接続されている芯線接続部と、前記芯線接続部の外周を覆いつつ前記外側絶縁被覆の一部の外周を覆う外装部と、を備えるとともに、前記外装部の内側で相溶性を有する樹脂同士が接合されている接合部を備えることにより前記外装部の内側への液体の浸入が抑制されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示のワイヤハーネスによれば、高温環境下においても高い防水性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態におけるワイヤハーネスの断面図である。
図2は、一実施形態におけるワイヤハーネスの一部拡大断面図である。
図3は、一実施形態におけるワイヤハーネスの一部拡大断面図である。
図4は、図3の4-4線に沿った断面図である。
図5は、一実施形態におけるワイヤハーネスの製造過程の一部拡大斜視図である。
図6は、一実施形態におけるワイヤハーネスの製造過程の平面図である。
図7は、一実施形態におけるワイヤハーネスの製造過程の平面図である。
図8は、一実施形態におけるワイヤハーネスの製造過程の平面図である。
図9は、一実施形態におけるワイヤハーネスの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のワイヤハーネスは、
[1]複数の電線を備えるワイヤハーネスであって、それぞれの前記電線は、芯線と、前記芯線の外周を覆いつつ前記電線の最外層を構成する外側絶縁被覆と、を有し、前記ワイヤハーネスは、前記芯線同士が接続されている芯線接続部と、前記芯線接続部の外周を覆いつつ前記外側絶縁被覆の一部の外周を覆う外装部と、を備えるとともに、前記外装部の内側で相溶性を有する樹脂同士が接合されている接合部を備えることにより前記外装部の内側への液体の浸入が抑制されている。
【0010】
同構成によれば、外装部の内側で相溶性を有する樹脂同士が接合されている接合部を備えるため、高温環境下においても接合部位が安定する。すなわち、外装部の内側が接着剤で接着されている場合とは異なり、高温環境下で接着剤が溶け出すといったことがない。よって、外装部の内側への液体の浸入が安定して抑制される。よって、高温環境下においても高い防水性を確保できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日星電気株式会社
平型電線
8日前
キヤノン株式会社
通信装置
12日前
オムロン株式会社
電磁継電器
13日前
オムロン株式会社
電磁継電器
13日前
オムロン株式会社
電磁継電器
13日前
オムロン株式会社
電磁継電器
13日前
オムロン株式会社
電磁継電器
13日前
株式会社GSユアサ
蓄電設備
7日前
株式会社FLOSFIA
半導体装置
5日前
キヤノン株式会社
無線通信装置
今日
株式会社村田製作所
電池
6日前
株式会社村田製作所
電池
5日前
富士通株式会社
冷却モジュール
13日前
株式会社村田製作所
電池
5日前
株式会社村田製作所
電池
5日前
日星電気株式会社
ケーブルの接続構造
5日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
7日前
株式会社東京精密
ワーク保持装置
11日前
住友電装株式会社
コネクタ
5日前
オムロン株式会社
回路部品
13日前
TDK株式会社
コイル部品
12日前
日本電気株式会社
光学モジュール
12日前
住友電装株式会社
コネクタ
6日前
ローム株式会社
半導体装置
6日前
トヨタバッテリー株式会社
二次電池
14日前
芝浦メカトロニクス株式会社
基板処理装置
6日前
三菱電機株式会社
半導体装置
13日前
株式会社東芝
半導体装置
11日前
オムロン株式会社
スイッチング素子
6日前
株式会社村田製作所
二次電池
6日前
富士電機株式会社
半導体モジュール
6日前
オムロン株式会社
電磁継電器
13日前
オムロン株式会社
電磁継電器
13日前
オムロン株式会社
電磁継電器
13日前
富士電機株式会社
回路遮断器
13日前
KDDI株式会社
伸展マスト
7日前
続きを見る
他の特許を見る