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公開番号2025045918
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023153968
出願日2023-09-20
発明の名称電磁継電器
出願人オムロン株式会社
代理人個人,個人
主分類H01H 50/64 20060101AFI20250326BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電磁継電器の小型化を図る。
【解決手段】電磁継電器は、伝送線ベースと、可動接触片と、コイルブロックと、可動ブロックとを備える。伝送線ベースは、第1伝送線路と第2伝送線路とを含む。可動接触片は、接合部と、接点部とを含む。接合部は、伝送線ベース上で前記第1伝送線路に接合される。接点部は、シングルブレーク構造であり、第2伝送線路の上方に配置される。コイルブロックは、コイルを含む。可動ブロックは、コイルの電磁力によって動作することで、第1伝送線路と第2伝送線路とを接続する接続位置と、第1伝送線路と第2伝送線路とを遮断する遮断位置の間で可動接触片を移動させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1伝送線路と第2伝送線路とを含む伝送線ベースと、
前記伝送線ベース上で前記第1伝送線路に接合される接合部と、前記第2伝送線路の上方に配置されるシングルブレーク構造の接点部とを含む可動接触片と、
コイルを含むコイルブロックと、
前記コイルの電磁力によって動作することで、前記第1伝送線路と前記第2伝送線路とを接続する接続位置と、前記第1伝送線路と前記第2伝送線路とを遮断する遮断位置の間で
前記可動接触片の前記接点部を移動させる可動ブロックと、
を備える、
電磁継電器。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記伝送線ベースは、RF信号を通すためのRF線路と、DC信号を通すためのDC線路とをさらに含み、
前記RF線路は、前記第1伝送線路と前記第2伝送線路とを含み、
前記DC線路は、前記第1伝送線路及び第2伝送線路のいずれか一方に接続されている、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項3】
前記DC線路に接続されるローパスフィルタをさらに備える、
請求項2に記載の電磁継電器。
【請求項4】
前記可動接触片は、前記第1伝送線路と前記第2伝送線路との間で直線状に延びている、
請求項1から3のいずれか1項に記載の電磁継電器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁継電器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
電磁継電器には、高周波信号を開閉するためのものがある。特許文献1の電磁継電器は、可動接触片と、固定端子と、可動ブロックと、電磁石ブロックとを備えている。電磁石ブロックは、コイルを含み、可動ブロックを動作させる電磁力を発生させる。可動ブロックは、可動接触片を押圧して、可動接触片を固定端子に接触させる。電磁継電器は、伝送線ベースに実装される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-51234号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような電磁継電器では、さらなる小型化が望まれている。本発明の目的は、電磁継電器の小型化を図ることにある。
【0005】
本発明の一態様に係る電磁継電器は、伝送線ベースと、可動接触片と、コイルブロックと、可動ブロックとを備える。伝送線ベースは、第1伝送線路と第2伝送線路とを含む。可動接触片は、接合部と、接点部とを含む。接合部は、伝送線ベース上で前記第1伝送線路に接合される。接点部は、シングルブレーク構造であり、第2伝送線路の上方に配置される。コイルブロックは、コイルを含む。可動ブロックは、コイルの電磁力によって動作することで、第1伝送線路と第2伝送線路とを接続する接続位置と、第1伝送線路と第2伝送線路とを遮断する遮断位置の間で可動接触片を移動させる。
【0006】
本態様に係る電磁継電器では、可動接触片の一端が伝送線ベースの第1伝送線路に接合されるので、接点部が伝送線ベースに近い位置に配置される。これにより、電磁継電器の高さ方向において電磁継電器の小型化を図ることができる。また、接点部は、シングルブレーク構造であるため、ダブルブレーク構造の場合と比べて、小さな電磁力で接点部の接触圧を確保することができる。これにより、コイルブロックの小型化を図ることができる。その結果、電磁継電器の小型化を図ることができる。
【0007】
伝送線ベースは、RF信号を通すためのRF線路と、DC信号を通すためのDC線路とをさらに含んでもよい。RF線路は、第1伝送線路と第2伝送線路とを含んでもよい。DC線路は、第1伝送線路及び第2伝送線路のいずれか一方に接続されてもよい。この場合は、電磁継電器の用途が広がる。
【0008】
DC線路に接続されるローパスフィルタをさらに備えてもよい。この場合は、DC線路において、RF信号をカットすることができる。
【0009】
可動接触片は、第1伝送線路と第2伝送線路との間で直線状に延びてもよい。この場合は、高周波特性が安定する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、電磁継電器の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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