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公開番号2025044624
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023152313
出願日2023-09-20
発明の名称冷却モジュール
出願人富士通株式会社
代理人個人
主分類H01L 23/36 20060101AFI20250326BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電子デバイスの冷却性を向上させること。
【解決手段】基板と、前記基板との間に隙間を有して前記基板に固定された放熱部材と、前記放熱部材の前記基板側の面に配置され、前記基板との間に電子デバイスが挿入されるガイド部材と、前記基板と前記ガイド部材とが向かい合う方向に移動可能に前記ガイド部材を前記放熱部材に固定する固定機構と、前記放熱部材と前記ガイド部材との間に配置され、平面視において前記ガイド部材に設けられた開口に重なる、圧縮変形可能な熱伝導部材と、を備える冷却モジュール。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
前記基板との間に隙間を有して前記基板に固定された放熱部材と、
前記放熱部材の前記基板側の面に配置され、前記基板との間に電子デバイスが挿入されるガイド部材と、
前記基板と前記ガイド部材とが向かい合う方向に移動可能に前記ガイド部材を前記放熱部材に固定する固定機構と、
前記放熱部材と前記ガイド部材との間に配置され、平面視において前記ガイド部材に設けられた開口に重なる、圧縮変形可能な熱伝導部材と、を備える冷却モジュール。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記ガイド部材は、前記基板側に突出した凸部を有し、
前記凸部は、前記電子デバイスが挿入される側の側面が傾斜面であり、
前記開口は、前記凸部の頂面に設けられている、請求項1に記載の冷却モジュール。
【請求項3】
前記ガイド部材は、前記放熱部材側の面に前記開口に繋がる凹部を有し、
前記熱伝導部材は、前記凹部に設けられて平面視において前記開口に重なる、請求項2に記載の冷却モジュール。
【請求項4】
前記ガイド部材は、前記基板と前記ガイド部材との間に挿入される前記電子デバイスが当接することで前記放熱部材側に押し上げられ、
前記熱伝導部材は、前記ガイド部材が前記放熱部材側に押し上げられることで圧縮変形する、請求項1または2に記載の冷却モジュール。
【請求項5】
前記固定機構は、前記ガイド部材を前記放熱部材に固定する固定部材と、前記ガイド部材と前記放熱部材の間に設けられ、前記ガイド部材を前記基板側に付勢する付勢部材と、を備える、請求項1または2に記載の冷却モジュール。
【請求項6】
前記熱伝導部材は、熱伝導フィラーが添加されたゴムである、請求項1または2に記載の冷却モジュール。
【請求項7】
前記熱伝導部材を覆う被覆膜を備える、請求項1または2に記載の冷却モジュール。
【請求項8】
前記被覆膜は、前記熱伝導部材の前記放熱部材側の面において開口を有する、請求項7に記載の冷却モジュール。
【請求項9】
前記被覆膜は、前記熱伝導部材の前記基板側の面において開口を有する、請求項7に記載の冷却モジュール。
【請求項10】
前記熱伝導部材は、熱伝導フィラーが添加されたゴムであり、
前記被覆膜は、ポリエチレンテレフタレート膜、ポリテトラフルオロエチレン膜、またはステンレス鋼膜である、請求項7に記載の冷却モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷却モジュールに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
電子デバイスの挿抜が可能な冷却モジュールであって、電子デバイスが挿入された場合に、放熱部材に熱的に接続する伝熱板が電子デバイスに押し付けられるようにする構成が知られている(例えば特許文献1-2)。また、放熱部材と電子デバイスの間に弾性を有する熱伝導部材を設けることが知られている(例えば特許文献3-5)。また、放熱部材を圧縮ばねによって電子デバイスに押し付ける構成が知られている(例えば特許文献6)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-195633号公報
特開2011-159704号公報
特開2001-326492号公報
米国特許出願公開第2021/0105914号明細書
米国特許出願公開第2021/0029855号明細書
特開2005-57070号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電子デバイスの挿抜が可能な冷却モジュールにおいて、電子デバイスと放熱部材との間の熱抵抗を抑えて、電子デバイスの冷却性を向上させることが望まれている。
【0005】
1つの側面では、電子デバイスの冷却性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの態様では、基板と、前記基板との間に隙間を有して前記基板に固定された放熱部材と、前記放熱部材の前記基板側の面に配置され、前記基板との間に電子デバイスが挿入されるガイド部材と、前記基板と前記ガイド部材とが向かい合う方向に移動可能に前記ガイド部材を前記放熱部材に固定する固定機構と、前記放熱部材と前記ガイド部材との間に配置され、平面視において前記ガイド部材に設けられた開口に重なる、圧縮変形可能な熱伝導部材と、を備える冷却モジュールである。
【発明の効果】
【0007】
1つの側面として、電子デバイスの冷却性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施例1に係る冷却モジュールの断面図である。
図2は、実施例1におけるガイド部材を-Z方向から見た平面図である。
図3(a)から図3(c)は、実施例1に係る冷却モジュールに電子デバイスが挿入される過程を示す断面図である。
図4(a)から図4(c)は、実施例1に係る冷却モジュールから電子デバイスが抜去される過程を示す断面図である。
図5は、実施例1の変形例に係る冷却モジュールの断面図である。
図6は、実施例2に係る冷却モジュールの断面図である。
図7(a)から図7(c)は、実施例2に係る冷却モジュールに電子デバイスが挿入される過程を示す断面図である。
図8(a)は、実施例3に係る冷却モジュールの断面図、図8(b)は、実施例3における熱伝導部材を+Z方向から見た平面図である。
図9(a)から図9(c)は、実施例3に係る冷却モジュールに電子デバイスが挿入される過程を示す断面図である。
図10(a)から図10(c)は、実施例3の変形例における熱伝導部材を+Z方向から見た平面図である。
図11(a)は、実施例4に係る冷却モジュールの断面図、図11(b)は、実施例4における熱伝導部材を-Z方向から見た平面図である。
図12(a)から図12(c)は、実施例4に係る冷却モジュールに電子デバイスが挿入される過程を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明する。
【実施例】
【0010】
図1は、実施例1に係る冷却モジュールの断面図である。図1のように、実施例1に係る冷却モジュール100は、基板10と、放熱部材20と、ガイド部材30と、固定機構40と、熱伝導部材50と、固定機構60と、を備える。電子デバイス70が冷却モジュール100に挿抜される方向をX方向、基板10の平面方向でX方向に直交する方向をY方向、基板10とガイド部材30が隙間11を介して向かい合う方向をZ方向とする。
(【0011】以降は省略されています)

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