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公開番号
2025064586
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023174467
出願日
2023-10-06
発明の名称
業務管理プログラム、業務管理方法、および情報処理装置
出願人
富士通株式会社
代理人
個人
主分類
G06Q
10/06 20230101AFI20250410BHJP(計算;計数)
要約
【課題】業務規定の改定の要否を判断しやすくすること。
【解決手段】情報処理装置101は、業務規定に基づき作成された、業務において行われるべき行為の手順を示す標準業務フロー110を取得する。情報処理装置101は、現場で実行された業務のログに基づき作成される、業務に際して実際に行われた行為の手順を示す実績業務フロー120を取得する。情報処理装置101は、取得した標準業務フロー110と実績業務フロー120とを比較した結果に基づいて、標準業務フロー110に対する実績業務フロー120の行為の差分を抽出する。情報処理装置101は、業務において行われるべき行為の種類に応じてあらかじめ設定されたパラメータ140に基づいて、抽出した差分の評価値150を算出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
業務規定に基づき作成された、業務において標準的に行われるべき行為の手順を示す標準業務フローを取得し、
現場で実行された前記業務のログに基づき作成される、前記業務に際して実際に行われた行為の手順を示す実績業務フローを取得し、
取得した前記標準業務フローと前記実績業務フローとを比較した結果に基づいて、前記標準業務フローに対する前記実績業務フローの行為の差分を抽出し、
前記業務において行われるべき行為の種類に応じてあらかじめ設定されたパラメータに基づいて、抽出した前記差分の評価値を算出し、
算出した前記差分の評価値を出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする業務管理プログラム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記パラメータは、評価についての複数の観点のうちのそれぞれの観点と対応付けて、前記業務において行われるべき行為の種類に応じてあらかじめ設定されており、
前記算出する処理は、
前記パラメータに基づいて、前記それぞれの観点ごとに、抽出した前記差分の評価値を算出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の業務管理プログラム。
【請求項3】
前記抽出する処理は、
前記業務において行われるべき行為それぞれについて、前記標準業務フローに対する前記実績業務フローの差分を抽出する際に、
前記標準業務フローに示されたいずれかの行為が前記実績業務フローに示されていない場合、前記いずれかの行為の省略による差分を抽出し、
前記標準業務フローに示された行為にはない新たな行為が前記実績業務フローに示されている場合、前記新たな行為の追加による差分を抽出して、前記業務において行われるべき行為のうち、当該新たな行為の直後および直前の少なくともいずれかの行為に差分があると判断し、
前記算出する処理は、
前記パラメータに基づいて、抽出した前記行為それぞれの差分の評価値を算出し、
前記出力する処理は、
算出した前記行為それぞれの差分の評価値を出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の業務管理プログラム。
【請求項4】
抽出した前記行為それぞれの差分の評価値に基づいて、前記実績業務フローの評価値を算出し、
算出した前記実績業務フローの評価値を出力する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項3に記載の業務管理プログラム。
【請求項5】
抽出した前記行為それぞれの差分の評価値の大きさに基づいて、前記行為それぞれの差分の評価値をソートし、
前記実績業務フローと対応付けて、ソート後の前記行為それぞれの差分の評価値を出力する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項3に記載の業務管理プログラム。
【請求項6】
業務規定に基づき作成された、業務において標準的に行われるべき行為の手順を示す標準業務フローを取得し、
現場で実行された前記業務のログに基づき作成される、前記業務に際して実際に行われた行為の手順を示す実績業務フローを取得し、
取得した前記標準業務フローと前記実績業務フローとを比較した結果に基づいて、前記標準業務フローに対する前記実績業務フローの行為の差分を抽出し、
前記業務において行われるべき行為の種類に応じてあらかじめ設定されたパラメータに基づいて、抽出した前記差分の評価値を算出する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする業務管理方法。
【請求項7】
業務規定に基づき作成された、業務において標準的に行われるべき行為の手順を示す標準業務フローを取得し、
現場で実行された前記業務のログに基づき作成される、前記業務に際して実際に行われた行為の手順を示す実績業務フローを取得し、
取得した前記標準業務フローと前記実績業務フローとを比較した結果に基づいて、前記標準業務フローに対する前記実績業務フローの行為の差分を抽出し、
前記業務において行われるべき行為の種類に応じてあらかじめ設定されたパラメータに基づいて、抽出した前記差分の評価値を算出する、
制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、業務管理プログラム、業務管理方法、および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
組織における業務では、例えば、業務手順などを定義した業務規定をもとに実施され、具体的な作業は、業務規定をもとに作成された標準業務フローに従って行われることがある。業務規定は、例えば、組織の管理部門によって決定される。業務規定は、唯一正しい規定として扱われ、これに反する業務行為は違反行為とみなされることがある。一方、実際の業務では、業務規定が唯一正しい規定とはなりえず、現場の実情や変化する環境への対応に即した行為が求められることがある。
【0003】
先行技術としては、例えば、時間やコストをなるべくかけずに、高度な分析スキルを有さない者であっても精度よく業務全体の分析を可能とさせ、容易かつ効率的に現場(人)の業務改善を図らせる技術がある。現状の業務プロセスとあらかじめ準備された現状の唯一正しい規定として扱われる業務プロセスモデルとの差異を抽出し、抽出した差異を軽減することにより実際の現場業務修正のための複数の改善案を、当該差異とともに表示する。また、実行履歴データベースに記憶されている複数の作業の各々に関する情報と業務遂行モデルにおける複数の作業の各々に関する情報との差異を検出し、検出した業務作業時間などの差異を個別に計測し、計測した差異が目標値を超えている場合に、その差異を呈した作業を提示する技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-126301号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、業務規定の改定の要否を判断することが難しい。例えば、実際の業務では現場の実情や変化する環境への対応に即した行為が行われることがあるものの、業務規定を策定した部門では気付いていないことがある。
【0006】
一つの側面では、本発明は、業務規定の改定の要否を判断しやすくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの実施態様では、業務規定に基づき作成された、業務において標準的に行われるべき行為の手順を示す標準業務フローを取得し、現場で実行された前記業務のログに基づき作成される、前記業務に際して実際に行われた行為の手順を示す実績業務フローを取得し、取得した前記標準業務フローと前記実績業務フローとを比較した結果に基づいて、前記標準業務フローに対する前記実績業務フローの行為の差分を抽出し、前記業務において行われるべき行為の種類に応じてあらかじめ設定されたパラメータに基づいて、抽出した前記差分の評価値を算出し、算出した前記差分の評価値を出力する、業務管理プログラムが提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一側面によれば、業務規定の改定の要否を管理部門が判断しやすくすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態にかかる業務管理方法の一実施例を示す説明図である。
図2は、情報処理システム200のシステム構成例を示す説明図である。
図3は、業務管理装置201のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図4は、標準業務フローSF(グラフ形式)の具体例を示す説明図である。
図5は、標準業務フローSF(表形式)の具体例を示す説明図である。
図6は、実績業務フローAF(グラフ形式)の具体例を示す説明図である。
図7は、実績業務フローAF(表形式)の具体例を示す説明図である。
図8は、評価パラメータテーブル220の記憶内容の一例を示す説明図である。
図9は、業務管理装置201の機能的構成例を示すブロック図である。
図10は、差分の抽出例を示す説明図(その1)である。
図11は、差分の抽出例を示す説明図(その2)である。
図12は、差分の抽出例を示す説明図(その3)である。
図13は、差分の抽出例を示す説明図(その4)である。
図14は、業務規定の改定例を示す説明図である。
図15は、業務管理装置201の業務管理処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照して、本発明にかかる業務管理プログラム、業務管理方法、および情報処理装置の実施の形態を詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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