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公開番号2025079100
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-21
出願番号2023191555
出願日2023-11-09
発明の名称ログ管理装置、ログ管理方法およびログ管理プログラム
出願人富士通株式会社
代理人弁理士法人扶桑国際特許事務所
主分類G06F 16/901 20190101AFI20250514BHJP(計算;計数)
要約【課題】ログの検索速度の高いテーブルを作成する。
【解決手段】処理部2bは、テーブルT1a,T1b,T2を記憶部2aに作成するとともに、期間P1にユーザ端末1a~1dから取得したユーザ別のログに基づいて、取得したログ数が多い順にユーザを選択し、選択したユーザを1人ずつテーブルT1a,T1bに割り当てる。また、処理部2bは、期間P1より後の期間P2において、ユーザ端末1a~1dのいずれかから第1のユーザの第1のログを受信したとき、第1のユーザがテーブルT1a,T1bのいずれかに割り当てられている場合には、テーブルT1a,T1bのうち第1のユーザが割り当てられたテーブルに第1のログを格納し、第1のユーザがテーブルT1a,T1bのいずれにも割り当てられていない場合には、第1のログをテーブルT2に格納する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
記憶部と処理部とを有するログ管理装置であって、
前記処理部は、
1以上の第1のテーブルと1つの第2のテーブルとを前記記憶部に作成するとともに、第1の期間に複数のユーザ端末から取得したユーザ別のログに基づいて、取得したログ数が多い順にユーザを選択し、選択したユーザを1人ずつ前記1以上の第1のテーブルに割り当て、
前記第1の期間より後の第2の期間において、前記複数のユーザ端末のいずれかから第1のユーザの第1のログを受信したとき、前記第1のユーザが前記1以上の第1のテーブルのいずれかに割り当てられている場合には、前記1以上の第1のテーブルのうち前記第1のユーザが割り当てられた第1のテーブルに前記第1のログを格納し、前記第1のユーザが前記1以上の第1のテーブルのいずれにも割り当てられていない場合には、前記第1のログを前記第2のテーブルに格納する、
ログ管理装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記1以上の第1のテーブルの作成では、前記第1の期間における前記複数のユーザ端末からのユーザ別のログの取得状況に基づいて、前記1以上の第1のテーブルに含まれる第1のテーブルのテーブル数を動的に決定する、
請求項1記載のログ管理装置。
【請求項3】
前記1以上の第1のテーブルの作成では、
前記第1の期間に前記複数のユーザ端末から取得したユーザ別のログに基づいて、ログの曜日別取得状況を取得し、
前記曜日別取得状況に基づいて、前記1以上の第1のテーブルに含まれる第1のテーブルのテーブル数と、前記1以上の第1のテーブルのそれぞれに割り当てるユーザとを、曜日ごとに決定する、
請求項1記載のログ管理装置。
【請求項4】
前記1以上の第1のテーブルの作成では、
前記第1の期間の第1の曜日に取得したログの合計数を示すログ合計数と、前記第1の期間の前記第1の曜日にログを取得したユーザの合計数を示すユーザ合計数と、前記第1の期間の前記第1の曜日に取得したログの合計数をユーザ別に示すユーザ別ログ合計数とに基づいて、前記第1の曜日に対応する前記テーブル数を決定し、
前記第1の期間の前記第1の曜日に取得したログに基づいて、取得したログ数が多い順にユーザを選択し、前記第1の曜日に対応する前記1以上の第1のテーブルに対して選択したユーザを1人ずつ割り当てる、
請求項3記載のログ管理装置。
【請求項5】
前記1以上の第1のテーブルの作成では、
前記ログ合計数と前記ユーザ合計数とに基づいて閾値を算出し、
前記第1の期間の前記第1の曜日に取得したログに基づいて、取得したログ数が多い順にユーザを選択して、選択したユーザに対応する前記ユーザ別ログ合計数を合算していき、得られた合算値が前記閾値以上になった時点で選択されていた第2のユーザの数を、前記第1の曜日に対応する前記テーブル数に決定し、
前記第1の曜日に対応する前記1以上の第1のテーブルに対して前記第2のユーザを1人ずつ割り当てる、
請求項4記載のログ管理装置。
【請求項6】
前記1以上の第1のテーブルの作成では、
前記ログ合計数と、前記第1の期間における前記第1の曜日以外の各曜日に取得したログに基づく曜日当たりの平均ログ数とを比較し、
前記ログ合計数が前記平均ログ数以上である場合には、前記ログ合計数、前記ユーザ合計数および前記ユーザ別ログ合計数に基づいて、前記第1の曜日に対応する前記テーブル数を決定し、
前記ログ合計数が前記平均ログ数より少ない場合には、
前記ユーザ合計数、前記ログ合計数および前記平均ログ数に基づいて、前記第1の曜日に対応する前記テーブル数を決定する、
請求項4記載のログ管理装置。
【請求項7】
前記処理部はさらに、
第3のテーブルを前記記憶部に作成し、
前記第2の期間において、前記複数のユーザ端末のいずれかから作成日時が前記第2の期間より後になっている第2のログを取得すると、前記第2のログを前記第3のテーブルに格納する、
請求項1記載のログ管理装置。
【請求項8】
前記処理部はさらに、
前記第2の期間より後の第3の期間に対応する前記1以上の第1のテーブルおよび前記第2のテーブルを作成したとき、前記第3のテーブルに格納された前記第2のログの前記作成日時が前記第3の期間に含まれる場合には、前記第2のログを前記第3の期間に対応する前記1以上の第1のテーブルおよび前記第2のテーブルのいずれかに移動させる、
請求項7記載のログ管理装置。
【請求項9】
前記処理部はさらに、
第4のテーブルを前記記憶部に作成し、
前記複数のユーザ端末のいずれかから、作成日時が、前記記憶部に作成された前記1以上の第1のテーブルおよび前記第2のテーブルに対応するログ格納期間より前になっている第3のログを取得すると、前記第3のログを前記第4のテーブルに格納する、
請求項1記載のログ管理装置。
【請求項10】
コンピュータが、
1以上の第1のテーブルと1つの第2のテーブルとを記憶部に作成するとともに、第1の期間に複数のユーザ端末から取得したユーザ別のログに基づいて、取得したログ数が多い順にユーザを選択し、選択したユーザを1人ずつ前記1以上の第1のテーブルに割り当て、
前記第1の期間より後の第2の期間において、前記複数のユーザ端末のいずれかから第1のユーザの第1のログを受信したとき、前記第1のユーザが前記1以上の第1のテーブルのいずれかに割り当てられている場合には、前記1以上の第1のテーブルのうち前記第1のユーザが割り当てられた第1のテーブルに前記第1のログを格納し、前記第1のユーザが前記1以上の第1のテーブルのいずれにも割り当てられていない場合には、前記第1のログを前記第2のテーブルに格納する、
ログ管理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ログ管理装置、ログ管理方法およびログ管理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
パーソナルコンピュータなどの端末装置では、動作状況を示すログが自動的に記録される。これらのログを収集することで、端末装置の使用状況や、端末装置を用いた業務の遂行状況、端末装置での異常発生状況などの様々な分析が可能となる。また、端末装置から収集されたログを管理サーバなどで記憶する場合、収集されたログは日時別やユーザ別などの所定の条件で複数のテーブルに分類して格納されることが多い。
【0003】
ここで、テーブル作成に関連する技術としては、例えば、本部サーバが、店舗サーバから取得した応対データを解析して店舗における業務に要する日ごとの稼働予測時間を求め、稼働予測時間に基づいて1か月分のシフトテーブルを作成するようにしたシフト業務支援システムが提案されている。また、値テーブルと日付テーブルを含むデータベースを検索する際に、値テーブルの検索対象の値データが検索結果対象でありながら同値データが空欄であると判断した場合は、その値データに対応した日付テーブルの日付データを検索結果として出力する情報管理装置も提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-38633号公報
特開2008-146513号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
収集されたログを複数のテーブルに分類して格納する場合には、テーブル数が多いほどログの検索速度が低下するという問題がある。例えば、ログをユーザ別のテーブルに格納する場合には、ユーザ数が多いほどテーブル数も多くなり、ログの検索速度も低下してしまう。
【0006】
1つの側面では、本発明は、ログの検索速度の高いテーブルを作成可能なログ管理装置、ログ管理方法およびログ管理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの案では、記憶部と処理部とを有するログ管理装置が提供される。このログ管理装置において、処理部は、1以上の第1のテーブルと1つの第2のテーブルとを記憶部に作成するとともに、第1の期間に複数のユーザ端末から取得したユーザ別のログに基づいて、取得したログ数が多い順にユーザを選択し、選択したユーザを1人ずつ1以上の第1のテーブルに割り当てる。また、処理部は、第1の期間より後の第2の期間において、複数のユーザ端末のいずれかから第1のユーザの第1のログを受信したとき、第1のユーザが1以上の第1のテーブルのいずれかに割り当てられている場合には、1以上の第1のテーブルのうち第1のユーザが割り当てられた第1のテーブルに第1のログを格納し、第1のユーザが1以上の第1のテーブルのいずれにも割り当てられていない場合には、第1のログを第2のテーブルに格納する。
【0008】
また、1つの案では、上記のログ管理装置と同様の処理をコンピュータが実行するログ管理方法が提供される。
さらに、1つの案では、上記のログ管理装置と同様の処理をコンピュータに実行させるログ管理プログラムが提供される。
【発明の効果】
【0009】
1つの側面では、ログの検索速度の高いテーブルを作成できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施の形態に係る情報処理システムの構成例および処理例を示す図である。
第2の実施の形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。
管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。
情報処理システムの各装置が備える処理機能の構成例を示す図である。
ログのデータ構成例を示す図である。
階層構造化されたテーブルの比較例を示す。
第2の実施の形態においてログが格納されるテーブルの構成例を示す図である。
個別テーブルの数の決定方法を示す図である。
第2の実施の形態における管理テーブルの構成例を示す図である。
個別テーブルおよび共通テーブルのデータ構成例を示す図である。
日時に関する例外に対処するためのテーブル構成例を示す図である。
PastテーブルおよびFutureテーブルのデータ構成例を示す図である。
初回のテーブル作成処理の例を示すフローチャートである。
2回目以降のテーブル作成処理の例を示すフローチャートである。
翌月分のテーブル作成処理の例を示すフローチャート(その1)である。
翌月分のテーブル作成処理の例を示すフローチャート(その2)である。
Pastテーブル確認処理の例を示すフローチャートである。
Futureテーブル確認処理の例を示すフローチャートである。
収集されたログのテーブルに対する格納処理の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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