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公開番号2025109015
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-24
出願番号2024002656
出願日2024-01-11
発明の名称カメラ制御プログラム、カメラ制御方法及び情報処理装置
出願人富士通株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04N 23/695 20230101AFI20250716BHJP(電気通信技術)
要約【課題】滑らかなパン制御を実現することを課題とする。
【解決手段】カメラ制御プログラムは、カメラの撮影画像を取得し、撮影画像における撮影対象物の位置に応じてカメラのパンを制御する際、あらかじめ規定した方向にのみパン制御を許可する、処理をコンピュータに実行させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
カメラの撮影画像を取得し、
前記撮影画像における撮影対象物の位置に応じて前記カメラのパンを制御する際、あらかじめ規定した方向にのみパン制御を許可する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするカメラ制御プログラム。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記許可する処理は、前記撮影対象物が移動するコースが分割された区間ごとに前記区間に対応するパンの角度範囲及び前記カメラのパンの移動が許可された方向が規定された設定データのうち、前記カメラのパン座標に対応する区間に対応付けられた方向にのみパン制御を許可する処理を含むことを特徴とする請求項1に記載のカメラ制御プログラム。
【請求項3】
前記カメラのパン座標が前記撮影対象物が移動するコースのゴール位置に達した場合、前記カメラのパンの移動を停止する処理を前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする請求項1に記載のカメラ制御プログラム。
【請求項4】
前記許可する処理は、前記撮影画像における撮影対象物の位置に応じて前記カメラのチルトを制御する際、あらかじめ規定した方向にのみチルト制御を許可する処理を含むことを特徴とする請求項1に記載のカメラ制御プログラム。
【請求項5】
前記許可する処理は、前記撮影画像における撮影対象物の位置に応じて前記カメラのズームを制御する際、あらかじめ規定した方向にのみズーム制御を許可する処理を含むことを特徴とする請求項1に記載のカメラ制御プログラム。
【請求項6】
カメラの撮影画像を取得し、
前記撮影画像における撮影対象物の位置に応じて前記カメラのパンを制御する際、あらかじめ規定した方向にのみパン制御を許可する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とするカメラ制御方法。
【請求項7】
カメラの撮影画像を取得し、
前記撮影画像における撮影対象物の位置に応じて前記カメラのパンを制御する際、あらかじめ規定した方向にのみパン制御を許可する、
処理を実行する制御部を有することを特徴とする情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラ制御プログラム、カメラ制御方法及び情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
カメラの一種として、パン、チルトおよびズームの機能を有するPTZカメラが知られている。例えば、撮影対象物が移動体である場合、PTZカメラと、AI(Artificial Intelligence)による物体検出とを連携させることにより、撮影画像上の撮影対象物の位置に基づいてパン制御が実施されることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-162502号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、AIによる物体検出の連携時には、撮影対象物の移動速度が速くなるに従って、撮影画像上の撮影対象物の位置と、撮影画像上で撮影対象物を撮影する目標とする位置との相対位置が撮影対象物の進行方向の前後に入れ替わる頻度が高まる。この結果、パンの移動方向が頻繁に切り替わるので、滑らかなパン制御を行うことが困難である側面がある。
【0005】
1つの側面では、本発明は、滑らかなパン制御を実現できるカメラ制御プログラム、カメラ制御方法及び情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの側面にかかるカメラ制御プログラムは、カメラの撮影画像を取得し、前記撮影画像における撮影対象物の位置に応じて前記カメラのパンを制御する際、あらかじめ規定した方向にのみパン制御を許可する、処理をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0007】
一実施形態によれば、滑らかなパン制御を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、カメラ制御システムの構成例を示す図である。
図2は、課題解決アプローチの一側面を示す図(1)である。
図3は、課題解決アプローチの一側面を示す図(2)である。
図4は、情報処理装置の機能構成例を示すブロック図である。
図5は、区間の分割例を示す模式図である。
図6は、区間設定データの一例を示す図である。
図7は、物体検出の一例を示す模式図である。
図8は、制御パラメータの算出例を示す模式図である。
図9は、カメラ制御処理の手順を示すフローチャートである。
図10は、区間分割の応用例を示す模式図である。
図11は、ハードウェア構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示に係るカメラ制御プログラム、カメラ制御方法及び情報処理装置の実施例について添付図面を参照して説明する。なお、この実施例には、あくまで1つの例や側面を示すに過ぎず、このような例示により、本開示に係る構造や作用、機能、性質、特性、方法、用途などは限定されない。
【0010】
<実施例1>
<システム構成>
図1は、カメラ制御システムの構成例を示す図である。図1には、1つの例として、コースCで移動する移動体をカメラ30に撮影させるカメラ制御機能を提供するカメラ制御システム1が例示されている。
(【0011】以降は省略されています)

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