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公開番号
2025112196
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-31
出願番号
2024006355
出願日
2024-01-18
発明の名称
学習プログラム、学習方法および情報処理装置
出願人
富士通株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H04W
16/18 20090101AFI20250724BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】通信装置の受信電力を精度よく推定すること。
【解決手段】情報処理装置は、基地局の位置情報および通信装置の位置情報を基にして通信装置が基地局から受信する電波の受信電力の値を推定する第1モデルを利用することで、電波の受信電力の推定値を算出する。情報処理装置は、第1モデルを用いる運用環境の通信装置の受信電力の実測値と、推定値とを基にして、第1モデルの推定値を補正する補正値を出力する第2モデルを訓練する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
基地局の位置情報および通信装置の位置情報を基にして前記通信装置が前記基地局から受信する電波の受信電力の値を推定する第1モデルを利用することで、前記電波の受信電力の推定値を決定し、
前記第1モデルを用いる運用環境の前記通信装置の受信電力の実測値と、前記推定値とを基にして、前記第1モデルの推定値を補正する補正値を出力する第2モデルを訓練する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする学習プログラム。
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【請求項2】
前記訓練する処理は、前記実測値と前記推定値との差分を基にして、前記第2モデルを訓練することを特徴とする請求項1に記載の学習プログラム。
【請求項3】
前記第2モデルは、前記基地局の位置情報および前記通信装置の位置情報を入力した場合に、前記補正値を出力するモデルであり、
前記基地局の位置情報および前記通信装置の位置情報と前記第1モデルとを基にして算出される推定値と、前記補正値とを基にして、前記通信装置の受信電力の推定値を決定する第3モデルを生成する処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする請求項2に記載の学習プログラム。
【請求項4】
通信シミュレーション環境のエリアの状態と制御則とを基にして行動を特定し、特定した行動を基にして、前記通信シミュレーション環境に含まれる基地局の停波制御を行い、前記停波制御を行った後のエリアに含まれる基地局および通信装置の情報と、前記第3モデルとを基にして決定される前記通信装置の受信電力の推定値を基にして報酬を特定する処理を繰り返し実行し、前記報酬が最大化するように前記制御則を更新する学習を行う処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする請求項3に記載の学習プログラム。
【請求項5】
前記更新された前記制御則を基にして、前記基地局に対する停波制御を行う処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする請求項4に記載の学習プログラム。
【請求項6】
前記推定値を算出する処理は、前記基地局の設置された高さ、前記基地局が電波を送信する際の消費電力、前記電波の周波数、前記通信装置の設置された高さを更に利用して、前記電波の受信電力の推定値を算出することを特徴とする請求項1に記載の学習プログラム。
【請求項7】
基地局の位置情報および通信装置の位置情報を基にして前記通信装置が前記基地局から受信する電波の受信電力の値を推定する第1モデルを利用することで、前記電波の受信電力の推定値を算出し、
前記第1モデルを用いる運用環境の前記通信装置の受信電力の実測値と、前記推定値とを基にして、前記第1モデルの推定値を補正する補正値を出力する第2モデルを訓練する
処理をコンピュータが実行することを特徴とする学習方法。
【請求項8】
基地局の位置情報および通信装置の位置情報を基にして前記通信装置が前記基地局から受信する電波の受信電力の値を推定する第1モデルを利用することで、前記電波の受信電力の推定値を決定し、
前記第1モデルを用いる運用環境の前記通信装置の受信電力の実測値と、前記推定値とを基にして、前記第1モデルの推定値を補正する補正値を出力する第2モデルを訓練する
処理を実行する制御部を有する情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、学習プログラム等に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
5Gでは、4Gに比べて、高速、大容量の通信を実現することができる。
【0003】
しかし、5Gの消費電力は、今後4Gの4~9倍に達することが予想されており、温室効果ガス排出量削減等の観点から、通信品質を保証しつつ、省電力化することが望ましい。
【0004】
通信品質と省電力化とを両立するためには、各地に点在するBS(Base Station)およびUE(User Equipment)の情報を基にして、UEの受信電力を推定し、推定結果を基にして、BSを適切に制御することが求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-125873号公報
特開2022-075110号公報
米国特許出願公開第2022/0167183号明細書
米国特許出願公開第2022/0239395号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
また、例えば、上記に関連する技術として、機械学習により学習した推定モデルを基にして、BSおよびUEの情報から、UEの受信電力を推定する従来技術がある。
【0007】
しかしながら、上記の従来技術では、UE等の通信装置の受信電力を精度よく推定することができる推定モデルではなく、実際の運用においてUE等の通信装置の受信電力を精度よく推定できないという問題がある。
【0008】
1つの側面では、本発明は、通信装置の受信電力を精度よく推定するための学習プログラム、学習方法および情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1の案では、コンピュータが次の処理を実行する。コンピュータは、基地局の位置情報および通信装置の位置情報を基にして通信装置が基地局から受信する電波の受信電力の値を推定する第1モデルを利用することで、電波の受信電力の推定値を決定する。コンピュータは、第1モデルを用いる運用環境の通信装置の受信電力の実測値と、推定値とを基にして、第1モデルの推定値を補正する補正値を出力する第2モデルを訓練する。
【発明の効果】
【0010】
通信装置の受信電力を精度よく推定することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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