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公開番号2025152723
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024054759
出願日2024-03-28
発明の名称電子機器筐体及び電子機器
出願人富士通株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G06F 1/16 20060101AFI20251002BHJP(計算;計数)
要約【課題】挿入部内に障害物がある場合でも、電子ユニットを小型化することなく挿入部の所定の位置に挿入できるようにする。
【解決手段】電子機器筐体12は、電子ユニット14が挿入される挿入部24に回転可能に取り付けられたレバー26と、電子ユニット14を挿入部24内で挿入方向にスライド可能に支持する可動レール28と、可動レール28を挿入部24に対し上下移動可能にガイドするガイド部材36と、レバー26に設けられ挿入部24の奥側へ移動されることでレバー26を回転させる第一ピン32と、レバー26に設けられ回転に応じて可動レール28を押上げる第二ピン34と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電子ユニットが挿入される挿入部に回転可能に取り付けられたレバーと、
前記電子ユニットを前記挿入部内で挿入方向にスライド可能に支持する可動レールと、
前記可動レールを前記挿入部に対し上下移動可能にガイドするガイド部材と、
前記レバーに設けられ前記挿入部の奥側へ移動されることで前記レバーを回転させる第一ピンと、
前記レバーに設けられ前記回転に応じて前記可動レールを押上げる第二ピンと、
を有する電子機器筐体。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記第二ピンは、前記回転に応じて前記可動レールを押上解除する請求項1に記載の電子機器筐体。
【請求項3】
前記レバーは、前記回転の中心から下向きに延在されている請求項1に記載の電子機器筐体。
【請求項4】
前記第一ピンは前記第二ピンよりも前記レバーの下端に近い位置に設けられている請求項3に記載の電子機器筐体。
【請求項5】
前記第一ピンと前記第二ピンとは前記回転の中心に対する同一の径線上に配置されている請求項3に記載の電子機器筐体。
【請求項6】
前記第一ピンと前記第二ピンとは前記レバーから同一方向に突出されている請求項3に記載の電子機器筐体。
【請求項7】
前記可動レールに、前記第二ピンが下側から接触する接触辺が設けられている請求項1に記載の電子機器筐体。
【請求項8】
電子ユニットと、
前記電子ユニットが挿入される挿入部と、前記挿入部に回転可能に取り付けられたレバーと、前記電子ユニットを前記挿入部内で挿入方向にスライド可能に支持する可動レールと、前記可動レールを前記挿入部に対し上下移動可能にガイドするガイド部材と、前記レバーに設けられ前記挿入部の奥側へ移動されることで前記レバーを回転させる第一ピンと、前記レバーに設けられ前記回転に応じて前記可動レールを押上げる第二ピンと、を有する電子機器筐体と、
を備えた電子機器。
【請求項9】
前記電子ユニットは、前記挿入部への挿入により前記第一ピンに接触して前記奥側に移動した状態に維持する接触部と、
前記接触部よりも手前側に設けられ前記第一ピンへの接触を解除する接触解除部と、
を有する請求項8に記載の電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願の開示する技術は電子機器筐体及び電子機器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
ケース側板に設けられた支軸に回動自在に支持されたロックレバーと筐体側板に設けられたガイド板とを含んで構成されたケース位置決定機構部を有する電気回路収納筐体がある。この電気回路収納筐体では、ガイド板に奥側に細長く入り込んだ開口部が形成され、ロックレバーの一方の端部にロックレバー作用部が形成されている。ロックレバー作用部は、電気回路実装ケースの挿抜とともに開口部に係合されて前後に移動する。開口部には、離脱位置設定部および点検位置設定部が形成されており、電気回路実装ケースが抜き出されるとき、ロックレバー作用部は凹部に係止される。ロックレバーの他の端部は、フロントパネルのスリット孔の外側へ突出し、スリット孔内での位置は、電気回路実装ケースの装着位置に対応している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-114298号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電子機器の筐体の挿入部に対し、電子ユニットをレール部材等によってスライド可能に支持することにより、電子ユニットを挿入部に対し所定の位置に位置決めして挿入できる。
【0005】
しかし、挿入部内に突起等の障害物がある場合には、電子ユニットが障害物と干渉しないように、電子ユニットと障害物との間にクリアランスが設けられる。このクリアランスにより、電子ユニットの高さが低くなり、電子ユニットに搭載できる部品の数やサイズ等の制限が生じる。
【0006】
本願の開示技術は、1つの側面として、挿入部内に障害物がある場合でも、電子ユニットを小型化することなく挿入部の所定の位置に挿入できるようにすることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願の開示する技術では、電子ユニットが挿入される挿入部に回転可能に取り付けられたレバーと、電子ユニットを挿入部内で挿入方向にスライド可能に支持する可動レールと、可動レールを挿入部に対し上下移動可能にガイドするガイド部材と、を有する。さらに、レバーに設けられ挿入部の奥側へ移動されることでレバーを回転させる第一ピンと、レバーに設けられ回転に応じて可動レールを押上げる第二ピンと、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本願の開示する技術では、挿入部内に障害物がある場合でも、電子ユニットを小型化することなく挿入部の所定の位置に挿入できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は第一実施形態の電子機器筐体を備えた電子機器を示す斜視図である。
図2は第一実施形態の電子機器筐体を備えた電子機器を部分的に拡大して示す斜視図である。
図3は第一実施形態の電子機器筐体の可動レール及びレバーを示す側面図である。
図4は第一実施形態の電子機器筐体を備えた電子機器を電子ユニットが挿入部に挿入された状態で示す一部破断斜視図である。
図5は第一実施形態の電子機器筐体を備えた電子機器を電子ユニットが挿入部に挿入された状態で示す一部破断斜視図である。
図6は第一実施形態の電子機器筐体を備えた電子機器を電子ユニットが挿入部に挿入される初期状態で示す説明図である。
図7は第一実施形態の電子機器筐体を備えた電子機器を電子ユニットが挿入部に挿入される途中状態で示す説明図である。
図8は第一実施形態の電子機器筐体を備えた電子機器を電子ユニットが挿入部に挿入された状態で示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
第一実施形態の電子機器筐体12と、この電子機器筐体を備えた電子機器10について、図面に基づいて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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