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公開番号
2025143973
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-02
出願番号
2024043514
出願日
2024-03-19
発明の名称
通信制御装置及び移動中継装置
出願人
富士通株式会社
代理人
弁理士法人フィールズ国際特許事務所
主分類
H04W
16/26 20090101AFI20250925BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】移動中継装置の位置を適切に制御する通信制御装置及び移動中継装置を提供する。
【解決手段】中継装置を用いて、不感地域や良好な無線通信ができない地域をカバーする無線通信システムにおいて、移動した位置で基地局装置と端末装置との無線通信を中継する移動中継装置は、各端末装置から無線品質情報を取得し、リファレンス端末装置から、位置情報を取得し、対象端末装置の位置を推定し、リファレンス端末装置の位置を推定し、リファレンス端末装置の推定位置と取得した実測位置を比較して推定位置の差異を算出し、対象端末装置の推定位置の誤差を算出し、対象端末装置の推定位置の誤差を用いて対象端末装置の推定位置を補正し、移動先の候補位置毎に、対象端末装置及びリファレンス端末装置の平均伝送レートを推定し、移動位置を決定し、決定した移動位置に移動する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
移動した位置で基地局装置と端末装置との無線通信を中継する移動中継装置を制御する制御装置であって、
第1端末装置における無線品質に関する情報を含む第1無線品質情報、第2端末装置における無線品質に関する情報を含む第2無線品質情報、及び前記第2端末装置の実測位置に関する情報を含む実測位置情報を、前記移動中継装置に取得させる取得部と、
前記第1無線品質情報を用いて前記第1端末装置の第1推定位置を算出し、前記第2無線品質情報を用いて前記第2端末装置の第2推定位置を算出する推定部と、
前記第2推定位置と前記実測位置との差異を誤差とみなし、前記誤差を用いて前記第1推定位置を補正した第1補正位置を算出し、前記第1補正位置及び前記実測位置に応じた移動位置を決定し、前記移動中継装置を前記移動位置に移動させる制御部と、
を有する通信制御装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記移動位置は、前記第1補正位置及び前記実測位置の両方が、前記移動中継装置と無線通信を行うことができる通信エリアに含まれる位置である
請求項1記載の通信制御装置。
【請求項3】
前記第1補正位置は、前記第1推定位置から、前記実測位置と反対の方向に前記誤差だけ離れた位置であり、
前記移動位置は、前記第1補正位置及び前記実測位置の両方が、前記移動中継装置と無線通信を行うことができる通信エリアに含まれる位置である
請求項1記載の通信制御装置。
【請求項4】
前記第1補正位置は、前記第1推定位置を中心とし、前記誤差を半径とした円の範囲であり、
前記移動位置は、前記円の範囲の全て及び前記実測位置の両方が、前記移動中継装置と無線通信を行うことができる通信エリアに含まれる位置である
請求項1記載の通信制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記第2端末装置が複数存在する場合、前記複数の前記第2端末装置それぞれの前記第2推定位置と前記実測位置との差異の平均値を前記誤差とみなす
請求項1記載の通信制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記第2端末装置が複数存在する場合、前記複数の前記第2端末装置それぞれの前記第2推定位置と前記実測位置との差異を重みづけし、前記重みづけした差異の平均値を前記誤差とみなす
請求項1記載の通信制御装置。
【請求項7】
前記重みは、前記第2端末装置の前記実測位置と前記第1推定位置との距離が近いほど、大きい値である
請求項6記載の通信制御装置。
【請求項8】
前記重みは、前記第2端末装置と前記第1端末装置が同じ通信装置と無線接続している場合、前記第2端末装置と前記第1端末装置が異なる通信装置と無線接続している場合よりも、大きい値である
請求項6記載の通信制御装置。
【請求項9】
第1端末装置における無線品質に関する情報を含む第1無線品質情報、第2端末装置における無線品質に関する情報を含む第2無線品質情報、及び前記第2端末装置の実測位置に関する情報を含む実測位置情報を取得する第2取得部と、
前記第1無線品質情報を用いて前記第1端末装置の第1推定位置を算出し、前記第2無線品質情報を用いて前記第2端末装置の第2推定位置を算出する第2推定部と、
前記第2推定位置と前記実測位置との差異を誤差とみなし、前記誤差を用いて前記第1推定位置を補正した第1補正位置を算出し、前記第1補正位置及び前記実測位置に応じた移動位置を決定し、前記移動位置に移動する第2制御部と、
を有する移動中継装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信制御装置及び移動中継装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
ミリ波での無線通信は、広帯域を用いた大容量通信が可能であるが、伝搬損失や遮蔽による損失が大きい場合がある。そこで、通信品質改善のために、移動可能な中継装置(RS:Relay Station)を有する無線通信システムが注目されている。RSは、例えば、ドローンなどのUAV(Unmanned Aerial Vehicle)に搭載され、適切な場所に移動することで、基地局装置からの電波が直接届かない地域に位置する端末装置の通信を中継する。
【0003】
中継装置に関する技術については、例えば、以下の文献に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-83243号公報
特開2023-119340号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、適切な位置にRSを移動させることは困難である。例えば、RSと端末装置との距離が離れている場合、十分な無線通信の品質が保たれない場合がある。
【0006】
そこで、一開示は、RSの位置を適切に制御する通信制御装置を提供することができる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
移動した位置で基地局装置と端末装置との無線通信を中継する移動中継装置を制御する制御装置であって、第1端末装置における無線品質に関する情報を含む第1無線品質情報、第2端末装置における無線品質に関する情報を含む第2無線品質情報、及び前記第2端末装置の実測位置に関する情報を含む実測位置情報を、前記移動中継装置に取得させる取得部と、前記第1無線品質情報を用いて前記第1端末装置の第1推定位置を算出し、前記第2無線品質情報を用いて前記第2端末装置の第2推定位置を算出する推定部と、前記第2推定位置と前記実測位置との差異を誤差とみなし、前記誤差を用いて前記第1推定位置を補正した第1補正位置を算出し、前記第1補正位置及び前記実測位置に応じた移動位置を決定し、前記移動中継装置を前記移動位置に移動させる制御部と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
一開示は、RSの位置を適切に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、無線通信システム10の構成例を示す図である。
図2は、中継装置300の構成例を示す図である。
図3は、中継装置300の移動位置の例を示す図である。
図4は、位置移動処理S100の処理フローチャートの例を示す図である。
図5は、推定位置誤差算出処理S200の処理フローチャートの例を示す図である。
図6は、移動位置決定処理S300の処理フローチャートの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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