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公開番号2025174063
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024080089
出願日2024-05-16
発明の名称UE(User Equipment)
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類H04W 76/14 20180101AFI20251120BHJP(電気通信技術)
要約【課題】NPNにおけるProSe(Proximity based Services)において、remote UEが、U2N(UE-to-network)relay UEを介して、SNPNへ接続するとき、U2N relay UEがSNPNに接続しているか否かを、remote UEが把握する手段が規定されていない。
【解決手段】5G ProSe U2N relay UEとして動作するUEでであって、5G ProSe remote UEから、SNPNアクセスオペレーションモードで動作していることを示す情報と緊急サービスを使用することを示す情報を含むU2Nリレー発見勧誘のための第1のPROSE PC5発見メッセージを受信し、SNPNアクセスオペレーションモードで動作していない場合、SNPNアクセスオペレーションモードでの動作を開始する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項１】
送受信部と制御部とを備えたUE (User Equipment)であって、
前記UEは、5G ProSe (Proximity based Services) U2N (UE-to-network) relay UEとして動作するUEであり、
前記送受信部は、5G ProSe remote UEから、第1の情報と第2の情報とを含むU2Nリレー発見勧誘のための第1のPROSE PC5発見メッセージを受信し、
前記UEが、SNPNアクセスオペレーションモードで動作していないUEである場合、前記制御部は、SNPNアクセスオペレーションモードでの動作を開始し、
前記第1の情報は、前記5G ProSe remote UEがSNPNアクセスオペレーションモードで動作していることを示す情報であり、
前記第2の情報は、緊急サービスを使用することを示す情報である、
ことを特徴とするUE。
続きを表示（約 180 文字）【請求項２】
前記制御部は、SNPNアクセスオペレーションモードでの動作を開始し、
前記送受信部は、前記5G ProSe remote UEに、前記UEがSNPNアクセスオペレーションモードで動作していることを示す情報を含む、U2Nリレー発見応答のための第2のPROSE PC5発見メッセージを送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載のUE。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本実施例は、UE(User Equipment)に関する。
続きを表示（約 2,600 文字）【背景技術】
【０００２】
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、第5世代(5G)の移動通信システムである5GS(5G System)のシステムアーキテクチャが検討されており、新しい手続きや新しい機能のサポートするための議論が行われている(非特許文献1～3を参照)。現在、Release 19の仕様化に向けた検討の1つとして、Proximity based Services (ProSe)機能の拡張に関する議論が行われている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【０００３】
3GPP TS 23.304 V18.5.1 (2024-04); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Proximity based Services (ProSe) in the 5G System (5GS); (Release 18)
3GPP TS 24.554 V18.4.0 (2024-03); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Core Network and Terminals; Proximity-services (ProSe) in 5G System (5GS) protocol aspects; Stage 3 (Release 18)
3GPP TS 24.501 V18.6.0 (2024-03); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Core Network and Terminals; Non-Access-Stratum (NAS) protocol for 5G System (5GS); Stage 3 (Release 18)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
現在、5GSでは、UE間の近接無線通信を実現するための、Proximity-services (ProSe)について検討されている。さらに、NPNにおけるProSeのサポートが検討されている。一方、remote UEが、U2N (UE-to-network) relay UEを介して、SNPNへ接続するとき、U2N relay UEがSNPNに接続しているか否かを、remote UEが把握する手段が規定されていない。
【０００５】
本実施例は、以上のような事情を鑑みてなされたものである。本実施例では、remote UEが、U2N relay UEを介して、SNPNへ接続するとき、U2N relay UEがSNPNに接続しているか否かを、remote UEが把握するための手法を明確にする。さらに、remote UEが、U2N relay UEを介して、SNPNへ接続するとき、U2N relay UEがSNPNに接続していない場合のUE挙動を明確にする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本実施例のUE(User Equipment)は、送受信部と制御部とを備えたUEであって、前記UEは、5G ProSe (Proximity based Services) U2N (UE-to-network) relay UEとして動作するUEであり、前記送受信部は、5G ProSe remote UEから、第1の情報と第2の情報とを含むU2Nリレー発見勧誘のための第1のPROSE PC5発見メッセージを受信し、前記UEが、SNPNアクセスオペレーションモードで動作していないUEである場合、前記制御部は、SNPNアクセスオペレーションモードでの動作を開始し、前記第1の情報は、前記5G ProSe remote UEがSNPNアクセスオペレーションモードで動作していることを示す情報であり、前記第2の情報は、緊急サービスを使用することを示す情報である、ことを特徴とするUE。
【発明の効果】
【０００７】
本実施例によれば、remote UEが、U2N relay UEを介して、SNPNへ接続するとき、U2N relay UEがSNPNに接続しているか否かを、remote UEが把握するための手法が明確化される。さらに、remote UEが、U2N (UE-to-network) relay UEを介して、SNPNへ接続するとき、U2N relay UEがSNPNに接続していない場合のUE挙動が明確化される。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
移動通信システム(EPS/5GS)の概略を説明する図である。
移動通信システム(EPS/5GS)の詳細構成を説明する図である。
UEの装置構成を説明する図である。
5GSにおけるアクセスネットワーク装置(gNB)の構成を説明する図である。
5GSにおけるコアネットワーク装置(AMF/SMF/UPF)の構成を説明する図である。
登録手続きを説明する図である。
発見手続きモデルAを説明する図である。
発見手続きモデルBを説明する図である。
5G ProSe直接リンク確立手続きを説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照して本実施例を実施する為に最良の形態について説明する。尚、本実施形態では一例として、本実施例を適用した場合の移動通信システムの実施形態について説明する。
【００１０】
[1. システムの概要]
まず、図1は、各実施形態で使用される移動通信システム1の概略を説明する為の図であり、図2は、その移動通信システム1の詳細構成を説明する為の図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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