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公開番号
2025174363
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-28
出願番号
2024080678
出願日
2024-05-17
発明の名称
特定装置
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04L
45/302 20220101AFI20251120BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】通信を行うネットワークにおいて異常の原因となっている装置を特定することが難しいことがある。
【解決手段】特定装置は、複数の通信を行うネットワークを構成する中継装置ごと、または、中継装置のポートごとにおける、サービスの評価指標に対する影響度合いを示すスコアを用いて、ネットワークにおいて各通信が経由する経路をそれぞれ算出する経路算出部と、経路算出部が算出した経路の重なり具合に応じて、評価指標に対して影響を与える原因となる中継装置または中継装置のポートを特定して特定結果を出力する特定部と、を有する。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の通信を行うネットワークを構成する中継装置ごと、または、前記中継装置のポートごとにおける、サービスの評価指標に対する影響度合いを示すスコアを用いて、前記ネットワークにおいて各通信が経由する経路をそれぞれ算出する経路算出部と、
前記経路算出部が算出した経路の重なり具合に応じて、前記評価指標に対して影響を与える原因となる前記中継装置または前記中継装置のポートを特定して特定結果を出力する特定部と、
を有する
特定装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記中継装置ごと、または、前記中継装置のポートごとにおけるスコアを用いて、前記経路算出部が算出した経路としてのスコアである経路スコアを算出する経路スコア算出部を有し、
前記特定部は、前記経路算出部が算出した経路の中から前記経路スコア算出部が算出した前記経路スコアに応じて抽出した経路の重なり具合に応じて、前記評価指標に対して影響を与える原因となる前記中継装置または前記中継装置のポートを特定する
請求項1に記載の特定装置。
【請求項3】
前記特定部は、前記経路算出部が算出した複数の経路において共通する前記中継装置または前記中継装置のポートを特定することで、前記評価指標に対して影響を与える原因となる前記中継装置または前記中継装置のポートを特定する
請求項1に記載の特定装置。
【請求項4】
前記評価指標を取得する指標取得部と、
前記中継装置が通信を中継する際に行う中継処理に応じた統計情報を取得する統計情報取得部と、
前記指標取得部が取得した前記評価指標と前記統計情報取得部が取得した前記統計情報と、を用いて、前記中継装置ごとまたはポートごとに影響度合いを算出することでスコアを算出するスコア算出部と、
を有し、
前記経路算出部は、前記スコア算出部が算出したスコアを用いて、前記ネットワークにおいて通信が経由する経路を算出する
請求項1に記載の特定装置。
【請求項5】
前記経路算出部は、前記中継装置ごと、または、前記中継装置におけるポートごとに算出されたスコアの逆数を用いて最短経路を計算することで、前記ネットワークにおいて通信が経由する経路を算出する
請求項1に記載の特定装置。
【請求項6】
前記スコア算出部は、時系列の前記評価指標と時系列の前記統計情報との間の関係に応じた学習済みのモデルに対して、前記指標取得部が取得した前記評価指標と前記統計情報取得部が取得した前記統計情報とを入力することでスコアを算出する
請求項4に記載の特定装置。
【請求項7】
前記経路スコア算出部は、前記経路算出部が算出した経路上のスコアを足し合わせることで、前記中継装置ごと、または、前記中継装置におけるポートごとに算出されたスコアを用いて経路スコアを算出する
請求項2に記載の特定装置。
【請求項8】
前記評価指標に応じて異常を検出する検出部を有し、
前記特定部は、前記検出部による異常の検出に応じて、異常の原因となる前記中継装置または前記中継装置のポートを特定して特定結果を出力する
請求項1に記載の特定装置。
【請求項9】
情報処理装置が、
複数の通信を行うネットワークを構成する中継装置ごと、または、前記中継装置のポートごとにおける、サービスの評価指標に対する影響度合いを示すスコアを用いて、前記ネットワークにおいて各通信が経由する経路をそれぞれ算出し、
算出した経路の重なり具合に応じて、前記評価指標に対して影響を与える原因となる前記中継装置または前記中継装置のポートを特定して特定結果を出力する
特定方法。
【請求項10】
情報処理装置に、
複数の通信を行うネットワークを構成する中継装置ごと、または、前記中継装置のポートごとにおける、サービスの評価指標に対する影響度合いを示すスコアを用いて、前記ネットワークにおいて各通信が経由する経路をそれぞれ算出し、
算出した経路の重なり具合に応じて、前記評価指標に対して影響を与える原因となる前記中継装置または前記中継装置のポートを特定して特定結果を出力する
処理を実現するためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、特定装置、特定方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
ネットワークにおいて生じた異常や障害の原因となった装置を特定する際に用いられる技術が知られている。
【0003】
関連する技術として、特許文献1がある。特許文献1には、ネットワーク障害の根本原因となっているネットワーク機器(ネットワーク装置)の候補を抽出するネットワーク監視装置が記載されている。例えば、ネットワーク監視装置は、監視部と、影響スコア算出部と、候補表示部と、を備える。特許文献1によると、監視部は、監視対象のネットワークから、障害が発生したことを示すアラームを取得する。また、影響スコア算出部は、いずれかのネットワーク機器からアラームを取得した場合に、構成管理情報に基づいて特定可能なネットワーク機器に対して要因度合を示すポイントを付与する。そして、候補表示部は、付与されたポイントの合計値に基づいて、根本原因となり得るネットワーク機器の候補を抽出し、抽出したネットワーク機器を特定する情報を表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-195321号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
KPI(Key Performance Indicator)などのサービスの評価指標に異常などが生じた場合などにおいて、評価指標に影響を与える装置を特定したい場合がある。しかしながら、特許文献1に記載の技術の場合、ネットワーク装置からアラームを取得することが前提となる。そのため、特許文献1に記載の技術を用いた場合、アラームの取得を前提とせずに異常の原因となっている装置を特定することは難しかった。このように、通信を行うネットワークにおいて異常の原因となっている装置を特定することが難しい場合がある、という課題が生じていた。
【0006】
そこで、本発明は、上述した課題を解決することが可能な特定装置、特定方法、プログラムを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる目的を達成するため本開示の一形態である特定装置は、
複数の通信を行うネットワークを構成する中継装置ごと、または、前記中継装置のポートごとにおける、サービスの評価指標に対する影響度合いを示すスコアを用いて、前記ネットワークにおいて各通信が経由する経路をそれぞれ算出する経路算出部と、
前記経路算出部が算出した経路の重なり具合に応じて、前記評価指標に対して影響を与える原因となる前記中継装置または前記中継装置のポートを特定して特定結果を出力する特定部と、
を有する
という構成をとる。
【0008】
また、本開示の他の形態である特定方法は、
情報処理装置が、
複数の通信を行うネットワークを構成する中継装置ごと、または、前記中継装置のポートごとにおける、サービスの評価指標に対する影響度合いを示すスコアを用いて、前記ネットワークにおいて各通信が経由する経路をそれぞれ算出し、
算出した経路の重なり具合に応じて、前記評価指標に対して影響を与える原因となる前記中継装置または前記中継装置のポートを特定して特定結果を出力する
という構成をとる。
【0009】
また、本開示の他の形態であるプログラムは、
情報処理装置に、
複数の通信を行うネットワークを構成する中継装置ごと、または、前記中継装置のポートごとにおける、サービスの評価指標に対する影響度合いを示すスコアを用いて、前記ネットワークにおいて各通信が経由する経路をそれぞれ算出し、
算出した経路の重なり具合に応じて、前記評価指標に対して影響を与える原因となる前記中継装置または前記中継装置のポートを特定して特定結果を出力する
処理を実現させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0010】
上述したような各構成によると、通信を行うネットワークにおいて異常の原因となっている装置を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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