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公開番号
2025142545
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-01
出願番号
2024041971
出願日
2024-03-18
発明の名称
管理装置、管理方法、および管理プログラム
出願人
富士通株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
11/30 20060101AFI20250924BHJP(計算;計数)
要約
【課題】アイドル状態である実行環境の判定精度を向上させること。
【解決手段】管理装置101は、アイドル状態候補の仮想マシン102~104に含まれる各仮想マシンについて、所定の期間(例えば、直近の1週間)内に各仮想マシンと通信した通信先を特定可能な通信情報d1~d3を取得する。管理装置101は、取得した通信情報d1~d3に基づいて、アイドル状態候補の仮想マシン102~104のうちの所定の割合(例えば、90%)以上の仮想マシンと通信した通信先「xx.xxx」および「yy.yyy」を特定する。管理装置101は、アイドル状態候補の仮想マシン102~104のうち、所定の期間内に、特定した通信先「xx.xxx」および「yy.yyy」のみと通信した仮想マシンをアイドル状態と判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アイドル状態候補の1または複数の実行環境に含まれる各実行環境について、所定の期間内に前記各実行環境と通信した通信先を特定可能な通信情報を取得し、
取得した前記通信情報に基づいて、前記1または複数の実行環境のうちの所定の割合以上の実行環境と通信した通信先を特定し、
前記1または複数の実行環境のうち、前記所定の期間内に、特定した前記通信先のみと通信した実行環境をアイドル状態と判定する、
制御部を有することを特徴とする管理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記1または複数の実行環境のうち、前記所定の期間内に、特定した前記通信先とは異なる他の通信先と通信した実行環境を、他の実行環境に処理の実行を命令する特定の実行環境であると判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
システム内に配備された、処理を実行しない第1の実行環境の動作に関する情報と、前記第1の実行環境以外の実行環境の動作に関する情報とを取得し、
取得した前記第1の実行環境の動作に関する情報と、前記第1の実行環境以外の実行環境の動作に関する情報とを比較することにより、前記第1の実行環境以外の実行環境の中から、前記アイドル状態候補の1または複数の実行環境を特定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記アイドル状態と判定した実行環境の動作を停止する制御を行う、ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
【請求項5】
前記1または複数の実行環境に含まれる各実行環境は、仮想マシンである、ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の管理装置。
【請求項6】
アイドル状態候補の1または複数の実行環境に含まれる各実行環境について、所定の期間内に前記各実行環境と通信した通信先を特定可能な通信情報を取得し、
取得した前記通信情報に基づいて、前記1または複数の実行環境のうちの所定の割合以上の実行環境と通信した通信先を特定し、
前記1または複数の実行環境のうち、前記所定の期間内に、特定した前記通信先のみと通信した実行環境をアイドル状態と判定する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする管理方法。
【請求項7】
アイドル状態候補の1または複数の実行環境に含まれる各実行環境について、所定の期間内に前記各実行環境と通信した通信先を特定可能な通信情報を取得し、
取得した前記通信情報に基づいて、前記1または複数の実行環境のうちの所定の割合以上の実行環境と通信した通信先を特定し、
前記1または複数の実行環境のうち、前記所定の期間内に、特定した前記通信先のみと通信した実行環境をアイドル状態と判定する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする管理プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、管理装置、管理方法、および管理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、企業や組織が自社内にクラウド環境を構築し、社内の各部署やグループ会社などの限定された利用者に対して提供するプライベートクラウドと呼ばれるクラウド形態がある。自社内にクラウド環境を構築するにあたり、リソースを過剰に保有することは費用削減の観点から好ましくないため、必要最小限のリソースでの運用が求められる。例えば、提供している仮想マシンのうち、アイドル状態の仮想マシンを停止することで電力消費を抑えることが求められる。
【0003】
先行技術としては、例えば、仮想マシンの負荷の平準化を行うためのものがある。また、VM配置管理システムにおいて、物理構成グラフ情報と、仮想マシン-物理マシン対応付け表と、論理ネットワーク-物理ネットワーク対応付け表と、VM間通信関係グラフ情報とに基づいて、仮想マシンシステムの物理マシンへのプロビジョニングを行う技術がある。また、仮想マシンと通信するデータ領域のうち、どの仮想マシン、データ領域を移転すれば、仮想マシンと通信を行う端末の移動先の拠点との間の拠点間の通信量の増加を抑えられるか判定し、移転対象とする仮想マシンとデータ領域を決定する技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-167713号公報
国際公開第2017/056238号
特開2018-147344号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、提供している仮想マシン(実行環境)のうち、アイドル状態である仮想マシンを精度よく判定することが難しい。
【0006】
一つの側面では、本発明は、アイドル状態である実行環境の判定精度を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの実施態様では、アイドル状態候補の1または複数の実行環境に含まれる各実行環境について、所定の期間内に前記各実行環境と通信した通信先を特定可能な通信情報を取得し、取得した前記通信情報に基づいて、前記1または複数の実行環境のうちの所定の割合以上の実行環境と通信した通信先を特定し、前記1または複数の実行環境のうち、前記所定の期間内に、特定した前記通信先のみと通信した実行環境をアイドル状態と判定する、制御部を有する管理装置が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一側面によれば、アイドル状態である実行環境の判定精度を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態にかかる管理方法の一実施例を示す説明図である。
図2は、情報処理システム200のシステム構成例を示す説明図である。
図3は、アイドルVM判定装置201のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図4は、VM一覧の記憶内容の一例を示す説明図である。
図5は、アイドルVM候補一覧の記憶内容の一例を示す説明図である。
図6は、アイドルVM候補パケットテーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。
図7は、アイドルVM判定装置201の機能的構成例を示すブロック図である。
図8は、接続先一覧の一例を示す説明図である。
図9は、VM1のパケット情報一覧の一例を示す説明図である。
図10は、VM3のパケット情報一覧の一例を示す説明図である。
図11は、アイドルVM一覧の一例を示す説明図である。
図12は、アイドルVM判定装置201の管理処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。
図13は、アイドルVM判定装置201の管理処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。
図14は、アイドルVM判定装置201の管理処理手順の一例を示すフローチャート(その3)である。
図15は、サーバデータの具体例を示す説明図である。
図16は、VMデータの具体例を示す説明図である。
図17は、性能データの具体例を示す説明図である。
図18は、集計性能データの具体例を示す説明図である。
図19は、優先順位設定ルールの一例を示す説明図である。
図20は、生成される手順のデータの一例を示す説明図(その1)である。
図21は、生成される手順のデータの一例を示す説明図(その2)である。
図22は、生成される手順のデータの一例を示す説明図(その3)である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照して、本発明にかかる管理装置、管理方法、および管理プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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