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公開番号2025147559
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-07
出願番号2024047861
出願日2024-03-25
発明の名称表示制御プログラム、表示制御方法および情報処理装置
出願人富士通株式会社
代理人弁理士法人扶桑国際特許事務所
主分類H04L 67/55 20220101AFI20250930BHJP(電気通信技術)
要約【課題】プッシュ通知の実行に伴うサーバへのアクセス負荷を軽減する。
【解決手段】情報処理装置10の処理部11は、サーバ21からプッシュ配信された、メッセージ1aとサーバアクセスの要否を示す識別情報1bとを含む第1の配信情報1を受信した場合に、識別情報1bに基づいてサーバアクセスの要否を判定する。処理部11は、サーバアクセスが不要と判定した場合、メッセージ1aを表示装置に表示させる。一方、処理部11は、サーバアクセスが必要と判定した場合、第1の配信情報1に対応する第2の配信情報2の送信をサーバ22に要求し、サーバ22から第2の配信情報2を受信すると、第2の配信情報2に基づく表示情報を表示装置に表示させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
コンピュータに、
第１のサーバからプッシュ配信された、メッセージとサーバアクセスの要否を示す識別情報とを含む第１の配信情報を前記コンピュータが受信した場合に、前記識別情報に基づいてサーバアクセスの要否を判定し、
サーバアクセスが不要と判定した場合、前記メッセージを前記コンピュータの表示装置に表示させ、
サーバアクセスが必要と判定した場合、前記第１の配信情報に対応する第２の配信情報の送信を第２のサーバに要求し、前記第２のサーバから前記第２の配信情報を受信すると、前記第２の配信情報に基づく表示情報を前記表示装置に表示させる、
処理を実行させる表示制御プログラム。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記コンピュータが前記第１の配信情報を受信して前記メッセージの少なくとも一部を前記表示装置に表示させた状態で、前記メッセージに対する選択操作が行われたときに、前記識別情報に基づく前記判定を実行する、
請求項１記載の表示制御プログラム。
【請求項３】
前記メッセージに対する前記選択操作が行われたことを契機として実行された前記判定によってサーバアクセスが不要と判定した場合には、前記メッセージの全体を前記表示装置に表示させる、
請求項２記載の表示制御プログラム。
【請求項４】
前記コンピュータに、
前記表示制御プログラムが起動すると、前記第２のサーバにアクセスして、前記表示制御プログラムに対応付けられたユーザのログイン処理を実行し、
前記ログイン処理に成功した後、前記表示制御プログラムが前記メッセージに対する前記選択操作に応じて起動したかを判定し、
前記選択操作に応じて起動した場合には、前記識別情報に基づいてサーバアクセスの要否を判定する、
処理をさらに実行させる請求項２記載の表示制御プログラム。
【請求項５】
前記表示制御プログラムに対応する表示画面が前記表示装置において最前面に表示されている状態において、前記コンピュータが前記第１の配信情報を受信したときに、前記識別情報に基づく前記判定を実行する、
請求項１記載の表示制御プログラム。
【請求項６】
前記メッセージはテキスト情報を含み、
前記第２の配信情報に基づく前記表示情報は、指定されたネットワークアドレスに対するリンク情報を含む、
請求項１記載の表示制御プログラム。
【請求項７】
前記メッセージはテキスト情報を含み、
前記第２の配信情報に基づく前記表示情報は、ユーザから選択のための操作を受け付ける選択操作部を含む、
請求項１記載の表示制御プログラム。
【請求項８】
コンピュータが、
第１のサーバからプッシュ配信された、メッセージとサーバアクセスの要否を示す識別情報とを含む第１の配信情報を受信した場合に、前記識別情報に基づいてサーバアクセスの要否を判定し、
サーバアクセスが不要と判定した場合、前記メッセージを前記コンピュータの表示装置に表示させ、
サーバアクセスが必要と判定した場合、前記第１の配信情報に対応する第２の配信情報の送信を第２のサーバに要求し、前記第２のサーバから前記第２の配信情報を受信すると、前記第２の配信情報に基づく表示情報を前記表示装置に表示させる、
表示制御方法。
【請求項９】
前記第１の配信情報を受信したときに、前記メッセージの少なくとも一部を前記表示装置に表示させ、前記メッセージの少なくとも一部が表示された状態で、前記メッセージに対する選択操作が行われたときに、前記識別情報に基づく前記判定を実行する、
請求項８記載の表示制御方法。
【請求項１０】
前記メッセージに対する前記選択操作が行われたことを契機として実行された前記判定によってサーバアクセスが不要と判定した場合には、前記メッセージの全体を前記表示装置に表示させる、
請求項９記載の表示制御方法。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、表示制御プログラム、表示制御方法および情報処理装置に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
スマートフォンなどの携帯端末向けのサービスとして、プッシュ型のメッセージ配信サービスであるプッシュ通知サービスが知られている。
また、関連技術の例として、イベントの選択肢に関する通知を含むプッシュ通知に対するユーザ操作を受け付けると、アプリケーションを起動して選択肢を表示し、選択肢に対するユーザ操作を受け付けると、選択された選択肢の情報を管理サーバに出力し、選択された選択肢に関連付けられたリンク先のコンテンツを表示する情報処理装置が提案されている。
【０００３】
さらに、配信システムから情報を取得する各モバイル装置で実行され、配信システムからの通知に応じてプロセスが起動されるとともに、モバイル装置の待機時間が分散するように所定時間待機し、所定時間経過後に配信システムから所定メッセージを取得する処理を実行させるための通知プログラムも提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特許第７３３９７０６号明細書
特開２０１７－４９７３０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
上記のプッシュ通知サービスでは、携帯端末に対してメッセージがプッシュ通知されると、そのメッセージが携帯端末の表示装置に表示される。また、表示されたメッセージに対する選択操作が行われると、メッセージに対応するアプリケーションの処理によってサーバにアクセスされ、メッセージの詳細な内容がサーバから取得されて表示装置に表示される場合がある。このような処理では、プッシュ通知の実行に伴ってその通知先の携帯端末からサーバにアクセスされることが多くなるので、サーバに対するアクセス負荷が増大するという問題がある。特に、多数の携帯端末に対してメッセージが一斉にプッシュ配信される場合には、サーバに対するアクセス負荷が極端に大きくなる可能性がある。
【０００６】
１つの側面では、本発明は、プッシュ通知の実行に伴うサーバへのアクセス負荷を軽減することが可能な表示制御プログラム、表示制御方法および情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
１つの案では、コンピュータに、第１のサーバからプッシュ配信された、メッセージとサーバアクセスの要否を示す識別情報とを含む第１の配信情報をコンピュータが受信した場合に、識別情報に基づいてサーバアクセスの要否を判定し、サーバアクセスが不要と判定した場合、メッセージをコンピュータの表示装置に表示させ、サーバアクセスが必要と判定した場合、第１の配信情報に対応する第２の配信情報の送信を第２のサーバに要求し、第２のサーバから第２の配信情報を受信すると、第２の配信情報に基づく表示情報を表示装置に表示させる、処理を実行させる表示制御プログラムが提供される。
【０００８】
また、１つの案では、コンピュータが、第１のサーバからプッシュ配信された、メッセージとサーバアクセスの要否を示す識別情報とを含む第１の配信情報を受信した場合に、識別情報に基づいてサーバアクセスの要否を判定し、サーバアクセスが不要と判定した場合、メッセージをコンピュータの表示装置に表示させ、サーバアクセスが必要と判定した場合、第１の配信情報に対応する第２の配信情報の送信を第２のサーバに要求し、第２のサーバから第２の配信情報を受信すると、第２の配信情報に基づく表示情報を表示装置に表示させる、表示制御方法が提供される。
【０００９】
さらに、１つの案では、上記の表示制御方法と同様の処理を実行する情報処理装置が提供される。
【発明の効果】
【００１０】
１つの側面では、プッシュ通知の実行に伴うサーバへのアクセス負荷を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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