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公開番号2025111308
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2024005658
出願日2024-01-17
発明の名称制御装置及び基地局制御方法
出願人富士通株式会社
代理人弁理士法人フィールズ国際特許事務所
主分類H04W 24/02 20090101AFI20250723BHJP(電気通信技術)
要約【課題】停波処理を行う無線通信システムにおいて、高精度にトラフィック予測を行うことができる。
【解決手段】基地局装置ごとの個別トラフィックを用いて複数の基地局装置を含むグループのグループトラフィックを予測する予測部と、前記予測したグループトラフィックに応じて前記グループ内の基地局装置の停止または稼働を決定する制御部と、を有し、 前記グループは、マクロセルを構成する基地局装置と、スモールセルを構成する基地局装置で構成され、前記スモールセルは、前記マクロセルと重複する領域を有する。
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
基地局装置ごとの個別トラフィックを用いて複数の基地局装置を含むグループのグループトラフィックを予測する予測部と、
前記予測したグループトラフィックに応じて前記グループ内の基地局装置の停止または稼働を決定する制御部と、を有し、
前記グループは、マクロセルを構成する基地局装置と、スモールセルを構成する基地局装置で構成され、
前記スモールセルは、前記マクロセルと重複する領域を有する
制御装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記スモールセルの全ての領域は、前記マクロセルの領域に重複する
請求項1記載の制御装置。
【請求項3】
前記スモールセルの領域が前記マクロセルの領域に重複する割合は、第1閾値以上である
請求項1記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記グループトラフィックを、前記複数の基地局装置が構成するセルの面積に応じて割り振り、前記複数の基地局装置それぞれの補正後の個別トラフィックを算出する
請求項1記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記グループトラフィックを用いて前記複数の基地局装置それぞれの個別トラフィックを算出し、
停止対象となる第1基地局装置の第1個別トラフィックを、停止対象とならない第2基地局装置の第2個別トラフィックに増加分として加算し、前記増加分を考慮して基地局装置の停止または稼働を決定する
請求項1記載の制御装置。
【請求項6】
前記グループトラフィックは、前記複数の基地局装置それぞれの測定したトラフィックで学習した前記グループトラフィックを予測する学習モデルから出力される
請求項1記載の制御装置。
【請求項7】
基地局装置ごとの個別トラフィックを用いて複数の基地局装置を含むグループのグループトラフィックを予測する予測工程と、
前記グループトラフィックに応じて前記グループ内の複数の基地局装置のうち、基地局装置の停止または稼働を決定する制御工程と、を有し、
前記グループは、マクロセルを構成する基地局装置と、スモールセルを構成する基地局装置で構成され、
前記スモールセルは、前記マクロセルと重複する領域を有する
基地局制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置及び基地局制御方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
無線通信システムでは、通信トラヒック量に合わせて基地局装置を最適に配備する事で、通信システムの省電力化を実現する。また、通信トラフィック量に応じて一部の基地局装置を一定期間停止する停波処理を行うことで、さらなる省電力化を実現する場合がある。
【0003】
無線通信システムでは、停波処理を行っても通信サービスを安定的に継続するため、例えば、基地局装置ごとのトラヒックの需要予測に基づいて、停止する基地局装置を決定する。
【0004】
トラフィック予測に関する技術については、例えば、以下の文献に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-247563号公報
WO2014/057812号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、停波処理中に停止している基地局装置に関しては、停波中の当該セルのトラフィックが0であり、予測するためのインプットとなるトラフィックデータが一部欠落するため、トラフィックの需要予測を高精度で行うことが困難である。
【0007】
また、停波処理中に停止していない基地局装置に関しては、他の他セルの端末装置によるトラフィックが集中し、予測するためのインプットとなるデータが通常運用時よりも大きい値となり、トラフィックの需要予測を高精度で行うことが困難である。
【0008】
そこで、一開示は、停波処理を行う無線通信システムにおいて、高精度にトラフィック予測を行うことができる、制御装置及び基地局制御方法を提供することができる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
基地局装置ごとの個別トラフィックを用いて複数の基地局装置を含むグループのグループトラフィックを予測する予測部と、前記予測したグループトラフィックに応じて前記グループ内の基地局装置の停止または稼働を決定する制御部と、を有し、 前記グループは、マクロセルを構成する基地局装置と、スモールセルを構成する基地局装置で構成され、前記スモールセルは、前記マクロセルと重複する領域を有する。
【発明の効果】
【0010】
一開示は、停波処理を行う無線通信システムにおいて、高精度にトラフィック予測を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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