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公開番号
2025115890
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010593
出願日
2024-01-26
発明の名称
表示制御プログラム、表示制御方法及び情報処理装置
出願人
富士通株式会社
,
国立研究開発法人理化学研究所
,
学校法人昭和大学
,
国立研究開発法人国立がん研究センター
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
A61B
8/14 20060101AFI20250731BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】部位検知マップの表示時に胃胞部から心基部までの走査範囲の視認性を向上することを課題とする。
【解決手段】表示制御プログラムは、胃胞、心臓部および流出路を含む複数の部位が走査された撮像映像を取得し、走査の時間毎の複数の部位を検知し、検出率の値が設定値を超え、かつ設定したフレーム以上連続している箇所を対象部位のブロックとみなすとともに一定以上近接したブロックは1続きのブロックとみなして、撮像映像に含まれるブロックを検出し、心臓部が表示領域の中央となるように、胃胞部に対応する第1のブロック、心臓部に対応する第2のブロックおよび流出路に対応する第3ブロックの相対的な位置関係から、表示領域の開始位置を決定し、決定された表示領域の開始位置にしたがって走査の時系列と対応付けた部位検知マップを表示する、処理をコンピュータに実行させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
胃胞、心臓部および流出路を含む複数の部位が走査された撮像映像を取得し、
走査の時間毎の複数の部位を検知し、
検出率の値が設定値を超え、かつ設定したフレーム以上連続している箇所を対象部位のブロックとみなすとともに一定以上近接したブロックは1続きのブロックとみなして、前記撮像映像に含まれるブロックを検出し、
心臓部が表示領域の中央となるように、胃胞部に対応する第1のブロック、心臓部に対応する第2のブロックおよび流出路に対応する第3ブロックの相対的な位置関係から、前記表示領域の開始位置を決定し、
決定された表示領域の開始位置にしたがって走査の時系列と対応付けた部位検知マップを表示する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記決定する処理は、前記胃胞部に対応する第1のブロックの先頭フレームの表示位置を前記部位検知マップの開始位置に決定する処理を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示制御プログラム。
【請求項3】
前記決定する処理は、前記心臓部に対応する第2のブロックの中心の表示位置を前記部位検知マップの中心位置に決定する処理を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示制御プログラム。
【請求項4】
前記決定する処理は、前記心臓部に対応する第2のブロックの先頭フレームの表示位置が前記部位検知マップの表示開始位置から所定の範囲内にシフトする場合、前記心臓部に対応する第2のブロックの先頭フレームの表示位置のシフトを前記所定の範囲外までに制限する処理を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示制御プログラム。
【請求項5】
前記検出する処理は、前記胃胞部に対応する第1のブロック、前記心臓部に対応する第2のブロックおよび前記流出路に対応する第3ブロックのうち、前記心臓部に対応する第2のブロックの検出から開始する処理を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示制御プログラム。
【請求項6】
前記検出する処理は、前記心臓部に対応する第2のブロックが検出されない場合、前記胃胞部に対応する第1のブロックおよび前記流出路に対応する第3ブロックの検出を中止する処理を含むことを特徴とする請求項5に記載の表示制御プログラム。
【請求項7】
前記決定する処理は、前記胃胞部に対応する第1のブロック、前記心臓部に対応する第2のブロックおよび前記流出路に対応する第3ブロックの走査範囲と、前記部位検知マップの表示範囲とを一致させる処理を含むことを特徴とする請求項1~6のいずれか1つに記載の表示制御プログラム。
【請求項8】
前記走査範囲は、前記胃胞部に対応する第1のブロック、前記心臓部に対応する第2のブロック、前記流出路に対応する第3ブロックの時系列順に各ブロックを含むことを特徴とする請求項7に記載の表示制御プログラム。
【請求項9】
胃胞、心臓部および流出路を含む複数の部位が走査された撮像映像を取得し、
走査の時間毎の複数の部位を検知し、
検出率の値が設定値を超え、かつ設定したフレーム以上連続している箇所を対象部位のブロックとみなすとともに一定以上近接したブロックは1続きのブロックとみなして、前記撮像映像に含まれるブロックを検出し、
心臓部が表示領域の中央となるように、胃胞部に対応する第1のブロック、心臓部に対応する第2のブロックおよび流出路に対応する第3ブロックの相対的な位置関係から、前記表示領域の開始位置を決定し、
決定された表示領域の開始位置にしたがって走査の時系列と対応付けた部位検知マップを表示する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする表示制御方法。
【請求項10】
胃胞、心臓部および流出路を含む複数の部位が走査された撮像映像を取得し、
走査の時間毎の複数の部位を検知し、
検出率の値が設定値を超え、かつ設定したフレーム以上連続している箇所を対象部位のブロックとみなすとともに一定以上近接したブロックは1続きのブロックとみなして、前記撮像映像に含まれるブロックを検出し、
心臓部が表示領域の中央となるように、胃胞部に対応する第1のブロック、心臓部に対応する第2のブロックおよび流出路に対応する第3ブロックの相対的な位置関係から、前記表示領域の開始位置を決定し、
決定された表示領域の開始位置にしたがって走査の時系列と対応付けた部位検知マップを表示する、
処理を実行する制御部を含むことを特徴とする情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示制御プログラム、表示制御方法及び情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
胎児の先天性心疾患に関する出生前診断を実現する側面から、胎児心臓スクリーニングが実施されている。例えば、胎児心臓スクリーニングに関連する技術として、AI(Artificial Intelligence)を用いる異常検知技術が提案されている。
【0003】
一般論として、機械学習には、正常データおよび異常データの各々を十分に集めて始めて認識精度を得ることができる。ところが、胎児の先天性心疾患は、発症頻度が低く、異常データを十分に集めることが困難である側面がある。
【0004】
このような側面から、上記の異常検知技術では、心臓や周辺臓器などの部位に関する名前や位置のアノテーションが付与された正常データを用いて訓練された物体検知技術が用いられる。
【0005】
そして、上記の異常検知技術では、プローブが当てられている位置で超音波画像に映っているべき正常な心臓の部位と、上記の物体検知技術により超音波画像から検知される心臓の部位とを比較することで、正常からの逸脱がある場合に異常と判定する。
【0006】
他の側面として、超音波検査において走査断面の動画を確認するには、静止画とは異なり再生時間を要するため、一覧性が悪化する側面がある。
【0007】
このような側面から、部位ごとに上記の物体検知技術による検知結果、例えば部位の有無や確信度などの時系列データが対応付けれた部位検知マップを表示する検査結果表示システムが提案されている。
【0008】
この部位検知マップによれば、各部位の確信度の一覧表示が実現されるので、異常検知に影響する走査断面の確認や説明を簡便化できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2021-120820号公報
特開2020-68797号公報
特開2018-79000号公報
特開2020-28680号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、上記の部位検知マップには、胃胞部から心基部までの走査範囲以外の走査断面が一覧表示に含まれるので、胃胞部から心基部までの走査範囲の視認性が低下する側面がある。
(【0011】以降は省略されています)
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