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公開番号2025079027
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-21
出願番号2023191421
出願日2023-11-09
発明の名称情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置
出願人富士通株式会社
代理人個人
主分類G06Q 30/0203 20230101AFI20250514BHJP(計算;計数)
要約【課題】商品が顧客の視界にどれだけ入ったかの評価を容易に行う。
【解決手段】情報処理プログラムは、店舗における複数の商品の配置に関する情報を含む第1情報を取得し、複数の顧客それぞれが購入した1または複数の商品を特定する情報を含む第2情報を取得し、第1情報および第2情報に基づいて、店舗内において複数の顧客それぞれが移動したと推定される推定領域を決定し、第1情報および推定領域に基づいて、商品が複数の顧客の視界にどれだけ入ったとされるかを評価する評価値を算出する、処理をコンピュータに実行させる。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータに、
店舗における複数の商品の配置に関する情報を含む第1情報を取得し、
複数の顧客それぞれが購入した1または複数の前記商品を特定する情報を含む第2情報を取得し、
前記第1情報および前記第2情報に基づいて、前記店舗内において前記複数の顧客それぞれが移動したと推定される推定領域を決定し、
前記第1情報および前記推定領域に基づいて、前記商品が前記複数の顧客の視界にどれだけ入ったとされるかを評価する評価値を算出する、
処理を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記第1情報は、前記店舗における1または複数のレジの配置に関する情報および前記店舗における1または複数の入口の配置に関する情報の少なくとも1つをさらに含み、
前記第2情報は、前記レジのうち前記複数の顧客それぞれが利用したレジに関する情報および前記入口のうち前記複数の顧客それぞれが通過したまたは通過したと推定される入口に関する情報の少なくとも1つをさらに含み、
前記コンピュータに、
前記第1情報および前記第2情報に基づいて、前記複数の顧客それぞれについて、前記顧客が購入した複数の前記商品の購入順序を推定し、
前記第1情報、前記第2情報および前記推定した購入順序に基づいて、前記推定領域を決定する、
処理を実行させることを特徴とする請求項1記載の情報処理プログラム。
【請求項3】
前記コンピュータに、
前記複数の顧客それぞれについて、前記顧客が購入した複数の前記商品の購入順序を取得し、
前記第1情報、前記第2情報および前記取得した購入順序に基づいて、前記推定領域を決定する、
処理を実行させることを特徴とする請求項1記載の情報処理プログラム。
【請求項4】
前記コンピュータに、
前記複数の顧客それぞれについて、前記顧客が購入した複数の前記商品のうち、前記顧客が第i-1番目(iは2以上かつ前記顧客が購入した前記商品の個数以下の自然数)に購入した第i-1商品を特定する情報および第i番目に購入した第i商品を特定する情報の組について、i-1個の合計の組の情報および前記第1情報に基づいて、前記推定領域を決定する、
処理を実行させることを特徴とする請求項2または3記載の情報処理プログラム。
【請求項5】
前記推定領域は、前記顧客が購入した前記商品の座標の少なくとも1つを頂点とする矩形領域である、
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理プログラム。
【請求項6】
前記推定領域は、前記顧客が購入した一の前記商品の座標から前記顧客が購入した他の前記商品の座標へ移動できる経路を少なくとも1つ含む領域である、
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理プログラム。
【請求項7】
前記コンピュータに、
前記推定領域に、前記顧客が購入した前記商品の座標からの距離に応じて重み付けを設定し、
前記重み付けを設定した前記推定領域に基づいて、前記評価値を算出する、
処理を実行させることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
【請求項8】
前記コンピュータに、
前記推定領域に、前記顧客が購入した前記商品の座標に近くなるにつれて重み付けが大きくなるように設定し、
前記重み付けを設定した前記推定領域に基づいて、前記評価値を算出する、
処理を実行させることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
【請求項9】
コンピュータに、
店舗における複数の商品の配置に関する情報を含む第1情報を取得し、
複数の顧客それぞれが購入した1または複数の前記商品を特定する情報を含む第2情報を取得し、
前記第1情報および前記第2情報に基づいて、前記店舗内において前記複数の顧客それぞれが移動したと推定される推定領域を決定し、
前記第1情報および前記推定領域に基づいて、前記商品が前記複数の顧客の視界にどれだけ入ったとされるかを評価する評価値を算出する、
処理を実行させることを特徴とする情報処理方法。
【請求項10】
店舗における複数の商品の配置に関する情報を含む第1情報、および複数の顧客それぞれが購入した1または複数の前記商品を特定する情報を含む第2情報を取得する取得部と、
前記第1情報および前記第2情報に基づいて、前記店舗内において前記複数の顧客それぞれが移動したと推定される推定領域を決定する推定部と、
前記第1情報および前記推定領域に基づいて、前記商品が前記複数の顧客の視界にどれだけ入ったとされるかを評価する評価値を算出する算出部と、
を備える情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施例は、情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
店舗に陳列された商品が、店舗にいる顧客の視界に入りやすい場合、顧客はその商品を購入する可能性が高くなる場合がある。店舗における商品の販売を促進するために、店舗に陳列された商品それぞれに対して、顧客がどれだけ目視をするかを把握したいという需要がある。この需要に対する技術の一つとして、顧客の視線をシミュレーションし、商品が顧客にどれだけ目視されるかの評価を行う技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-47660号公報
国際公開第2015/033577号
米国特許出願公開第2015/0310447号明細書
米国特許出願公開第2006/0200378号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来技術では、顧客の移動軌跡を取得するための設備や技術が必要であり、顧客の視線をシミュレーションすることの実現は難しい。そのため、商品が顧客の視界にどれだけ入ったかの評価を行うことは容易ではないという課題があった。
【0005】
1つの側面によれば、商品が顧客の視界にどれだけ入ったかの評価を容易に行うことができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの態様では、情報処理プログラムは、店舗における複数の商品の配置に関する情報を含む第1情報を取得し、複数の顧客それぞれが購入した1または複数の前記商品を特定する情報を含む第2情報を取得し、前記第1情報および前記第2情報に基づいて、前記店舗内において前記複数の顧客それぞれが移動したと推定される推定領域を決定し、前記第1情報および前記推定領域に基づいて、前記商品が前記複数の顧客の視界にどれだけ入ったとされるかを評価する評価値を算出する、処理をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0007】
1つの側面によれば、商品が顧客の視界にどれだけ入ったかの評価を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
情報処理装置の構成を例示する機能ブロック図である。
店舗情報の一例を説明する図である。
商品カテゴリマスタの一例を示す図である。
商品配置マスタの一例を示す図である。
商品カテゴリ配置マスタの一例を示す図である。
顧客情報マスタの一例を示す図である。
推定領域の一例を説明する図である。
顧客の移動軌跡を例示する図である。
推定領域の第1の具体例を示す図である。
推定領域の第2の具体例を示す図である。
推定領域の第3の具体例を示す図である。
推定領域の第4の具体例を示す図である。
重み付けの第1の具体例を示す図である。
重み付けの算出方法の一例を説明する図である。
重み付けの第2の具体例を示す図である。
評価値の具体例を示す図である。
情報処理の手順を例示するフローチャートを示す図である。
情報処理の手順の詳細を例示するフローチャートを示す図である。
情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照して実施例に係る情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置について説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。そして、各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
【0010】
図1は、本実施例に係る情報処理装置の構成を例示する機能ブロック図である。図1に示すように、情報処理装置1は、通信部110と、入力部120と、出力部130と、記憶部200と、制御部300とを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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