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公開番号
2025079967
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2023192880
出願日
2023-11-13
発明の名称
メモリ駆動装置、光伝送システム、及びメモリ駆動方法
出願人
富士通株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
13/36 20060101AFI20250516BHJP(計算;計数)
要約
【課題】CXL(Compute eXpress Link)を利用したメモリアクセスの通信速度を向上するメモリ駆動装置、光伝送システム、及びメモリ駆動方法を提供することを目的とする。
【解決手段】メモリ駆動装置は、CXLで規定された接続規格に応じた特定パケットを受信した場合、前記特定パケットの一部として含まれるデータをバッファに格納するとともに、前記特定パケットの前記一部として前記データと共に含まれるアドレスが連続するか否かを判定し、前記アドレスが連続する場合、連続する前記アドレスの情報と、連続する前記アドレスに関連付けられた前記データの情報とを集約した第1情報を生成する生成部と、前記バッファに格納された前記データを前記CXLに対応不能な通信規格で規定されたメモリ装置に書き込む際に、前記第1情報と前記通信規格とに基づいて、前記メモリ装置に対し、前記データの前記メモリ装置への書込要求を通知する通知部と、を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
CXL(Compute eXpress Link)で規定された接続規格に応じた特定パケットを受信した場合、前記特定パケットの一部として含まれるデータをバッファに格納するとともに、前記特定パケットの前記一部として前記データと共に含まれるアドレスが連続するか否かを判定し、前記アドレスが連続する場合、連続する前記アドレスの情報と、連続する前記アドレスに関連付けられた前記データの情報とを集約した第1情報を生成する生成部と、
前記バッファに格納された前記データを前記CXLに対応不能な通信規格で規定されたメモリ装置に書き込む際に、前記第1情報と前記通信規格とに基づいて、前記メモリ装置に対し、前記データの前記メモリ装置への書込要求を通知する通知部と、
を有するメモリ駆動装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記生成部は、前記アドレスが連続しない場合、連続しない単独の前記アドレスの情報と、連続しない単独の前記アドレスに関連付けられた前記データの情報とを集約した第2情報を生成し、
前記通知部は、前記第2情報と前記通信規格とに基づいて、前記メモリ装置に対し、前記データの前記メモリ装置への前記書込要求を通知する、
ことを特徴とする請求項1に記載のメモリ駆動装置。
【請求項3】
前記特定パケットが含むフラグ情報に基づいて、前記特定パケットを光伝送用の伝送フレームに収容するか否かを判定する判定部を含み、
前記生成部は、前記判定部が前記特定パケットを前記伝送フレームに収容しないと判定した場合に、前記第1情報を生成する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のメモリ駆動装置。
【請求項4】
前記特定パケットが含むフラグ情報に基づいて、前記特定パケットを光伝送用の伝送フレームに収容するか否かを判定する判定部を含み、
前記生成部は、前記判定部が前記特定パケットを前記伝送フレームに収容すると判定した場合に、前記第1情報の生成を回避する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のメモリ駆動装置。
【請求項5】
前記特定パケットを収容した光伝送用の伝送フレームを光伝送路に送信する第1光伝送装置と、請求項1又は2に記載のメモリ駆動装置を含み、前記光伝送路から前記伝送フレームを受信する第2光伝送装置と、を備える光伝送システムであって、
前記生成部は、前記第2光伝送装置が前記伝送フレームから前記特定パケットを抽出することにより、前記特定パケットを受信する、
ことを特徴とする光伝送システム。
【請求項6】
CXL(Compute eXpress Link)で規定された接続規格に応じた特定パケットを受信した場合、前記特定パケットの一部として含まれるデータをバッファに格納するとともに、前記特定パケットの前記一部として前記データと共に含まれるアドレスが連続するか否かを判定し、
前記アドレスが連続する場合、連続する前記アドレスの情報と、連続する前記アドレスに関連付けられた前記データの情報とを集約した第1情報を生成し、
前記バッファに格納された前記データを前記CXLに対応不能な通信規格で規定されたメモリ装置に書き込む際に、前記第1情報と前記通信規格とに基づいて、前記メモリ装置に対し、前記データの前記メモリ装置への書込要求を通知する、
メモリ駆動方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本件はメモリ駆動装置、光伝送システム、及びメモリ駆動方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
CXL(Compute eXpress Link)と呼ばれるインターコネクト規格が知られている(例えば特許文献1乃至4参照)。CXLはインターコネクト規格の主流であるPCIe(Peripheral Component Interconnect express)の仕様を流用し、演算リソースの最適化を図っている。なお、インターコネクト規格は相互接続プロトコルと呼ばれることもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-087216号公報
米国特許出願公開第2020/0379930号明細書
米国特許第11375050号明細書
米国特許第11601377号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、1つのデータセンターに複数のサーバが設置されてサーバ間でデータ通信が行われることがある。また、異なるデータセンターのそれぞれに設置されたサーバ間でもデータ通信が行われることがある。サーバ間でデータ通信が行われる際、サーバのプロセッサがデータ通信のために使用される。プロセッサがデータ通信のために使用された状態で、例えばサーバのアプリケーションソフトウェアが実行されると、プロセッサの負荷が増大する。
【0005】
このようなプロセッサの負荷の増大を低減することを目的として、スマートNIC(Network Interface Card)が注目されている。スマートNICはプロセッサを備えており、例えばサーバのPCIeスロットに取り付けられて使用される。スマートNICはサーバからクライアント信号として受け取ったPCIeフレーム(又はPCIe物理パケット)からPCIeTLP(PCIe Transaction Layer Packet)と呼ばれるトランザクションレイヤ(層)のパケットを抽出する。パケットを抽出すると、スマートNICはこのパケットをイーサネット(登録商標)フレームに収容して送信する。スマートNICはサーバとは別にデータ通信に係る処理を分担するため、サーバのプロセッサの負荷の増大が低減される。
【0006】
さらに、データ通信の低遅延化と低消費電力化を実現する場合には、スマートNICに光伝送機能を搭載することが想定される。この場合、光伝送機能を搭載するスマートNIC(以下、光伝送装置という)はイーサネット(登録商標)フレームをOTN(Optical Transport Network)フレームに収容して光伝送ネットワークに送信する。光伝送ネットワークは、例えば数十キロメートルから数百キロメートルなど、距離が遠く離れた異なる2つの局舎の間に設けられることが多い。光伝送装置は、OTNフレームといった光伝送用の伝送フレームを利用して、このような遠距離(又は長距離)の光伝送を行うことができる。
【0007】
ところが、上述したCXLの出現により、光伝送装置にはCXLパケットが格納されたクライアント信号が入力されてくる場合がある。CXLパケットは、例えばM2S RwD(Master to Subordinate Request with Data)のMemWrに相当する。CXLパケットはCXL.memと呼ばれるプロトコルに応じたトランザクションレイヤのパケットをCXL情報として含んでいる。
【0008】
クライアント信号がCXLパケットを含む場合、光伝送装置はクライアント信号からCXLパケットを抽出し、CXLパケットを伝送フレームに収容して送信元の局舎から送信先の局舎に送信する。しかしながら、送信先の局舎にCXLに対応可能な通信規格のメモリ装置が配置されていなければ、光伝送装置はこのメモリ装置にアクセスすることができず、CXLパケットに含まれるCXL情報をメモリ装置に書き込むことができない。また、このメモリ装置が送信元の局舎に配置されていても、光伝送装置は同様にこのメモリ装置にアクセスすることができない。
【0009】
例えば、CXLがメモリ装置の通信規格に対応していれば、光伝送装置はメモリ装置にアクセスして、CXL情報をメモリ装置に書き込むことができる。しかしながら、この場合、光伝送装置とメモリ装置との通信速度がメモリ装置の通信規格に応じた通信速度に制限され、高速なメモリアクセスを実現できないおそれがある。
【0010】
そこで、1つの側面では、CXLを利用したメモリアクセスの通信速度を向上するメモリ駆動装置、光伝送システム、及びメモリ駆動方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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