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公開番号
2025045912
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023153962
出願日
2023-09-20
発明の名称
電磁継電器
出願人
オムロン株式会社
代理人
個人
主分類
H01H
50/18 20060101AFI20250326BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】インサレーションロス特性を向上することができる電磁継電器が、提供される。
【解決手段】電磁継電器1は、プリント基板3と、第1可動接触片6Aと、を備える。プリント基板3は、第1伝送線路24A、第2伝送線路25A、及びグランド板23を含む。第1可動接触片6Aは、第1伝送線路24Aに接続される。第1可動接触片6Aは、第1伝送線路24Aから第2伝送線路25Aに向けて延びる。第1可動接触片6Aは接続位置と離脱位置との間で移動する。グランド板23の少なくとも一部は、第1伝送線路24Aから第2伝送線路25Aに向かう方向において、第1可動接触片6Aに沿って配置される。第1可動接触片6Aが接続位置に位置する状態でグランド板23及び第1可動接触片6Aの距離が実質的に一定になるように、グランド板23が形成される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1伝送線路、第2伝送線路、及びグランド板を含むベースブロックと、
前記第1伝送線路に接続され、前記第1伝送線路から前記第2伝送線路に向けて延び、前記第2伝送線路に接続される接続位置と、前記第2伝送線路から上方に離れた離脱位置との間で移動する可動接触片と、
を備え、
前記グランド板の少なくとも一部は、前記第1伝送線路から前記第2伝送線路に向かう方向において、前記可動接触片に沿って配置され、
前記可動接触片が前記接続位置に位置する状態で前記グランド板及び前記可動接触片の距離が実質的に一定になるように、前記グランド板及び前記可動接触片の少なくともいずれか一方が形成される、
電磁継電器。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記グランド板は、前記ベースブロックの上方視において前記方向に向かうにつれて前記可動接触片に接近するように傾斜する傾斜部、を有する、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項3】
前記可動接触片は、前記ベースブロックの上方視において前記方向に向かうにつれて前記グランド板に接近するように傾斜する傾斜部、を有する、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項4】
前記傾斜部は、1対の傾斜部を含み、
前記1対の傾斜部は、前記ベースブロックの上方視において、前記可動接触片の両側面に沿って配置される、
請求項2又は3に記載の電磁継電器。
【請求項5】
前記グランド板は、前記ベースブロックの表面から上方に延びる立設部、を有し、
前記立設部は、前記ベースブロックの上方視において、前記可動接触片と平行に配置される、
請求項1に記載の電磁継電器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁継電器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
電磁継電器には、高周波信号の伝送を開閉するためのものがある。例えば、特許文献1の電磁継電器は、可動接触片と、複数の固定端子と、シールド板と、を備えている。電磁石ブロックがオンになり可動接触片が電磁石ブロックによって押圧された場合、可動接触片の両端部が複数の固定端子に接触する。これにより、高周波信号の伝送が許可される。一方で、電磁石ブロックがオフになり可動接触片が復帰バネによって付勢された場合、可動接触片の両端部は、複数の固定端子から離脱し、シールド板に接触する。これにより、高周波信号の伝送が遮断される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-51234号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の電磁継電器では、可動接触片の両端部を固定端子に接触させたり、可動接触片の両端部を固定端子から離脱させたりすることによって、高周波信号の伝送が開閉される。この場合、可動接触片の全体を固定端子に接近させたり、可動接触片の全体を固定端子から離脱させたりする必要がある。この構成を実現するためには、電磁継電器の構成が複雑になるという問題がある。また、可動接触片を全体的に可動させるためには、電磁石ブロックの押圧力、すなわち、電磁石のパワーが要求されるという問題もある。
【0005】
この問題を解決するために、可動接触片が全体的に可動するのではなく可動接触片が部分的に可動する電磁継電器の開発が、試みられている。このタイプの電磁継電器は、以下のように構成されうる。可動接触片の一端が第1伝送線路の固定端子に接続される。この状態で、可動接触片が押圧部材によって押圧され、可動接触片の他端が第2伝送線路の固定端子に接触する。これにより、高周波信号の伝送が許可される。
【0006】
この状態で、可動接触片に対する押圧部材の押圧が解除されると、可動接触片の他端が第2伝送線路の固定端子から離脱しシールド板に接触する。これにより、高周波信号の伝送が遮断される。
【0007】
このタイプの電磁継電器では、可動接触片の一端が第1伝送線路の固定端子に接続された状態で、可動接触片の他端が、第2伝送線路の固定端子に接続されたり、第2伝送線路の固定端子から離脱したりする。ここで、可動接触片の他端が第2伝送線路の固定端子に接続された状態では、可動接触片の他端は可動接触片の一端よりも上方に配置される。
【0008】
このため、基板のグランド板から可動接触片までの距離が、可動接触片の一端及び可動接触片の他端の間において変化する。例えば、この距離は、第1伝送線路から第2伝送線路に向かうにつれて大きくなる。結果として、可動接触片の一端及び可動接触片の他端の間において可動接触片のインピーダンスが変化し、インサレーションロス特性が低下するおそれがある。本発明の目的は、インサレーションロス特性を向上することができる電磁継電器を、提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様に係る電磁継電器は、ベースブロックと、可動接触片と、を備える。ベースブロックは、第1伝送線路、第2伝送線路、及びグランド板を含む。可動接触片は、第1伝送線路に接続される。可動接触片は、第1伝送線路から第2伝送線路に向けて延びる。可動接触片は、第2伝送線路に接続される接続位置と、第2伝送線路から上方に離れた離脱位置との間で移動する。グランド板の少なくとも一部は、第1伝送線路から第2伝送線路に向かう方向において、可動接触片に沿って配置される。可動接触片が接続位置に位置する状態でグランド板及び可動接触片の距離が実質的に一定になるように、グランド板及び可動接触片の少なくともいずれか一方が形成される。
【0010】
本態様に係る電磁継電器では、可動接触片が接続位置に位置する状態でグランド板及び可動接触片の距離が実質的に一定になるように、グランド板及び可動接触片の少なくともいずれか一方が形成される。この構成によって、可動接触片が接続位置に位置する状態で、可動接触片のインピーダンスの変化を安定させることができる。これにより、インサレーションロス特性を向上することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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