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公開番号
2025045920
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023153970
出願日
2023-09-20
発明の名称
電磁継電器
出願人
オムロン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01H
50/54 20060101AFI20250326BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】伝送線路の高周波特性の悪化を抑制することができる電磁継電器の提供。
【解決手段】電磁継電器は、伝送線ベースと、可動接触片と、コイルブロックと、可動ブロックとを備える。伝送線ベースは、第1導体層と、第2導体層とを含む。第1導体層は、第1伝送線路と第2伝送線路とを含む。第2導体層は、第1導体層の下方に配置される。可動接触片は、第2伝送線路と向かい合って配置される接点部を含む。可動接触片は、伝送線ベース上に配置される。可動接触片は、第1伝送線路と第2伝送線路とを接続する接続位置と、第1伝送線路と第2伝送線路とを遮断する遮断位置とに移動可能である。コイルブロックは、コイルを含む。可動ブロックは、コイルの電磁力によって動作することで、可動接触片を接続位置と遮断位置との間で移動させる。第2導体層は、可動接点と向かい合って開かれた第1開口部を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1伝送線路と第2伝送線路とを含む第1導体層と、前記第1導体層の下方に配置される第2導体層と、を含む伝送線ベースと、
前記第2伝送線路と向かい合って配置される接点部を含み、前記伝送線ベース上に配置され、前記第1伝送線路と前記第2伝送線路とを接続する接続位置と、前記第1伝送線路と前記第2伝送線路とを遮断する遮断位置とに移動可能な可動接触片と、
コイルを含むコイルブロックと、
前記コイルの電磁力によって動作することで、前記可動接触片を前記接続位置と前記遮断位置との間で移動させる可動ブロックと、
を備え、
前記第2導体層は、前記接点部と向かい合って開かれた第1開口部を含む、
電磁継電器。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記可動接触片は、前記第1伝送線路に接合される接合部をさらに含む、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項3】
前記伝送線ベースは、前記第2導体層の下方に配置される第3導体層をさらに含み、
前記第3導体層は、前記接点部と向かい合って開かれた第2開口部を含む、
請求項1又は2に記載の電磁継電器。
【請求項4】
前記伝送線ベースは、RF信号を通すためのRF線路と、DC信号を通すためのDC線路とをさらに含み、
前記RF線路は、前記第1伝送線路と前記第2伝送線路とを含み、
前記DC線路は、前記第1伝送線路及び第2伝送線路のいずれか一方に接続されている、
請求項1又は2に記載の電磁継電器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁継電器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
電磁継電器には、高周波信号を開閉するためのものがある。例えば、特許文献1の電磁継電器は、1対の可動接点を含む可動接触片と、第1固定接点を含む第1伝送線路と、第2固定接点を含む第2伝送線路と、可動ブロックと、電磁石ブロックとを備えている。電磁石ブロックは、可動ブロックを動作させる電磁力を発生させる。可動ブロックは、可動接触片を押圧して、1対の可動接点を第1固定接点と第2固定接点とに接触させる。これにより、第1伝送線路と第2伝送線路とが互いに接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-96410号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような電磁継電器において、インサーションロスやリターンロスなどの高周波特性を良好にするには、伝送線路のインピーダンスが一定であることが好ましい。しかしながら、1対の可動接点と1対の固定接点とが接触する接触部分は、銅箔層が部分的に重なるので、接触部分以外の伝送線路のインピーダンスと比べてインピーダンスが変化する。このため、インサーションロスやリターンロスなどの高周波特性が悪化するおそれがある。本発明の目的は、伝送線路の高周波特性の悪化を抑制することができる電磁継電器を提供することにある。
【0005】
本発明の一態様に係る電磁継電器は、伝送線ベースと、可動接触片と、コイルブロックと、可動ブロックとを備える。伝送線ベースは、第1導体層と、第2導体層とを含む。第1導体層は、第1伝送線路と第2伝送線路とを含む。第2導体層は、第1導体層の下方に配置される。可動接触片は、第2伝送線路と向かい合って配置される接点部を含む。可動接触片は、伝送線ベース上に配置される。可動接触片は、第1伝送線路と第2伝送線路とを接続する接続位置と、第1伝送線路と第2伝送線路とを遮断する遮断位置とに移動可能である。コイルブロックは、コイルを含む。可動ブロックは、コイルの電磁力によって動作することで、可動接触片を接続位置と遮断位置との間で移動させる。第2導体層は、可動接点と向かい合って開かれた第1開口部を含む。
【0006】
本態様に係る電磁継電器では、第2導体層の第1開口部によって接点部におけるインピーダンスを容易に調整することができる。例えば、接点部と接点部以外の第2伝送線路のインピーダンスとが一定になるように第1開口部を設けることで、第2伝送線路の高周波特性の悪化を抑制することができる。
【0007】
可動接触片は、第1伝送線路に接合される接合部をさらに含んでもよい。この場合は、可動接触片の一端が伝送線ベースの第1伝送線路に接合されるので、接点部が伝送線ベースに近い位置に配置される。これにより、電磁継電器の高さ方向において電磁継電器の小型化を図ることができる。また、可動接触片のインピーダンスを第1伝送線路のインピーダンスに合わせやすい。
【0008】
伝送線ベースは、第2導体層の下方に配置される第3導体層をさらに含んでもよい。第3導体層は、接点部と向かい合って開かれた第2開口部を含んでもよい。この場合は、設計の自由度が高まるとともに、第2開口部によっても第2伝送線路の高周波特性の悪化を抑制することができる。
【0009】
伝送線ベースは、RF信号を通すためのRF線路と、DC信号を通すためのDC線路とをさらに含んでもよい。RF線路は、第1伝送線路と第2伝送線路とを含んでもよい。DC線路は、第1伝送線路及び第2伝送線路のいずれか一方に接続されてもよい。この場合は、電磁継電器の用途が広がる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、伝送線路の高周波特性の悪化を抑制することができる電磁継電器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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