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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025050033
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023158604
出願日
2023-09-22
発明の名称
アノテーション支援装置及びアノテーション支援方法
出願人
オムロン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G06V
10/774 20220101AFI20250327BHJP(計算;計数)
要約
【課題】類似の画像と比較しながらアノテーションを効率的に行う技術を提供する。
【解決手段】画像データ群(60)に含まれる画像データをクラスタリングするクラスタリング部(35)と、前記クラスタリングによって生成されたクラスタに含まれる画像データに対して、ラベルの付与を受け付けるアノテーション受付部(206)と、を備えたアノテーション支援装置(100)。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
画像データ群に含まれる画像データをクラスタリングするクラスタリング部と、
前記クラスタリングによって生成されたクラスタに含まれる画像データに対して、ラベルの付与を受け付けるアノテーション受付部と、
を備えたことを特徴とするアノテーション支援装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記クラスタに含まれる前記画像データに対して、前記ラベルの付与を受け付ける際に、該画像データの特徴を示す参照値を提供する参照値提供部を、
備えたことを特徴とする請求項1に記載のアノテーション支援装置。
【請求項3】
前記アノテーション受付部は、前記参照値に応じて、前記クラスタに含まれる前記画像データを配列することを特徴とする請求項2に記載のアノテーション支援装置。
【請求項4】
前記画像データ群から、基準画像データ群として、所定の前記ラベルを付与する前記画像データの選択を受け付ける基準データ受付部を備え、
前記参照値は、前記基準画像データ群に含まれる基準画像データとの類似度を示す指標であることを特徴とする請求項2又は3に記載のアノテーション支援装置。
【請求項5】
前記画像データ群に含まれる前記画像データに対して、前記基準画像データ群に含まれる基準画像データとの類似度を示す前記指標に基づいて、所定の前記ラベルを付与する自動アノテーション部を備えたことを特徴とする請求項4に記載のアノテーション支援装置。
【請求項6】
前記基準データ受付部は、
前記基準画像データ群の選択を受け付ける際に、前記選択の適切性を表す補助指標を提供することを特徴とする請求項4に記載のアノテーション支援装置。
【請求項7】
前記画像データ群に含まれる前記画像データに対して、前記クラスタリングのための所定の画像処理を行う前処理部を備える請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアノテーション支援装置。
【請求項8】
前記アノテーション受付部は、
前記クラスタに含まれる複数の前記画像データに対して、一括して前記ラベルの付与を受け付けることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアノテーション支援装置。
【請求項9】
前記基準画像データ群として選択される前記画像データの数の設定を受け付ける基準設定受付部を備えたことを特徴とする請求項4に記載のアノテーション支援装置。
【請求項10】
前記アノテーション受付部は、
前記クラスタに含まれる前記画像データの表示態様を、該クラスタの中心との距離に応じて変更することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアノテーション支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アノテーション支援装置及びアノテーション支援方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
AIにおける良品と不良品のアノテーション作業では、初期の画像データ群は様々なバリエーションの画像が大量かつばらばらにある状態であるため、どの画像も均一に集中して多くのラベルを付ける必要がある。良不良品判定では、特に、良否と不良品の評価があいまいであることが多く、作業に時間がかかっていた。
【0003】
このため、ユーザによるアノテーションを支援する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ここでは、画像データベースに登録された画像のうち、アノテーションが未実施の画像を表示装置に表示させ、ユーザが入力装置を介して入力した画像を説明するテキストデータまたは数値データを受け取り、このデータを、当該画像の教師データフィールドに記録する。画像データベースには、教師データフィールドを含む、各画像の画像データ管理情報が登録されている。画像データ管理情報には、属性2特徴量フィールドが含まれ、画像データベース422に登録されたいずれか一つの画像との類似度に基づくカテゴリを示す数値等が記録されている。この属性2特徴量が同一の画像については、いずれかの画像の教師データフィールドに上記データが入力された時点で、属性2特徴量が同一の画像についても教師データフィールドに同一のデータを記録することにより、ユーザによるアノテーション回数を低減している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-224184号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、類似の画像と比較しながらアノテーションを効率的に行う技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するための本発明は、
画像データ群に含まれる画像データをクラスタリングするクラスタリング部と、
前記クラスタリングによって生成されたクラスタに含まれる画像データに対して、ラベルの付与を受け付けるアノテーション受付部と、
を備えたことを特徴とするアノテーション支援装置である。
【0007】
これによれば、事前にアノテーションを行っていない画像データに対してもクラスタリングをすることができる。また、クラスタに含まれる画像データを対象としてアノテーションを行うので、類似の画像と比較しながらアノテーションを効率的に行うことができる。
【0008】
また、本発明において、
前記クラスタに含まれる前記画像データに対して、前記ラベルの付与を受け付ける際に、該画像データの特徴を示す参照値を提供する参照値提供部を、
備えてもよい。
【0009】
これによれば、画像データの特徴を示す参照値を参照しながらアノテーションを行うことができるので、効率的なアノテーションが可能となる。
【0010】
また、本発明において、
前記アノテーション受付部は、前記参照値に応じて、前記クラスタに含まれる前記画像データを配列してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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