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公開番号
2025059866
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170221
出願日
2023-09-29
発明の名称
コネクタ
出願人
住友電装株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
13/52 20060101AFI20250403BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】シール栓の組付性を向上させることを可能としたコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ10は、収容孔32を有するハウジングと、ハウジングに収容される端子と、端子に接続された電線と、収容孔32に収容されて当該収容孔32を閉塞するとともに、電線が貫通されるシール栓23と、を備える。ハウジングは、収容孔32を有するハウジング本体30と、ハウジング本体30に取り付けられるシール栓取付用部材40と、を備える。シール栓取付用部材40は、収容孔32の入口端33に連なる導入孔41を有している。導入孔41は、シール栓23を導入孔41および収容孔32に挿入する際、シール栓23が収容孔32に挿入される前の段階でシール栓23を予め変形させるように構成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
収容孔を有するハウジングと、
前記ハウジングに収容される端子と、
前記端子に接続された電線と、
前記収容孔に収容されて当該収容孔を閉塞するとともに、前記電線が貫通されるシール栓と、を備えたコネクタであって、
前記ハウジングは、前記収容孔を有するハウジング本体と、前記ハウジング本体に取り付けられるシール栓取付用部材と、を備え、
前記シール栓取付用部材は、前記収容孔の入口端に連なる導入孔を有し、
前記導入孔は、前記シール栓を前記導入孔および前記収容孔に挿入する際、前記シール栓が前記収容孔に挿入される前の段階で前記シール栓を予め変形させるように構成されている、
コネクタ。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記収容孔は、前記収容孔の軸線に直交する断面形状が当該軸線に沿った方向において一様をなす第1ストレート部を含み、
前記第1ストレート部の断面形状は、円形をなし、
前記導入孔は、前記導入孔の軸線に直交する断面形状が当該軸線に沿った方向において一様をなす第2ストレート部を含み、
前記第2ストレート部の断面形状は、前記第1ストレート部の直径と等しい短径と、前記第1ストレート部の直径よりも長い長径とを有する長孔形状をなしている、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記第2ストレート部における前記長径は、前記ハウジングに取り付けられていない状態での前記シール栓の外径と等しく設定されている、
請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記収容孔の軸線と前記導入孔の軸線とは、互いに平行であり、
前記導入孔の軸線に沿った方向から見て、前記長径に沿った方向における前記第2ストレート部の一端部が、前記第1ストレート部の内周面に一致している、
請求項2に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載のコネクタは、ハウジングと、ハウジングに収容された端子付き電線と、端子付き電線における電線の外周に取り付けられたシール栓(特許文献1中、ゴム栓)とを備える。シール栓は、ハウジングのキャビティに収容されて当該キャビティを閉塞する。シール栓は、シール栓の外周に突出形成された複数のリップ部(特許文献1中、シール部)を備える。当該各リップ部がキャビティの内周面に密着することで、キャビティのシール性が確保される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-197206号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなコネクタにおいて、汎用的にハウジングの設計を変更せずに電線径の大きな端子付き電線を用いる場合がある。この場合、電線径が大きくなることに伴い、当該端子付き電線に取り付けられたシール栓の外径も大きくなって太くなるため、コネクタハウジングのキャビティに対しシール栓が適正位置まで入り切らないおそれがある。シール栓がキャビティに対して適正位置まで入り切っていないと、例えば、シール栓における一部のリップ部がキャビティ内に入っていない状態となる。これにより、シール栓のシール性が悪化するおそれがある。
【0005】
本開示の目的は、シール栓の組付性を向上させることを可能としたコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、収容孔を有するハウジングと、前記ハウジングに収容される端子と、前記端子に接続された電線と、前記収容孔に収容されて当該収容孔を閉塞するとともに、前記電線が貫通されるシール栓と、を備えたコネクタであって、前記ハウジングは、前記収容孔を有するハウジング本体と、前記ハウジング本体に取り付けられるシール栓取付用部材と、を備え、前記シール栓取付用部材は、前記収容孔の入口端に連なる導入孔を有し、前記導入孔は、前記シール栓を前記導入孔および前記収容孔に挿入する際、前記シール栓が前記収容孔に挿入される前の段階で前記シール栓を予め変形させるように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示のコネクタによれば、シール栓の組付性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態におけるコネクタの斜視図である。
図2は、同実施形態におけるハウジング本体の斜視図である。
図3は、同実施形態におけるハウジングの一部を拡大して示す側面図である。
図4は、図3における4-4線断面図である。
図5は、図3における5-5線断面図である。
図6は、同実施形態における収容孔と導入孔の関係を説明するための模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
[1]収容孔を有するハウジングと、前記ハウジングに収容される端子と、前記端子に接続された電線と、前記収容孔に収容されて当該収容孔を閉塞するとともに、前記電線が貫通されるシール栓と、を備えたコネクタであって、前記ハウジングは、前記収容孔を有するハウジング本体と、前記ハウジング本体に取り付けられるシール栓取付用部材と、を備え、前記シール栓取付用部材は、前記収容孔の入口端に連なる導入孔を有し、前記導入孔は、前記シール栓を前記導入孔および前記収容孔に挿入する際、前記シール栓が前記収容孔に挿入される前の段階で前記シール栓を予め変形させるように構成されている。
【0010】
この構成によれば、端子付き電線に取り付けられたシール栓をハウジングに取り付ける際、シール栓は、導入孔を通る際に予め変形された後、その変形された状態のまま収容孔に挿入される。これにより、シール栓を収容孔に対して適正位置まで挿入しやすくすることが可能となる。その結果、シール栓が適正位置に保持されることで、シール性の向上に寄与できる。
(【0011】以降は省略されています)
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