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公開番号2025074457
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185269
出願日2023-10-30
発明の名称フローティングコネクタ及びコネクタ装置
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 13/631 20060101AFI20250507BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】フローティングコネクタと相手コネクタとの嵌合時に、電源端子がより良好に接続できるようにすることを目的とする。
【解決手段】フローティングコネクタは、固定ハウジングと、可動ハウジングと、電源端子60と、を備える。前記電源端子は、前記固定ハウジングに保持される第1端部と、前記可動ハウジングに保持される第2端部と、連結部67とを含む。前記可動ハウジングの第1方向に沿う移動時に前記連結部が弾性変形しつつ前記第2端部が前記可動ハウジングに追従可能である。前記連結部は、前記第2端部に対して第1方向に離れた位置にある第1曲げ部68A2と、前記第1曲げ部から前記第1端部に向けて延びる第1延在部68B1と、前記第1曲げ部から前記第2端部に向けて延びる第2延在部68B2とを有する。嵌合方向及び第1方向と交差する第2方向から見て、前記第1延在部及び前記第2延在部は、嵌合方向に対して傾斜する方向に延びる。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
相手コネクタが嵌合されるフローティングコネクタであって、
固定ハウジングと、
前記相手コネクタの嵌合方向と交差する第1方向に沿って前記固定ハウジングに対して移動可能に設けられる可動ハウジングと、
前記固定ハウジングと前記可動ハウジングとの間に架け渡される電源端子と、
を備え、
前記電源端子は、前記固定ハウジングに保持される第1端部と、前記可動ハウジングに保持される第2端部と、前記第1端部と前記第2端部とを連結する連結部とを含み、
前記可動ハウジングの前記第1方向に沿う移動時に前記連結部が弾性変形しつつ前記第2端部が前記可動ハウジングに追従可能であり、
前記連結部は、前記第2端部に対して前記第1方向に離れた位置にある第1曲げ部と、前記第1曲げ部から前記第1端部に向けて延びる第1延在部と、前記第1曲げ部から前記第2端部に向けて延びる第2延在部とを有し、
前記嵌合方向及び前記第1方向と交差する第2方向から見て、前記第1延在部及び前記第2延在部は、前記嵌合方向に対して傾斜する方向に延びる、フローティングコネクタ。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
請求項1に記載のフローティングコネクタであって、
前記連結部は、前記第2延在部のうち前記第1曲げ部とは反対側の端部に連なる第2曲げ部と、前記第2曲げ部から前記第2端部に向けて延びる第3延在部とを有し、
前記第2方向から見て、前記第3延在部は、前記嵌合方向及び前記第1方向に対して傾斜する方向に延び、
前記第1延在部及び前記第3延在部は、前記第2方向から見て前記第1方向における前記第2延在部の両側のうちいずれか一方の側に位置している、フローティングコネクタ。
【請求項3】
請求項2に記載のフローティングコネクタであって、
前記第2延在部が前記第1延在部及び前記第3延在部よりも長い、フローティングコネクタ。
【請求項4】
請求項2又は請求項3のいずれか1項に記載のフローティングコネクタであって、
前記第1曲げ部は前記第2曲げ部よりも前記第1方向に沿って前記第2端部から離れた位置にある、フローティングコネクタ。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のフローティングコネクタと、
前記フローティングコネクタが接続される相手コネクタと、
を備え、
前記相手コネクタは、前記可動ハウジングと嵌合する相手ハウジングと、前記相手ハウジングに保持されて前記電源端子の前記第2端部と接続される相手電源端子とを備え、
前記相手電源端子は、前記第2端部を挟むばね接点部及び固定接点部を含み、
前記ばね接点部及び前記固定接点部は前記第1方向に沿って離れて設けられ、
前記第1曲げ部は、前記第1方向に沿って前記第2端部よりも前記ばね接点部側に位置する、コネクタ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、フローティングコネクタ及びコネクタ装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、可動側ハウジングと、前記可動側ハウジングを支持する固定側ハウジングと、前記可動側ハウジングと前記固定側ハウジングとに跨って取り付けられる信号コンタクト及び電源コンタクトとを備えるフローティングコネクタが開示されている。かかるフローティングコネクタにおいて、可動側ハウジングが固定側ハウジングに対して移動することによって、基板間のずれや相手方コネクタとの嵌合位置のずれが吸収される。また、各コンタクトは、可動側ハウジングに保持された部分が、可動側ハウジングの移動に伴い、固定側ハウジングに保持された部分に対して移動するように変形する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-131161号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フローティングコネクタと相手コネクタとの嵌合時に、電源コンタクトがより良好に接続できることが望まれている。
【0005】
そこで、フローティングコネクタと相手コネクタとの嵌合時に、電源端子がより良好に接続できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のフローティングコネクタは、相手コネクタが嵌合されるフローティングコネクタであって、固定ハウジングと、前記相手コネクタの嵌合方向と交差する第1方向に沿って前記固定ハウジングに対して移動可能に設けられる可動ハウジングと、前記固定ハウジングと前記可動ハウジングとの間に架け渡される電源端子と、を備え、前記電源端子は、前記固定ハウジングに保持される第1端部と、前記可動ハウジングに保持される第2端部と、前記第1端部と前記第2端部とを連結する連結部とを含み、前記可動ハウジングの前記第1方向に沿う移動時に前記連結部が弾性変形しつつ前記第2端部が前記可動ハウジングに追従可能であり、前記連結部は、前記第2端部に対して前記第1方向に離れた位置にある第1曲げ部と、前記第1曲げ部から前記第1端部に向けて延びる第1延在部と、前記第1曲げ部から前記第2端部に向けて延びる第2延在部とを有し、前記嵌合方向及び前記第1方向と交差する第2方向から見て、前記第1延在部及び前記第2延在部は、前記嵌合方向に対して傾斜する方向に延びる、フローティングコネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、フローティングコネクタと相手コネクタとの嵌合時に、電源端子がより良好に接続できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかるフローティングコネクタ及びこれを備えるコネクタ装置を示す分解斜視図である。
図2は図1に示すコネクタ装置を示す分解正面図である。
図3は図1に示すコネクタ装置を示す分解側面図である。
図4は図2のIV-IV線に沿った断面図である。
図5は図2のV-V線に沿った断面図である。
図6は図4のVI-VI線に沿った断面図である。
図7は図1に示すフローティングコネクタを示す分解斜視図である。
図8は実施形態1にかかる信号端子を示す斜視図である。
図9は実施形態1にかかる電源端子を示す斜視図である。
図10は図1に示す相手コネクタを示す分解斜視図である。
図11は実施形態1にかかる電源端子の連結部の寸法を示す説明図である。
図12は参考例にかかる電源端子を示す図である。
図13は実施形態1にかかる電源端子と相手電源端子とが嵌合する直前の様子を示す説明図である。
図14は実施形態1にかかる可動ハウジングが移動した様子を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示のフローティングコネクタ及びコネクタ装置は、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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