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公開番号2025075374
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186482
出願日2023-10-31
発明の名称電子装置及び実装構造体
出願人ローム株式会社
代理人個人
主分類H01L 23/48 20060101AFI20250508BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 実装強度を向上させることが可能な電子装置および実装構造体を提供すること。
【解決手段】 電子装置A100は、電子素子3と、電子素子3に導通するリード1Aと、電子素子3とリード1Aの少なくとも一部を覆う封止樹脂4と、を備え、リード1Aおよび封止樹脂4によって構成され且つ厚さ方向zのz1側を向く第1面と、前記第1面からz方向のz1側とは反対側のz2側に沈む凹部2Aと、をさらに有する。凹部2Aは、リード1Aによって構成された第1側面21Aを有する。
【選択図】 図9
特許請求の範囲【請求項1】
電子素子と、
前記電子素子に導通するリードと、
前記電子素子と前記リードの少なくとも一部を覆う封止樹脂と、を備え、
前記リードおよび前記封止樹脂によって構成され且つ厚さ方向の第1側を向く第1面と、
前記第1面から前記厚さ方向の前記第1側とは反対側の第2側に沈む凹部と、をさらに有し、
前記凹部は、前記リードによって構成された第1側面を有する、電子装置。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記凹部は、前記第1側と対向する第2側面を有し、
前記第2側面は、前記リードによって構成されている、請求項1に記載の電子装置。
【請求項3】
前記凹部は、前記第1側と対向する第2側面を有し、
前記第2側面は、前記封止樹脂によって構成されている、請求項1に記載の電子装置。
【請求項4】
前記凹部の底面は、前記封止樹脂によって構成されている、請求項1に記載の電子装置。
【請求項5】
前記凹部の底面は、前記リードによって構成されている、請求項4に記載の電子装置。
【請求項6】
前記リードは、前記厚さ方向と直交する方向において、前記封止樹脂から露出する端子端面を有する、請求項1に記載の電子装置。
【請求項7】
前記凹部は、前記第1側面は、段差部を含む、請求項1に記載の電子装置。
【請求項8】
複数の前記凹部をさらに有する、請求項1ないし7のいずれかに記載の電子装置。
【請求項9】
前記リードは、めっき部を有する請求項1に記載の電子装置。
【請求項10】
請求項1に記載の電子装置と、
基板と、
前記電子装置と前記基板とを導通接合する導電性接合材と、を備え、
前記導電性接合材は、前記第1側面に付着するフィレット部を含む、実装構造体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電子装置及び実装構造体に関する。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電子素子を備える電子装置が種々に提案されている。例えば、特許文献1には、従来の電子装置の一例としての半導体装置が例示されている。特許文献1に記載の半導体装置は、半導体素子、第1リード、第2リード、第3リード、複数の第1接続部および樹脂パッケージを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-118411号公報
【0004】
[概要]
電子装置では、電子装置を基板に実装した際の実装強度を上げることが好ましい。
【0005】
本開示の一様態である電子装置は、電子素子と、前記電子素子に導通するリードと、前記電子素子と前記リードの少なくとも一部を覆う封止樹脂と、を備え、前記リードおよび前記封止樹脂によって構成され且つ厚さ方向の第1側を向く第1面と、前記第1面から前記厚さ方向の前記第1側とは反対側の第2側に沈む凹部と、をさらに有し、前記凹部は、前記リードによって構成された第1側面を有する。
【0006】
本開示の一様態である実装構造体は、前記電子装置と、基板と、前記電子装置と前記基板とを導通接合する導電性接合材と、を備え、前記導電性接合材は、前記第1側面に付着するフィレット部を含む。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す斜視図である。
図2は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す斜視図であって、底面側を上側にした状態の図である。
図3は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す部分斜視図である。
図4は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す部分斜視図であって、底面側を上側にした状態の図である。
図5は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す平面図である。
図6は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す底面図である。
図7は、図5のVII-VII線に沿う断面図である。
図8は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す部分拡大断面図である。
図9は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す部分拡大断面図である。
図10は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す部分拡大断面図である。
図11は、図5のXI-XI線に沿う断面図である。
図12は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す部分拡大断面図である。
図13は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す部分拡大断面図である。
図14は、図5のXIV-XIV線に沿う断面図である。
図15は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す部分拡大断面図である。
図16は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す部分拡大断面図である。
図17は、図5のXVII-XVII線に沿う断面図である。
図18は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す部分拡大断面図である。
図19は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す部分拡大断面図である。
図20は、図5のXX-XX線に沿う断面図である。
図21は、図5のXXI-XXI線に沿う断面図である。
図22は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す部分拡大断面図である。
図23は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す部分拡大断面図である。
図24は、図5のXXIV-XXIV線に沿う断面図である。
図25は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す部分拡大断面図である。
図26は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す部分拡大断面図である。
図27は、図5のXXVII-XXVII線に沿う断面図である。
図28は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す部分拡大断面図である。
図29は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す部分拡大断面図である。
図30は、図5のXXX-XXX線に沿う断面図である。
図31は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す部分拡大断面図である。
図32は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す部分拡大断面図である。
図33は、図5のXXXIII-XXXIII線に沿う断面図である。
図34は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す部分拡大断面図である。
図35は、本開示の第1実施形態に係る電子装置を示す部分拡大断面図である。
図36は、本開示の第1実施形態に係る電子装置および実装構造体の第1変形例を示す部分拡大断面図である。
図37は、本開示の第1実施形態に係る電子装置および実装構造体の第2変形例を示す部分拡大断面図である。
図38は、本開示の第2実施形態に係る電子装置を示す底面図である。
図39は、図38のXXXIX-XXXIX線に沿う部分拡大断面図である。
図40は、本開示の第2実施形態に係る電子装置の第1変形例を示す底面図である。
【0008】
[詳細な説明]
本開示の電子装置の好ましい実施の形態について、図面を参照して、以下に説明する。
以下では、同一あるいは類似の構成要素に、同じ符号を付して、重複する説明を省略する。本開示における「第1」、「第2」等の用語は、単に識別のために用いたものであり、必ずしもそれらの対象物に順列を付することを意図していない。
【0009】
本開示において、「ある物AがあるものBに形成されている」および「ある物Aがある物B(の)上に形成されている」とは、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bに直接形成されていること」、および、「ある物Aとある物Bとの間に他の物を介在させつつ、ある物Aがある物Bに形成されていること」を含む。同様に、「ある物Aがある物Bに配置されている」および「ある物Aがある物B(の)上に配置されている」とは、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bに直接配置されていること」、および、「ある物Aとある物Bとの間に他の物を介在させつつ、ある物Aがある物Bに配置されていること」を含む。同様に、「ある物Aがある物B(の)上に位置している」とは、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bに接して、ある物Aがある物B(の)上に位置していること」、および、「ある物Aとある物Bとの間に他のものが介在しつつ、ある物Aがある物B(の)上に位置していること」を含む。また、「ある方向に見てある物Aがある物Bに重なる」とは、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bのすべてに重なること」、および、「ある物Aがある物Bの一部に重なること」を含む。また、「ある物A(の材料)がある物Cを含む」とは、「ある物A(の材料)がある材料Cからなる場合」、および、「ある物A(の材料)の主成分がある材料Cである場合」を含む。また、「ある面Aがある方向B(の一方側または他方側)を向く」とは、特段の断りのない限り、面Aの方向Bに対する角度が90°である場合に限定されず、面Aが方向Bに対して傾いている場合を含む。
【0010】
説明の便宜上、互いに直交する厚さ方向z、x方向およびy方向を参照する。以下の説明では、厚さ方向zの第1側をz1側、z方向の第1側とは反対側の第2側をz2側と称する。z1側は、本開示の第1側に相当し、z2側は、本開示の第2側に相当する。また、厚さ方向zと直交する一方向をx方向と定義する。x方向の第1側をx2側、x2側とは反対側の第2側をx1側と称する。また、厚さ方向zおよびx方向と直交する方向をy方向と定義する。y方向の第1側をy2側、y2側とは反対側の第2側をy1側と称する。なお、「上」、「下」、「上方」、「下方」、「上面」および「下面」などの記載は、厚さ方向zにおける各部品等の相対的位置関係を示すものであり、必ずしも重力方向との関係を規定する用語ではない。また、「平面視」とは、厚さ方向zに視たときをいう。
(【0011】以降は省略されています)

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