TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025072983
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-12
出願番号
2023183497
出願日
2023-10-25
発明の名称
ノイズ検知回路及び表示パネル駆動装置
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G09G
3/20 20060101AFI20250501BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】ロジック回路の制御対象の誤動作を回避し得るノイズ検知回路及び表示パネル駆動装置を提供する。
【解決手段】ノイズ検知回路は、特定電位の第1電圧に重畳される第1ノイズを入力し、第1ノイズを電位が第1ノイズの電位よりも低い第2ノイズに変換し、第2ノイズを電位が特定電位よりも低い第2電圧に重畳し、第2電圧に重畳される第2ノイズをノイズ信号として出力するノイズ出力部と、ノイズ信号を入力したとき、第1ノイズを検知したことを示す検知信号のレベルを保持しながら出力するノイズ検知信号出力部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
特定電位の第1電圧に重畳される第1ノイズを入力し、前記第1ノイズを電位が前記第1ノイズの電位よりも低い第2ノイズに変換し、前記第2ノイズを電位が前記特定電位よりも低い第2電圧に重畳し、前記第2電圧に重畳される前記第2ノイズをノイズ信号として出力するノイズ出力部と、
前記ノイズ信号を入力したとき、前記第1ノイズを検知したことを示す検知信号のレベルを保持しながら出力するノイズ検知信号出力部と、
を備える、ノイズ検知回路。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記ノイズ出力部は、
第1端に前記第1電圧が印加されるコンデンサと、
ドレインが前記コンデンサの前記第1端とは反対側の第2端に接続され、ソースに前記第2電圧が印加されるPチャネル型トランジスタと、
前記ドレイン、前記第2端及び前記ノイズ検知信号出力部に接続され、前記ノイズ信号を前記ノイズ検知信号出力部に伝達する配線と、
を備える、請求項1に記載のノイズ検知回路。
【請求項3】
前記ノイズ出力部は、
第1コンデンサと前記1コンデンサに直列接続される第2コンデンサとを含み、前記第1電圧を分圧して出力する分圧回路と、
一端が前記第1コンデンサと前記第2コンデンサの接続点に接続され、他端に前記第2電圧が印加される抵抗体と、
前記接続点に接続され、前記分圧回路から出力される電圧に重畳される前記ノイズ信号を前記ノイズ検知信号出力部に伝達する配線と、
を備える、請求項1に記載のノイズ検知回路。
【請求項4】
前記ノイズ出力部は、コンデンサと第1抵抗体を含み、前記第1電圧を積分して出力する積分回路と、
ソースに前記積分回路で積分された電圧が印加され、ゲートに前記第1電圧が印加されるPチャネル型トランジスタと、
一端が前記Pチャネル型トランジスタのドレインに接続され、他端が接地される第2抵抗体と、
前記ドレインと前記第2抵抗体との接続点に接続され、前記積分回路で積分された電圧に重畳される前記ノイズ信号を前記ノイズ検知信号出力部に伝達する配線と、
を備える、請求項1に記載のノイズ検知回路。
【請求項5】
請求項1~4の何れか一項に記載のノイズ検知回路と、
ゲート信号及びソース信号の少なくとも一方の信号を前記第1電圧に基づき生成し、前記信号を表示パネルに供給するドライバと、
前記ドライバを制御するタイミングコントローラと、
を備え、
前記タイミングコントローラは、前記検知信号を入力したとき、前記信号の電位レベルをロウレベルに保持し、前記検知信号を入力してから一定期間経過後に、前記信号の供給を再開させる、表示パネル駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ノイズ検知回路及び表示パネル駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示される装置は、電源ノイズ検知回路が高電位の電源電圧(HVDD)に重畳するノイズと、低電位の電源電圧(VSS1)に重畳するノイズのいずれかを検知したとき、ノイズキャンセラを動作させることでノイズ伝達を阻止する。
【0003】
このように複数の電源系(電位が異なる電源電圧)を利用する装置の一例として、液晶パネル駆動用のドライバが存在する。当該ドライバは、過電圧状態が特定時間(10usなど)継続した場合に、強制的に電源をオフにするなどして、液晶パネルなどを構成する半導体装置を過電圧から保護し得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-103490号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、複数の電源系を利用する従来技術は、低電位の電源電圧で駆動するロジック回路などがノイズを検知することができない。このため、高電位の電源電圧に重畳するノイズによって、ロジック回路の制御対象である表示パネルのちらつき、フリーズなどの誤動作を引き起こす可能性がある。
【0006】
本開示は、上記の事情を踏まえ、ロジック回路の制御対象の誤動作を回避し得るノイズ検知回路及び表示パネル駆動装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本開示にかかるノイズ検知回路は、特定電位の第1電圧に重畳される第1ノイズを入力し、前記第1ノイズを電位が前記第1ノイズの電位よりも低い第2ノイズに変換し、前記第2ノイズを電位が前記特定電位よりも低い第2電圧に重畳し、前記第2電圧に重畳される前記第2ノイズをノイズ信号として出力するノイズ出力部と、前記ノイズ信号を入力したとき、前記第1ノイズを検知したことを示す検知信号のレベルを保持しながら出力するノイズ検知信号出力部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、ロジック回路の制御対象の誤動作を回避し得るノイズ検知回路及び表示パネル駆動装置を提供できる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は本開示の実施形態にかかる表示パネルの構成を示す図である。
図2はノイズが検知された場合における制御例について説明するためのタイミングチャートである。
図3はノイズ検知回路の概略構成を示す図である。
図4はVGOUT用ノイズ検知回路の構成例を示す図である。
図5は図4に示すVGOUT用ノイズ検知回路の動作を説明するための図である。
図6はVGOUT用ノイズ検知回路の第1変形例を示す図である。
図7は図6に示すVGOUT用ノイズ検知回路の動作を説明するための図である。
図8はVGOUT用ノイズ検知回路の第2変形例を示す図である。
図9は図8に示すVGOUT用ノイズ検知回路の動作を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一又は類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ローム株式会社
半導体装置
1日前
ローム株式会社
AD変換装置
1日前
ローム株式会社
スイッチ回路
3日前
ローム株式会社
電子装置及び実装構造体
1日前
ローム株式会社
サーマルプリントヘッド
1日前
ローム株式会社
圧電素子及びその製造方法
1日前
ローム株式会社
弾性波共振器および集積回路
1日前
ローム株式会社
ソースドライバ及び表示装置
1日前
ローム株式会社
データドライバ及び表示装置
1日前
ローム株式会社
駆動装置、超音波センサ、及び車両
今日
ローム株式会社
逆接保護回路、半導体装置、電子機器、車両
1日前
個人
広告
16日前
個人
標準学士検定
1日前
個人
知育教材
24日前
個人
旗の絡みつき防止具
1か月前
株式会社バンダイ
表示具
2日前
日本精機株式会社
表示装置
16日前
日本精機株式会社
表示装置
18日前
株式会社ケイオー
収納器具
7日前
個人
注射針穿刺訓練用モデル
今日
個人
表示装置および表示方法
22日前
株式会社ReTech
シミュレータ
15日前
株式会社半導体エネルギー研究所
表示装置
1か月前
株式会社フジシール
ラベル
8日前
矢崎総業株式会社
表示装置
今日
三菱電機株式会社
発光装置
22日前
株式会社フジシール
ラベル
22日前
リンテック株式会社
ラベル
1か月前
コベルコ建機株式会社
システム
22日前
コベルコ建機株式会社
システム
22日前
シャープ株式会社
取付部材および表示装置
3日前
リンテック株式会社
封緘方法
1か月前
愛三工業株式会社
表示器
1か月前
一般社団法人未来ものづくり振興会
表札
1か月前
株式会社ヒット
コンテナ装置
1日前
株式会社トスカバノック
ファスナー部材
1か月前
続きを見る
他の特許を見る