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公開番号2025062683
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-15
出願番号2023171864
出願日2023-10-03
発明の名称ファスナー部材
出願人株式会社トスカバノック
代理人清流国際弁理士法人
主分類G09F 1/10 20060101AFI20250408BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】 従来、タグを商品に取り付けるためのファスナー部材には、即時にそのロック状態を解除し、対象商品をすぐに使用することができるようにすることのできるものはなかったという点である。把持部を摘んで回転させることで捩り破断部を捩じ切る構成にあって把持部が平板状であると、数回の持ち替え作業が要求されることともなり、本発明はその点を解消しようとするものである。
【解決手段】 プラスチックで成形された雄部と、その雄部が挿入されて係合ロックするプラスチックで成形された雌部とを有し、その雄部と雌部はファイバー材で一体に構成され、前記雄部の雌部への挿入によって前記ファイバー材がループを形成するファスナー部材であって、前記雌部あるいは雄部のいずれか一方とファイバー材との間には捩り破断部とその捩り破断部と一体化されている把持部とが設けられているファスナー部材において、前記把持部はファイバー材の軸芯と直交する方向の断面が円形もしくは多角形としてあることとする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
プラスチックで成形された雄部と、その雄部が挿入されて係合ロックするプラスチックで成形された雌部とを有し、その雄部と雌部はファイバー材で一体に構成され、前記雄部の雌部への挿入によって前記ファイバー材がループを形成するファスナー部材であって、前記雌部あるいは雄部のいずれか一方とファイバー材との間には捩り破断部とその捩り破断部と一体化されている把持部とが設けられているファスナー部材において、前記把持部はファイバー材の軸芯と直交する方向の断面が円形もしくは多角形としてあることを特徴とするファスナー部材。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記把持部は球状としていることを特徴とする請求項1に記載のファスナー部材。
【請求項3】
前記把持部はラグビーボール状としてあることを特徴とする請求項1に記載のファスナー部材。
【請求項4】
前記把持部は断面八角形の柱体としてあることを特徴とする請求項1に記載のファスナー部材。
【請求項5】
前記ファイバー材は延伸加工されたプラスチックであることを特徴とする請求項1に記載のファスナー部材。
【請求項6】
前記ファイバー材は撚糸であることを特徴とする請求項1に記載のファスナー部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はファスナー部材、特に商品に対して価格や品質等を表示したタグを取り付けるために使用されるファスナー部材に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
前記ファスナー部材は現在多種のものがその存在を知られているものである。従来、商品にタグを取り付けるためのファスナー部材は商品の陳列時等には取り付け状態が簡単には外されないようそのロック状態も強固なものとされており、一般的に、需要者が商品の購入後にハサミやカッター等の切断用具を使用してこのファスナー部材を切断し、商品を使用することとなっている。
【0003】
しかしながら、商品の種類によっては購入後、即時にその場で使用したい場合もあり、かかる時に、ファスナー部材あるいはそのロック状態が強固なため、それを破断、切断するのに道具を捜したり、切断作業をしたりという時間を無為に費やしてしまうことがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-91278号公報
特願2023-045070号出願書類
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする問題点は、従来、タグを商品に取り付けるためのファスナー部材には、即時にそのロック状態を解除し、対象商品をすぐに使用することができるようにすることのできるものはなかったという点である。尚、先行技術文献として示した案件は、本願出願人と同一の出願人によるものであり、雌部とファイバー部との間に形成されている脆弱部を引き割くことによって、あるいは捩り破断部を捩り切ることでファイバー部を一本状態とするものであり、本願出願時点では特許文献2は未公開となっている。ここで、把持部を摘んで回転させることで捩り破断部を捩じ切る構成にあって把持部が平板状であると、数回の持ち替え作業が要求されることともなり、本発明はその点を解消しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した問題点を解決するために、本発明に係るファスナー部材は、プラスチックで成形された雄部と、その雄部が挿入されて係合ロックするプラスチックで成形された雌部とを有し、その雄部と雌部はファイバー材で一体に構成され、前記雄部の雌部への挿入によって前記ファイバー材がループを形成するファスナー部材であって、前記雌部あるいは雄部のいずれか一方とファイバー材との間には捩り破断部とその捩り破断部と一体化されている把持部とが設けられているファスナー部材において、前記把持部はファイバー材の軸芯と直交する方向の断面が円形もしくは多角形としてあることを特徴としている。
【0007】
また、本発明に係るファスナー部材は、前記把持部は球状としていることを特徴としている。
【0008】
さらに、本発明に係るファスナー部材は、前記把持部はラグビーボール状としてあることを特徴としている。
【0009】
そして、本発明に係るファスナー部材は、前記把持部は断面八角形の柱体としてあることを特徴としている。
【0010】
また、本発明に係るファスナー部材は、前記ファイバー材は延伸加工されたプラスチックであることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)

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