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公開番号2025054622
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023163758
出願日2023-09-26
発明の名称導光板式ホールランタン
出願人株式会社島田電機製作所
代理人個人
主分類G09F 13/04 20060101AFI20250331BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】 三方枠に設置することが可能で、エレベータの出入口近くにいる人だけでなく、エレベータホールから離れた人にも点灯状態を確認することが可能で、しかも設置作業をするときにホール側から作業することが可能な薄型のホールランタンを提供する。
【解決手段】
光拡散性を有する樹脂組成物からなり、表面11と隣接する側面12の少なくとも2面が照光面となる照光カバー10と、照光カバー10の背面13に内設され照光カバー10の側面12の照光面Yと対向する一の端面23が斜面24であり、導光のための導光印刷が背面22に施されている導光板20と、導光板20の他の端面25に配設される発光ダイオード30とを備える。導光板20の背面22の導光印刷は、発光ダイオード30から離れる程に導光密度が順次高くなるように印刷され、導光板20の一の端面23が照光カバー10と成す角度は、15度乃至75度の範囲とした。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
エレベータ乗場の三方枠や柱の角部に設置することが可能な導光板式ホールランタンであって、
光拡散性を有する樹脂組成物からなり、表面と側面の少なくとも2面が照光面となる照光カバーと、
前記照光カバーの凹状背面に内設され、前記照光カバーの前記側面の照光面と対向する一の端面が斜面であり、導光のための導光印刷が背面に施されている導光板と、
前記導光板の前記一の端面と反対に位置する他の端面側に配設される発光ダイオードとを備え、
前記導光印刷は、前記発光ダイオードから離れる程に導光密度が順次高くなるように印刷されていることを特徴とする導光板式ホールランタン。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
請求項1記載の導光板式ホールランタンにおいて、
水平断面形状における前記導光板の前記一の端面が前記照光カバーと成す角度は、15度乃至75度の範囲であることを特徴とする導光板式ホールランタン。
【請求項3】
エレベータ乗場の三方枠や柱の角部に設置することが可能な導光板式ホールランタンであって、
光拡散性を有する樹脂組成物からなり、表面、側面、及び凸状背面の3面が照光面となる照光カバーと、
前記照光カバーの凹状背面に内設され、前記照光カバーの前記側面の照光面と対向する一の端面が半円状端面又は屋根状端面であり、導光のための導光印刷が背面に施されている導光板と、
前記導光板の前記一の端面と反対に位置する他の端面側に配設される発光ダイオードとを備え、
前記導光印刷は、前記発光ダイオードから離れる程に導光密度が順次高くなるように印刷されていることを特徴とする導光板式ホールランタン。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の導光板式ホールランタンにおいて、
前記導光板の前記一の端面の表面に白色塗装が施されていることを特徴とする導光板式ホールランタン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エレベータ乗場の三方枠や柱等の角部に設置することが可能な導光板式ホールランタンに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
エレベータが運行されるエレベータホールの壁面には、図5に示すようなホールランタン101と呼ばれる表示器具が各エレベータ102の出入口103の上壁104に設置されている。このホールランタン101は、側壁105に設置されている乗場釦106を押すことで、各エレベータ102に設置されている内のひとつが点灯若しくは点滅(以下単に「点灯」という。)し、どのエレベータ102が最も早く来るかを表示すると共にエレベータ102が到着したことを知らせるものであり、エレベータホール107にいる全ての人に点灯している状態を分からせる必要がある。そのためホールランタン101が点灯する場合、ホールランタン101の壁面より突出している部分109を光源の色に変色させ、正面にいる人だけでなく側方にいる人にも点灯している状態を確認できるようにしている。
【0003】
この様なホールランタン101は、図6に示す通り、壁面111に開設された取付穴112に嵌め込まれたケース113の底面114に光源として発光ダイオード(以下「LED」と記載する。)115を配設し、ケース113を閉塞するように突起状の樹脂からなる照光カバー108が覆う構造を採用していた。これにより照光カバー108とLED115との間に所定の距離を確保して照光カバー108全体をLED115の色に変色させていた。しかし、LED115は指向性が高く前方に向かって照射するので、正面から見る人にはLED115により照光カバー108が変色していることが分かり、ホールランタン101の点灯を確認できるが、側方から見る人には照光カバー108の壁面より突出している部分109の変色が分かり難く、ホールランタン101の点灯を確認することが難しいとの不具合があった。
【0004】
更に、ホールランタン101の設置位置が各エレベータ102の出入口103の上壁104であり、目の高さよりかなり高い位置にあるので、背の低い人や子供等が利用しようとする場合、ホールランタン101の点灯を確認することが難しかった。また、低い位置である側壁の中央の位置に設置すると左右いずれのエレベータ102についての表示であるか判断に迷いが生じる。そのため、各エレベータ102の出入口103の脇にある三方枠110に設置できるホールランタン101が望まれていた。
【0005】
また、従来のホールランタン101は照光カバー108とLED115との間に所定の距離を確保するので大型となり、ホールランタン101の設置若しくはメインテナンス(以下「設置」と記載する。)時、乗りかごの昇降路側から作業する必要があり、作業が煩雑になり、工事費が嵩むとの不具合があり、薄型でホール107側から設置できるホールランタン101が望まれていた。
【0006】
更に、LED115を照光カバー108から離しているので、照光カバー108の背面が空洞になり非点灯時に光ムラが生じると共に、LED115は指向性が高く前方に向かって照射するので、LED115を照光カバー108から離すだけでは、点灯時の光ムラの修正にも限度があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2004-182468
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、かかる上述の不具合点を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、背の低い人や子供等が容易に確認出来る高さにするために三方枠に設置することが可能で、しかもエレベータの出入口近くにいる人だけでなく、エレベータホールから離れた等広範囲の人が点灯状態を確認することが可能なホールランタンを提供することである。
【0009】
更に、設置作業をするときにホール側からすることが可能な薄型であるホールランタンを提供することである。
【0010】
更に、点灯時及び非点灯時における光ムラをなくし、点灯状態を容易に確認することが可能なホールランタンを提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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