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公開番号
2025071701
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-08
出願番号
2023182101
出願日
2023-10-23
発明の名称
ラベル
出願人
株式会社フジシール
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G09F
3/02 20060101AFI20250428BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】紙基材を用いたラベルにおいて、カール等の変形を抑制し、かつ、ラベルを剥がす際の糊残りや紙破けを抑制すること。
【解決手段】本発明のラベルは、紙を含む基材層を備え、おもて面と、対象物に貼着可能な裏面と、を有する。前記ラベルは、平面視において、前記裏面が前記対象物に貼着される貼着部と、前記裏面が前記対象物に貼着されない非貼着部と、から構成される。前記紙の透気度が10000秒/100mL超である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
紙を含む基材層を備え、
おもて面と、対象物に貼着可能な裏面と、を有するラベルであって、
前記ラベルは、平面視において、前記裏面が前記対象物に貼着される貼着部と、前記裏面が前記対象物に貼着されない非貼着部と、から構成され、
前記紙の透気度が10000秒/100mL超である、ラベル。
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【請求項2】
前記基材層の少なくとも一方の面が樹脂で被覆されている、請求項1に記載のラベル。
【請求項3】
前記基材層の両側の全面が樹脂で被覆されている、請求項2に記載のラベル。
【請求項4】
前記ラベルが前記対象物に貼着された貼着状態において、前記ラベルの前記非貼着部の少なくとも一部は、前記対象物に対して外方に突出する、請求項1に記載のラベル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラベルに関する。
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【背景技術】
【0002】
プラスチック素材で作られたラベルは、廃棄等によって海洋廃棄プラスチックとなる可能性があるため、紙基材を用いたPOPラベルが提案されている(例えば、特許文献1(特開2022-147110号公報)参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-147110号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、紙基材を用いたラベルにおいて、紙基材の裏面(印刷面と反対の面)に樹脂層を設けることで、高温高湿環境下でも、裏面の伸びに起因するたわみを抑制することができる旨記載されている。
【0005】
しかしながら、紙が吸湿するとパルプ繊維の伸びや縮みは少なからず発生するため、紙基材を用いたラベルでは、依然として吸湿によってカール、シワ、撓み等の変形が発生する可能性が残る。
また、紙基材を用いたラベルにおいて、吸湿した紙基材は強度が低下するため、ラベルを対象物から剥がす際に、対象物に粘着剤や粘着剤と紙の癒着物が残存してしまう糊(粘着剤)残りや紙破けが発生する可能性もある。
【0006】
本発明の目的は、紙基材を用いたラベルにおいて、カール等の変形を抑制し、かつ、ラベルを剥がす際の糊残りや紙破けを抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のラベルは、紙を含む基材層を備え、おもて面と、対象物に貼着可能な裏面と、を有する。
前記ラベルは、平面視において、前記裏面が前記対象物に貼着される貼着部と、前記裏面が前記対象物に貼着されない非貼着部と、から構成される。
前記紙の透気度が10000秒/100mL超である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、紙基材を用いたラベルにおいて、カール等の変形を抑制し、かつ、ラベルを剥がす際の糊残りや紙破けを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態のラベル(対象物への貼着状態)を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図面において、同一のまたは共通する部分については、同一の符号が付されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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