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公開番号2025082016
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2023195199
出願日2023-11-16
発明の名称磁着式電飾装置
出願人ニチレイマグネット株式会社
代理人
主分類G09F 13/20 20060101AFI20250521BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】表示される文字や図形を変更するに際し、新たな物品を製作する必要がなく、製作コストの削減を図ることのできる磁着式電飾装置の提供。
【解決手段】電極付きマグネットシートは、多極着磁パターンが形成されたマグネットシート20におけるN極21に対応する表面領域に積層するとともに各積層体同士が導通した薄厚の第1電極パターン31と、第1電極パターンから絶縁され、マグネットシート20におけるS極22に対応する表面領域に積層するとともに各積層体同士が導通した薄厚の第2電極パターン32とを有し、発光体チップ4は、2本の通電端子の先端41T,42Tが、マグネット片の着磁線53を境にして、マグネットシートのピッチ幅未満の幅位置で、マグネット片の裏面から同じ微小長さ突出するよう左右対称に設けられ、電源6は、第1、2電極パターン間に電位差を付与する構成とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
電極付きマグネットシートと複数の発光体チップと電源とを有する磁着式電飾装置であって、
電極付きマグネットシートは、表面に帯状のN極とS極とが交互に現れる平行縞状の多極着磁パターンが形成されたマグネットシートと、マグネットシートにおけるN極に対応する表面領域に積層するとともに各積層体同士が導通した薄厚の第1電極パターンと、第1電極パターンから絶縁され、マグネットシートにおけるS極に対応する表面領域に積層するとともに各積層体同士が導通した薄厚の第2電極パターンとを有し、
発光体チップは、発光素子とマグネット片とが一体化してなり、発光素子は、2本の通電端子を備え、2本の通電端子の先端は、それぞれマグネット片の着磁線を境にして、この着磁線から電極付きマグネットシートにおけるマグネットシートのピッチ幅未満の幅位置において、マグネット片の裏面から同じ微小長さだけ突出するように左右対称に設けられ、
電源は、第1電極パターンと第2電極パターンとの間に電位差を付与するように構成されることを特徴とする磁着式電飾装置。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
第1電極パターンと第2電極パターンは、それぞれ厚さ25μ~200μのスチール箔、ステンレス箔、アルミ箔、銅箔のいずれか、または厚さ300μ~1mmの導電性ゴムからなる請求項1に記載の磁性壁面電飾装置。
【請求項3】
第1電極パターンと第2電極パターンとの間に絶縁性物質を介在させた請求項1または請求項2に記載の磁性壁面電飾装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、磁着式電飾装置に関し、例えばショーウィンドウ、店頭、展示会場におけるブース等に設置して用いられる広告装置や、室内壁の装飾用に好適な装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ショーウィンドウ、店頭、展示会場におけるブース等に設置される広告装置として、電飾看板がある。電飾看板には様々な種類のものがあり、複数のLED(発光ダイオード)の発光によって文字、図形等を描き出す直接発光型や、スクリーンに描かれる文字、図形等を、スクリーンの裏面に設置される発光体の発光により、浮かび上がらせるバックライト型などがある。
【0003】
前者の型式をとる例えば特許文献1の情報表示用看板では、表示用基板を構成要素の一つとしている。この表示用基板は、LED及び駆動回路基板等を搭載、配設させるものであり、多数のLEDを、文字及び/又は数字表示可能のようにドット状に配列してなる。また、後者の型式をとる例えば特許文献2の発光看板では、LEDの取り付けられた背面パネルと、一定の幅を有する文字形の貫通孔を有した前面遮光シートとを有し、貫通孔部分が背面のLEDからの光の透光部となって文字を光らせるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3232611号
実用新案登録第3016684号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、看板の表示内容を変えたいことがしばしばある。例えば、季節毎に変わるショーウィンドウ内の展示物の紹介用のフレーズや、開催毎に更新される展示ブース内のフレーズである。
特許文献1の看板では、文字や図形を変更したい場合、表示用基板自体を新たなものに変える必要があり、製作コストや手間がかかる。また、特許文献2の発光看板では、文字や図形を変更したい場合、貫通孔の形を変更する必要があることから、前面遮光シートを変える必要があり、これについても製作コストや手間がかかる。
【0006】
本発明は、以上のような事情に着目してなされたもので、表示される文字や図形を変更するに際し、新たな物品を製作する必要がなく、製作コストの削減を図ることのできる磁着式電飾装置の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記課題を解決するために次のような手段をとる。なお、本欄(「課題を解決するための手段」の欄)において各構成手段に付した括弧書きの符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すための参考用のものであり、本発明の構成手段をこれに限定するものではない。
【0008】
本発明の一の態様では、電極付きマグネットシート(2)と複数の発光体チップ(4)と電源(6)とを有する磁着式電飾装置(1)であって、電極付きマグネットシート(2)は、表面に帯状のN極(21)とS極(22)とが交互に現れる平行縞状の多極着磁パターンが形成されたマグネットシート(20)と、マグネットシート(20)におけるN極(21)に対応する表面領域に積層するとともに各積層体同士が導通した薄厚の第1電極パターン(31)と、第1電極パターン(31)から絶縁され、マグネットシート(20)におけるS極(22)に対応する表面領域に積層するとともに各積層体同士が導通した薄厚の第2電極パターン(32)とを有し、発光体チップ(4)は、発光素子(40)とマグネット片(50)とが一体化してなり、発光素子(40)は、2本の通電端子(41,42)を備え、2本の通電端子(41,42)の先端(41T,42T)は、それぞれマグネット片(50)の着磁線(53)を境にして、この着磁線(53)から電極付きマグネットシート(2)におけるマグネットシート(20)のピッチ幅(P)未満の幅位置において、マグネット片(50)の裏面から同じ微小長さだけ突出するように左右対称に設けられ、電源(6)は、第1電極パターン(31)と第2電極パターン(32)との間に電位差を付与するように構成されることを特徴とする。
【0009】
本発明の他の態様では、第1電極パターン(31)と第2電極パターン(32)は、それぞれ厚さ25μ~200μのスチール箔、ステンレス箔、アルミ箔、銅箔のいずれか、または厚さ300μ~1mmの導電性ゴムからなる。
【0010】
本発明の他の態様では、第1電極パターン(31)と第2電極パターン(32)との間に絶縁性物質を介在させてある。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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