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公開番号
2025079528
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192256
出願日
2023-11-10
発明の名称
ラベル
出願人
EID SYSTEM株式会社
代理人
個人
主分類
G09F
3/02 20060101AFI20250515BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】ラベルの基材として、ポリエステル織物を用いると、ほつれて長い糸が出てきてしまうという課題がある。また、ほつれは異物混入のリスクとなる。
【解決手段】不織布で構成される基材1と、前記基材の一方の面に形成された印字層2と、を含む、ラベルLであり、より好ましくは、印字層はポリアミド樹脂又はポリウレタン樹脂などで構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
不織布で構成される基材と、
前記基材の一方の面に形成された印字層と、を含む、ラベル。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
前記基材の前記印字層とは反対側の面に配置され、布製品に接着するための第一接着層をさらに含む、請求項1に記載のラベル。
【請求項3】
前記印字層はポリアミド樹脂又はポリウレタン樹脂などで構成される、請求項1に記載のラベル。
【請求項4】
前記第一接着層はホットメルト接着剤で構成される、請求項1に記載のラベル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラベルに関する。より具体的には、布製品に貼付するラベルに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
仕事着や作業着等の衣類には、特にユニフォームなど形や色が同じ衣類を貸与する場合は、クリーニングや破損による交換などを行っても衣類の管理がしやすいように使用者の名前や管理番号、バーコード等を付したラベルを貼付することが多い。また、ホテルや病院等において大量に使用される衣類や寝具等も管理がしやすいようにラベルを貼付することが多い。このような布製品に貼付されるラベルは、優れた耐洗濯性や耐ドライクリーニング性が必要である。
【0003】
ラベルには、一般的に基材の表面に印字層が設けられ、印字層にインク画像を記録する。基材の印字層の反対側には、布製品に接着するための接着層が配置されている。ラベルに接着層を設けることで、布製品に簡易的に貼付することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-071313号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ラベルの基材としては、従来から織物であるポリエステル生地が用いられてきた。ポリエステル織物は、低価格で軽く、しかも、クリーニングに強い材料であるため、ラベルの基材として広く用いられている。しかしながら、繰り返しのクリーニングにより、ほつれてしまい、ポリエステル織物から長い糸が出てきてしまう、という課題がある。ほつれは異物混入のリスクとなる。
【0006】
一方、織物でも、ラベルの裏側から糸同士を強力に接着すると、ほつれにくくなる場合がある。しかしながら、このようなラベルは別の課題が生じる。糸同士に接着材をつけるとほつれにくくなる半面、柔軟性が失われる。接着剤で貼付されたラベルを布製品からはがす場合、きれいにはがすことができず、千切れてラベルの小片が依然として布製品に貼付されたままの状態になり、それを完全に取り除くのには、作業時間を要する。
【0007】
上記課題を、本発明者らは鋭意検討した結果、基材の材料として不織布を用いることにより、繰り返しクリーニングを行ってもほつれにくいことを発見し、本発明を達成した。本発明は、下記技術的事項に関連する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
[1] 不織布で構成される基材と、
前記基材の一方の面に形成された印字層と、を含む、ラベル。
[2] 前記基材の前記印字層とは反対側の面に配置され、布製品に接着するための第一接着層をさらに含む、[1]に記載のラベル。
[3]前記印字層はポリアミド樹脂又はポリウレタン樹脂などで構成される、[1]に記載のラベル。
[4]前記第一接着層はホットメルト接着剤で構成される、[1]に記載のラベル。
【0009】
本発明は、上記の構成及び後述する実施の形態で説明される実施例の構成に限定解釈させるものではなく、本発明の技術思想を逸脱することなく種々の変形が可能であることは言うまでもない。
【発明の効果】
【0010】
ラベルの基材の材料として、不織布を用いることにより、繰り返しクリーニングを行ってもほつれにくい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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