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公開番号
2025076660
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-16
出願番号
2023188405
出願日
2023-11-02
発明の名称
駆動装置、超音波センサ、及び車両
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
G01S
7/524 20060101AFI20250509BHJP(測定;試験)
要約
【課題】信号経路の状態を検出することができる駆動装置を提供する。
【解決手段】駆動装置(1)は、超音波センサ素子(2)をトランス(Tr)を介して駆動するように構成された駆動装置であって、距離測定のために前記超音波センサ素子を駆動する駆動期間中に第1電流を前記トランスに供給し、前記駆動期間と重複しない状態検出期間中に前記第1電流よりも小さい第2電流を前記トランスに供給するように構成された電流ドライバ(12)と、前記状態検出期間中の前記超音波センサ素子の端子電圧に基づき、前記超音波センサ素子及び前記トランスを含む信号経路の状態を検出するように構成された検出回路(168)と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
超音波センサ素子をトランスを介して駆動するように構成された駆動装置であって、
距離測定のために前記超音波センサ素子を駆動する駆動期間中に第1電流を前記トランスに供給し、前記駆動期間と重複しない状態検出期間中に前記第1電流よりも小さい第2電流を前記トランスに供給するように構成された電流ドライバと、
前記状態検出期間中の前記超音波センサ素子の端子電圧に基づき、前記超音波センサ素子及び前記トランスを含む信号経路の状態を検出するように構成された検出回路と、
を備える、駆動装置。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
距離測定コマンドを受け付けてから前記駆動期間が開始する迄の間に前記状態検出期間が存在する、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項3】
前記状態検出期間が複数存在し、
前記距離測定コマンドを受け付けてから前記駆動期間が開始する迄の間以外でも前記状態検出期間が存在する、請求項2に記載の駆動装置。
【請求項4】
前記検出回路は、前記状態検出期間における前記超音波センサ素子の駆動開始時の前記端子電圧の振幅ピーク値に基づき前記信号経路の状態を検出するように構成されている、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項5】
前記検出回路は、前記状態検出期間において前記端子電圧が安定するまでの収束時間に基づき前記信号経路の状態を検出するように構成されている、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項6】
前記検出回路は、前記状態検出期間における前記端子電圧の安定時の振幅値に基づき前記信号経路の状態を検出するように構成されている、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項7】
前記検出回路は、前記状態検出期間における前記端子電圧のエンベロープの積分値に基づき前記信号経路の状態を検出するように構成されている、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項8】
前記検出回路は、前記状態検出期間における前記端子電圧の残響期間に基づき前記信号経路の状態を検出するように構成されている、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項9】
前記検出回路は、前記状態検出期間における前記端子電圧の残響周波数に基づき前記信号経路の状態を検出するように構成されている、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項10】
前記電流ドライバは、前記第2電流の周波数を変更するように構成されている、請求項1に記載の駆動装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、駆動装置、超音波センサ、及び車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
超音波センサは、超音波を発生させ、発生させた超音波が対象物に当たり超音波センサに帰ってくるまでの時間を測定し、測定した時間を用いて超音波センサから対象物までの距離を求める(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-35323号公報
【0004】
[概要]
超音波センサは、反射波が帰ってこない場合に対象物が存在しないと判断する。そのため、超音波センサが故障していること又は超音波センサの特性が変動していることが原因で反射波を受信できない場合においても対象物が存在しないと判断するおそれがある。
【0005】
本開示に係る駆動装置は、超音波センサ素子をトランスを介して駆動するように構成された駆動装置であって、距離測定のために前記超音波センサ素子を駆動する駆動期間中に第1電流を前記トランスに供給し、前記駆動期間と重複しない状態検出期間中に前記第1電流よりも小さい第2電流を前記トランスに供給するように構成された電流ドライバと、前記状態検出期間中の前記超音波センサ素子の端子電圧に基づき、前記超音波センサ素子及び前記トランスを含む信号経路の状態を検出するように構成された検出回路と、を備える。
【0006】
本開示に係る超音波センサは、上記構成の駆動装置と、前記超音波センサ素子と、前記トランスと、を備える。
【0007】
本開示に係る車両は、上記構成の超音波センサを備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る超音波センサが搭載された車両と対象物とを模式的に示す図である。
図2は、実施形態に係る超音波センサの構成を示す図である。
図3は、信号処理装置の外観斜視図である。
図4は、トランスの2次側の等価回路を示す図である。
図5は、状態検出期間におけるエンベロープ部の出力信号の概略波形を示す図である。
図6は、超音波センサ素子のインピーダンス特性を示す図である。
【0009】
[詳細な説明]
以下に実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に説明する超音波センサは、一例として車両に搭載することを想定しており、車両と対象物との間の距離を測定することによる警報機能、自動ブレーキ機能および自動駐車機能等に利用できる。
【0010】
図1は、実施形態に係る超音波センサ100(以下、「超音波センサ100」と称す)を搭載した車両200と、対象物(障害物)300とを示す模式図である。超音波センサ100から送波された超音波は、対象物300で反射して反射波として超音波センサ100により受波される。
(【0011】以降は省略されています)
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