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公開番号2025066326
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-23
出願番号2023175841
出願日2023-10-11
発明の名称電気自動車
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類G01R 31/392 20190101AFI20250416BHJP(測定;試験)
要約【課題】搭載されたバッテリの劣化度を常時確認可能であると共に改変不可能な電気自動車を提供すること。
【解決手段】本開示の一態様に係る電気自動車は、走行用モータと、走行用モータに電力を供給するバッテリと、バッテリの劣化度を測定する劣化計と、を備える。劣化計は、測定した劣化度を針によって示すアナログ式の表示部を有し、針は、劣化度が増加する方向のみに移動可能であり、針の位置は、電源オフの状態において保持される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
走行用モータと、
前記走行用モータに電力を供給するバッテリと、
前記バッテリの劣化度を測定する劣化計と、を備え、
前記劣化計は、測定した劣化度を針によって示すアナログ式の表示部を有し、
前記針は、前記劣化度が増加する方向のみに移動可能であり、
前記針の位置は、電源オフの状態において保持される、
電気自動車。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記表示部が、車内の計器パネルに設けられている、
請求項1に記載の電気自動車。
【請求項3】
前記表示部が、前記バッテリにも設けられている、
請求項2に記載の電気自動車。
【請求項4】
前記表示部において、劣化度が複数の領域に色分けして示されている、
請求項1~3のいずれか一項に記載の電気自動車。
【請求項5】
今回測定した劣化度が前回測定した劣化度よりも大きい場合のみ、前記針を駆動する、
請求項1~3のいずれか一項に記載の電気自動車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電気自動車に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に開示されているように、バッテリ残量を測定して表示する残量計を備えたバッテリが知られている。
ところで、電気自動車が走行する際、バッテリに充電された電気によって走行用モータが駆動して走行する。そのため、例えば中古の電気自動車を売買する際、バッテリの劣化度を把握することが重要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-028839号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば特許文献1に開示されたバッテリは、残量計を備えているものの、バッテリの劣化度を測定して表示する劣化計については備えていない。そのため特許文献1に開示されたバッテリでは、バッテリの劣化度を把握するには、別途の劣化計によって測定する必要があり、簡易にバッテリの劣化度を把握することができない。
そこで、発明者は、劣化計を備えた電気自動車を鋭意開発中であるが、当該劣化計によって測定された劣化度は、常時確認可能であると共に、改変不可能である必要がある。
【0005】
本開示は、このような事情に鑑みなされたものであって、搭載されたバッテリの劣化度を常時確認可能であると共に改変不可能な電気自動車を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る電気自動車は、
走行用モータと、
前記走行用モータに電力を供給するバッテリと、
前記バッテリの劣化度を測定する劣化計と、を備え、
前記劣化計は、測定した針によって劣化度を示すアナログ式の表示部を有し、
前記針は、前記劣化度が増加する方向のみに移動可能であり、
前記針の位置は、電源オフの状態において保持されるものである。
【0007】
本開示に係る電気自動車では、バッテリの劣化度を測定する劣化計が、測定した劣化度を針によって示すアナログ式の表示部を有する。そして、表示部の針は、劣化度が増加する方向のみに移動可能であり、針の位置は、電源オフの状態において保持される。そのため、搭載されたバッテリの劣化度を常時確認可能であると共に改変不可能な電気自動車を提供できる。
【0008】
前記表示部が、車内の計器パネルに設けられていてもよい。当該構成によって、バッテリの劣化度を車内から常時確認できる。
さらに、前記表示部が、前記バッテリにも設けられていてもよい。当該構成によって、バッテリの劣化度を電気自動車からバッテリを取り外した際にも確認できる。
【0009】
記表示部において、劣化度が複数の領域に色分けして示されていてもよい。当該構成によって、バッテリの劣化度を容易に把握できる。
【0010】
今回測定した劣化度が前回測定した劣化度よりも大きい場合のみ、前記針を駆動してもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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