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公開番号
2025101732
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2024212573
出願日
2024-12-05
発明の名称
気象観測装置
出願人
株式会社セシアテクノ
代理人
個人
,
個人
主分類
G01W
1/08 20060101AFI20250630BHJP(測定;試験)
要約
【課題】従来の気象観測装置は、所定の高度以上の空域の風向及び風速を計測するものであり、海面から所定高度に至る範囲の連続的な気象観測が困難であった。
【解決手段】遠隔操縦又は自動操縦により運用される移動式の気象観測装置1であって、海面に浮遊可能な機体2に、観測機器3と、フロート4Cを含む複数の降着ユニット4と、回転翼5A及びモータ5Bを含む複数の回転翼ユニット5とを備えた構成とし、1つの観測手段で海面から所定高度に至る領域の連続的な気象観測を可能にした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
遠隔操縦又は自動操縦により運用される移動式の気象観測装置であって、
海面に浮遊可能な機体に、
観測機器と、
フロートを含む複数の降着ユニットと、
回転翼及びその駆動源であるモータを含む複数の回転翼ユニットとを備えたことを特徴とする気象観測装置。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記観測機器が、高度、気温、湿度、風向、風速、気圧、及び海面温度のうちから選択されるデータを測定する機器であることを特徴とする請求項1に記載の気象観測装置。
【請求項3】
平面視において、前記機体を中心にして複数の前記支持アームを放射状に備え、
夫々の前記支持アームの先端に、前記降着ユニット及び前記回転翼ユニットを夫々備えており、前記機体、前記観測機器、前記支持アーム、前記降着ユニット及び前記回転翼ユニットが、防水性を有することを特徴とする請求項1に記載の気象観測装置。
【請求項4】
夫々の前記降着ユニットが、前記機体側から前記支持アームの先端方向に延出する範囲で角度調整可能であることを特徴とする請求項3に記載の気象観測装置。
【請求項5】
前記機体の下部に、重心が設定してあることを特徴とする請求項4に記載の気象観測装置。
【請求項6】
前記機体に、固定翼と、前記固定翼に揚力が生じる方向に推進力を付与する推進装置とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の気象観測装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遠隔操縦又は自動操縦により運用される移動式の気象観測装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
上記したような気象観測装置としては、例えば、特許文献1に記載されているものがある。特許文献1には、ドローンを垂直方向に飛行させ、飛行中のドローンの制御情報から風向及び風速を計測する気象観測システムが記載されている。このほか、大気中の気象を観測する手段としては、バルーンを用いた気象観測が周知である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-153792号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記した従来の気象観測装置は、ドローン用飛行管制システムに応用するものであり、所定の高度以上の空域の風向及び風速を計測する。これに対して、とくに、海面上の低高度の気象データを取得するには、船舶を含めて複数の気象観測手段を配置する必要があり、全体のシステムが大がかりになると共に、任意の位置において海面から鉛直方向の所定高度に至る領域を連続して気象観測することが困難であった。
【0005】
本発明は、上記従来の状況に鑑みて成されたもので、任意の位置において、海面から鉛直方向の所定高度に至る領域の気象観測を1つの観測手段で連続的に行うことができる気象観測装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係わる気象観測装置は、遠隔操縦又は自動操縦により運用される移動式の気象観測装置であって、海面に浮遊可能な機体に、気象の観測機器と、フロートを含む複数の降着ユニットと、回転翼及びその駆動源であるモータを含む複数の回転翼ユニットとを備えたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係わる気象観測装置は、海面に浮遊した状態で気象観測を行うことが可能であると共に、回転翼ユニットにより離水して所定高度までの飛翔やホバリングをしながら気象観測を行うことが可能である。これにより、上記の気象観測装置は、任意の位置において、海面(高度ゼロ)から鉛直方向の所定高度に至る領域の気象観測を1つの観測手段で連続的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係わる気象観測装置の第1実施形態を示す正面図である。
図1に示す気象観測装置の平面図である。
図1に示す気象観測装置の折り畳んだ状態を示す平面図である。
図1に示す気象観測装置の海面浮遊時の状態を示す正面図である。
図1に示す気象観測装置の海面で転倒した状態を示す正面図である。
図1に示す気象観測装置の飛翔時の状態を示す正面図である。
本発明に係わる気象観測装置の第2実施形態を示す正面図である。
図7に示す気象観測装置の平面図である。
本発明に係わる気象観測装置の第3実施形態を示す正面図である。
図9に示す気象観測装置の平面図である。
本発明に係わる気象観測装置の第4実施形態を示す平面図である。
図11に示す気象観測装置の正面図である。
図11に示す気象観測装置の側面図である。
本発明に係わる気象観測装置の第5実施形態を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1実施形態>
図1及び図2に示す気象観測装置1は、遠隔操縦又は自動操縦により運用される移動式の装置であって、基本構造として、海面(水面)に浮遊可能な機体2に、気象の観測機器3と、フロートを含む複数の降着ユニット4と、回転翼及びその駆動源であるモータを含む複数の回転翼ユニット5とを備えている。
【0010】
この実施形態の気象観測装置1は、図2に示す平面視において、機体2を中心にして複数(図示例では4本)の支持アーム6を90度間隔で放射状に備え、夫々の支持アーム6の先端に、降着ユニット4及び回転翼ユニット5を夫々備えている。各支持アーム6は、機体2に直接連結しても構わないが、図示例では、機体2に可変ジョイント7を介して取り付けてあり、一定の角度を維持することが可能であると共に、水平方向に角度調整可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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