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公開番号2025075992
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187565
出願日2023-11-01
発明の名称逆接保護回路、半導体装置、電子機器、車両
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類H02H 11/00 20060101AFI20250508BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】逆接保護回路の素子耐量を向上する。
【解決手段】逆接保護回路40は、接地電極T4と内部接地ノードGND_INTとの間に接続される第1トランジスタ41と、電源電極T1が接地電極T4よりも高電位であるときに第1トランジスタ41をオン状態として電源電極T1が接地電極T4よりも低電位であるときに第1トランジスタ41をオフ状態とする制御回路42と、第1トランジスタ41の制御端と接地電極T4との間に接続されて第1トランジスタ41の両端間電圧を所定の上限値以下に制限するクランプ回路43と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
接地電極と内部接地ノードとの間に接続される第1トランジスタと、
電源電極が前記接地電極よりも高電位であるときに前記第1トランジスタをオン状態として前記電源電極が前記接地電極よりも低電位であるときに前記第1トランジスタをオフ状態とするように構成される制御回路と、
前記第1トランジスタの制御端と前記接地電極との間に接続されて前記第1トランジスタの両端間電圧を所定の上限値以下に制限するように構成されるクランプ回路と、
を備える、逆接保護回路。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記クランプ回路は、前記第1トランジスタの制御端と前記接地電極との間でダイオード接続される第2トランジスタを含む、請求項1に記載の逆接保護回路。
【請求項3】
前記クランプ回路は、前記第1トランジスタの制御端と前記接地電極との間に接続される少なくとも一つのダイオードを含む、請求項1に記載の逆接保護回路。
【請求項4】
前記少なくとも一つのダイオードは、半導体基板から電気的に絶縁されたポリシリコンダイオードである、請求項3に記載の逆接保護回路。
【請求項5】
前記電源電極が前記接地電極よりも高電位であるときに前記第1トランジスタのバックゲートを前記接地電極に接続して前記電源電極が前記接地電極よりも低電位であるときに前記第1トランジスタのバックゲートを前記内部接地ノードに接続するように構成されるバックゲート切替回路をさらに備える、請求項1に記載の逆接保護回路。
【請求項6】
前記電源電極、前記接地電極及び出力電極と、
前記電源電極と前記出力電極との間に接続される出力トランジスタと、
前記電源電極と前記内部接地ノードとの間に接続される内部回路と、
前記出力トランジスタの両端間電圧をアクティブクランプ電圧以下に制限するように構成されるアクティブクランプ回路と、
請求項1~5のいずれかに記載の逆接保護回路と、
を備える、半導体装置。
【請求項7】
前記内部回路は、前記電源電極に正サージが印加されたときに前記電源電極と前記内部接地ノードとの間を導通するように構成される静電保護回路を含む、請求項6に記載の半導体装置。
【請求項8】
請求項6に記載の半導体装置と、
前記半導体装置の前記出力電極に接続される負荷と、
を備える、電子機器。
【請求項9】
前記負荷は、誘導性負荷である、請求項8に記載の電子機器。
【請求項10】
請求項8に記載の電子機器を備える、車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、逆接保護回路、半導体装置、電子機器及び車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
本願出願人は、車載向けの半導体装置(例えばIPD[intelligent power device]又はSPS[smart power switch])に関して、これまでに数多くの新技術を提案している(例えば特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/187785号
【0004】
[概要]
しかし、従来の半導体装置は、逆接保護回路の素子耐量について検討の余地があった。
【0005】
例えば、本開示に係る逆接保護回路は、接地電極と内部接地ノードとの間に接続される第1トランジスタと、電源電極が前記接地電極よりも高電位であるときに前記第1トランジスタをオン状態として前記電源電極が前記接地電極よりも低電位であるときに前記第1トランジスタをオフ状態とするように構成される制御回路と、前記第1トランジスタの制御端と前記接地電極との間に接続されて前記第1トランジスタの両端間電圧を所定の上限値以下に制限するように構成されるクランプ回路と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、半導体装置を備えた電子機器の一構成例を示す図である。
図2は、アクティブクランプ回路の一構成例を示す図である。
図3は、アクティブクランプ動作の一例を示す図である。
図4は、逆接保護回路の第1実施形態を示す図である。
図5は、第1実施形態における電源オープン時の放電経路を示す図である。
図6は、第1実施形態における電源オープン時の動作波形を示す図である。
図7は、逆接保護回路の第2実施形態を示す図である。
図8は、第2実施形態における電源オープン時の動作波形を示す図である。
図9は、半導体装置に集積化されるダイオードの概略構成を示す図である。
図10は、逆接保護回路の第3実施形態を示す図である。
図11は、車両の外観を示す図である。
【0007】
[詳細な説明]
<電子機器>
図1は、半導体装置を備えた電子機器の一構成例を示す図である。本構成例の電子機器Aは、半導体装置1と、直流電源2と、負荷3とを備える。直流電源2は、車載バッテリであってもよい。負荷3は、エンジン制御用ECU[electronic control unit]、エアコン、ボディ機器などであってもよい。
【0008】
半導体装置1は、直流電源2と負荷3との間を導通/遮断するハイサイドスイッチIC(IPDの一種)である。本図に即して述べると、半導体装置1は、出力トランジスタ10(例えばNMOSFET[N-channel type metal oxide semiconductor field effect transistor])と、コントローラ20と、を集積化して成る。
【0009】
なお、本明細書において、MOSFETとは、ゲートの構造が、「導電体又は抵抗値が小さいポリシリコン等の半導体からなる層」、「絶縁層」及び「P型、N型又は真性の半導体層」の少なくとも3層からなるトランジスタをいう。つまり、MOSFETのゲートの構造は、金属、酸化物及び半導体の3層構造に限定されない。
【0010】
また、本明細書において、MOSFETは、特に断らない限り、エンハンスメント型であってもよい。なお、エンハンスメント型のMOSFETは、ゲート・ソース間電圧が0Vであるときにオフ状態となる。言い換えると、エンハンスメント型のMOSFETは、正のオン閾値電圧を持つ。一方、デプレッション型のMOSFETは、ゲート・ソース間電圧が0Vであるときにオン状態となる。言い換えると、デプレッション型のMOSFETは、負のオン閾値電圧を持つ。
(【0011】以降は省略されています)

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