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公開番号
2025060321
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170997
出願日
2023-09-30
発明の名称
ゲージ
出願人
未来工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02G
3/02 20060101AFI20250403BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】壁に配線器具が設置される貫通孔を形成する際に、化粧プレートのサイズを認識しながらその設置位置を定めることができるゲージを提供する。
【解決手段】ゲージ1は、配線器具とともに設けられる矩形状の化粧プレートの外寸のうち、上下方向の対向する辺の間の幅、及び左右方向の対向する辺の間の幅と、それぞれ同一の幅の上下方向の幅W1及び左右方向の幅W2を形成する化粧プレート幅表示部11と、貫通孔を形成するための、穿孔中心位置及び貫通孔形状を罫書くための罫書き部12と、を備えた。また、罫書き部12は、貫通孔を形成した後に壁裏に設置される後付け配線ボックスを挿入可能な大きさを示す外寸表示部13、及び貫通孔を形成する前に壁裏に設置される先付け配線ボックスの開口を臨ませる貫通孔の大きさを示す内寸表示部14を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
壁に形成された貫通孔に設置される配線器具とともに設けられる化粧プレートの外寸のうち、直交する上下方向及び左右方向の少なくとも一方の幅と同一の幅の外寸を形成する化粧プレート幅表示部と、
前記貫通孔を形成するための、穿孔中心位置及び貫通孔形状の少なくとも一方を罫書くための罫書き部と、
を備えたことを特徴とするゲージ。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記罫書き部は、前記貫通孔を形成した後に当該貫通孔を介して壁裏に設置される配線ボックスを挿入可能な大きさを示す外寸表示部を有することを特徴とする請求項1に記載のゲージ。
【請求項3】
前記罫書き部は、前記貫通孔を形成する前に壁裏に設置される配線ボックスの開口を臨ませる当該貫通孔の大きさを示す内寸表示部を有し、
前記外寸表示部及び前記内寸表示部それぞれの少なくとも一部は共通の貫通溝により形成されていることを特徴とする請求項2に記載のゲージ。
【請求項4】
前記罫書き部は、前記貫通孔を形成する前に壁裏に設置される配線ボックスの開口を臨ませる当該貫通孔の大きさを示す内寸表示部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のゲージ。
【請求項5】
壁に形成された貫通孔に設置される配線器具とともに設けられる矩形状の化粧プレートの、2組の対向する辺のうち一方の辺の間の幅、及び他方の辺の間の幅と、それぞれ同一の幅を形成する2組の対向する辺を輪郭に備えるとともに、前記貫通孔を形成するための、穿孔中心位置及び貫通孔形状の少なくとも一方を罫書くための罫書き部を備えたことを特徴とするゲージ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、壁に形成された貫通孔に設置される配線器具とともに設けられる化粧プレートの外寸を表示したり、前記貫通孔を形成するための穿孔中心位置あるいはその形状を罫書くためのゲージに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
室内壁にコンセントやスイッチなどの配線器具を設置するときは、壁に貫通孔を形成し、壁裏に配線されたケーブルを貫通孔から壁表に引き出して配線器具と接続し、配線器具を壁面に取り付けている。また、壁裏に配線ボックスを設置し、この内部に配線器具を収容して設置するときは、貫通孔を形成した後、壁表から配線ボックスを壁裏に挿入して設置したり、予め壁裏に配線ボックスを設置した後、壁裏のケーブルを配線ボックス内に通し、貫通孔から引き出して配線器具と接続し、配線器具を壁面に取り付けている。これらの配線ボックスに対応する貫通孔を壁面に形成する際には、貫通孔の穿孔中心位置やその形状などを壁面に表示する必要があり、そのために各種ゲージが用いられている。
【0003】
特許文献1には、壁面に貫通孔を形成するためのゲージとしての穿孔中心表示具が記載されている。この穿孔中心表示具は、壁面の貫通孔である取付け孔の全部またはその一部を構成する複数の円穿孔を壁面に穿設するため、各円穿孔の穿孔中心を表示する小孔からなる複数の表示部を備え、縦対称軸の上方位置に設けられた縣下手段により穿孔中心表示具の本体を鉛直方向に縣下させ、壁面に対し取付け孔の穿孔位置に複数の表示部を水平方向等に配置できるように構成されている。穿孔中心表示具で壁面に、例えば複数の円穿孔の一部を重合してなる小判形の取付け孔を穿設するときは、縣下手段により本体を鉛直に吊下した状態で、表示部の小孔を介して筆記具により壁面にマークして複数の円穿孔の穿孔中心位置の全てを表示させ、穿孔具を使用して穿設する。
【0004】
特許文献2には、コンセント及びスイッチ類を装着する配線金具に対応する孔開け位置を壁面に特定するゲージとしての孔開用テンプレートが記載されている。この孔開用テンプレートは、配線金具の表面を覆う壁面の上に記された配線金具の中心墨だし線に重合する位置合せ用中心線を板体に設け、この位置合せ用中心線の周囲に、配線金具の開口部形状に対応した罫書溝孔を複数本開穿している。この孔開用テンプレートは、壁面上に記された配線金具の中心墨だし線と、孔開用テンプレートの位置合せ用中心線とを重合することにより、配線金具の位置を罫書溝孔で特定することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平10-336837号公報
実用新案登録第3009762号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、壁面の貫通孔に設置されるコンセントやスイッチ等の配線器具は、その周囲と壁面に形成された貫通孔との間に生じる隙間を覆うなどの目的で化粧プレートが取り付けられる。
しかし、各特許文献には、化粧プレートの外形寸法の表示部を備えたゲージは記載されておらず、壁に貫通孔を形成する際に、最終的に設置される化粧プレートのサイズを認識しながらその設置位置を定めたい場合に、従来のゲージではそれができなかった。
【0007】
そこで、本発明は、壁に配線器具が設置される貫通孔を形成する際に、化粧プレートのサイズを認識しながらその設置位置を定めることができるゲージの提供を課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1のゲージは、壁に形成された貫通孔に設置される配線器具とともに設けられる化粧プレートの外寸のうち、直交する上下方向及び左右方向の少なくとも一方の幅と同一の幅の外寸を形成する化粧プレート幅表示部と、
前記貫通孔を形成するための、穿孔中心位置及び貫通孔形状の少なくとも一方を罫書くための罫書き部と、を備えている。
【0009】
請求項2のゲージは、特に、罫書き部が、貫通孔を形成した後に当該貫通孔を介して壁裏に設置される配線ボックスを挿入可能な大きさを示す外寸表示部を有している。
これにより、壁裏に配線ボックスを設置するために必要な貫通孔の大きさを壁面に罫書くことができ、最適な位置に最適な大きさの貫通孔を形成することができる。
【0010】
請求項3のゲージは、特に、罫書き部が、貫通孔を形成する前に壁裏に設置される配線ボックスの開口を臨ませる貫通孔の大きさを示す内寸表示部を有し、
外寸表示部及び内寸表示部それぞれの少なくとも一部は共通の貫通溝により形成されている。
これにより、外寸表示部及び内寸表示部に共通の貫通溝を利用するため、ゲージ全体をコンパクト及び簡素な構成にすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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