TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025084999
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2025035514,2021183975
出願日
2025-03-06,2021-11-11
発明の名称
波付管
出願人
未来工業株式会社
代理人
個人
主分類
F16L
57/00 20060101AFI20250527BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】切割部を上方に向けた状態で、かつ内部に配線・配管材を収容した状態で、波付管を上下反転可能とする。
【解決手段】4つの平面状管壁部のうち1つの平面状管壁部に軸方向に連続する切割部5が設けられ、波付管D’の軸方向の一端部には別の波付管D’の他端部を内嵌して重合される接続部C’が一体に設けられ、前記接続部C’には切割部5と直線状に連続する接続部切割部45が形成され、接続部切割部45と別の波付管D’の切割部5とを合致させて、一方の波付管D’の接続部C’に、別の波付管D’の他端部を挿入可能であって、前記接続部C’を介して互いに接続された複数の波付管D’のうち連続する少なくとも2本の波付管D’を、上方を向いた前記切割部5が下方を向くようにねじり回動させる途中において、前記接続部C’の接続部切割部45に設けられた対向端縁部45a,45bは、波付管の軸方向に沿ってずれるように変形可能な構成とする。
【選択図】図16
特許請求の範囲
【請求項1】
外面に凹凸部が軸方向に交互に形成され、前記凸部の横断面形状が矩形状であり、4つの平面状管壁部のうち1つの平面状管壁部に、軸方向に連続する切割部が設けられ、当該切割部を拡開することで、内部に配線・配管材を収容・敷設可能である波付管であって、
軸方向の一端部には、別の波付管の他端部を内嵌することで重合される接続部が一体に設けられ、
前記接続部には、一般部に設けられた切割部と直線状に連続する接続部切割部が形成され、当該接続部切割部と別の波付管の切割部とを合致させて、一方の波付管の接続部に、別の波付管の他端部を挿入可能であって、
前記接続部を介して互いに一連に接続された複数の波付管のうち連続する少なくとも2本の波付管を、上方を向いた前記切割部が下方を向くようにねじり回動させる途中において、前記接続部の接続部切割部に設けられた対向端縁部は、波付管の軸方向に沿ってずれるように変形可能であることを特徴とする波付管。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
内外面に凹凸部が軸方向に交互に形成され、前記外面凸部の横断面形状において対向する2つの直線部が形成されることで、各直線部を含む2つの平面状管壁部が対向配置され、当該2つの直線部の一方を含む一方の平面状管壁部に、軸方向に連続する切割部が設けられ、当該切割部を拡開することで、内部に配線・配管材を収容・敷設可能である波付管であって、
前記切割部が形成された前記一方の平面状管壁部を上方に向けて配置した状態から、軸方向に沿って回動角度が漸次変化するように、全体をねじり回動させることで、前記一方の平面状管壁部が下方を向くように配置変更させる途中において、前記切割部の軸方向に沿った各対向端縁部が当該軸方向に沿って相対的にずれるように全体が変形可能であり、しかも前記ねじり回動の途中において反ねじり回動方向への回動力が生じないような全長及び可撓性を備えていることを特徴とする波付管。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、切割部を上方に向けた状態で、内部に配線・配管材を収容した後に、当該切割部が下方を向くように反転させて敷設する構成の波付管に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1の明細書の段落「0022」及び図面の図6~図8には、断面略円形の波付管から成り、その軸方向に連続して切割部8が設けられた配線・配管材の保護管5が開示されており、先に敷設面に配線・配管材1を敷設しておき、その後に、前記保護管5の切割部8を下方に向けて、敷設面上の配線・配管材1に対して押し付けることで、当該切割部8が拡開されて、内部に配線・配管材1が収容されることが開示されている。
【0003】
また、特許文献1の明細書の段落「0025」には、保護管5には、その保護管本体2の長手方向の一端部に継手4が一体に設けられていて、当該継手4を、別の保護管5の保護管本体3に外嵌させることで、複数本の保護管5が接続されることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-141099号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このため、特許文献1に開示の保護管5では、敷設面に対して先に配線・配管材を敷設する必要があり、保護管5を先行配管して配線・配管材を予め敷設することはできず、配線・配管材の敷設に伴う制約があった。また、先に敷設した配線・配管材の全体に亘って、保護管5の切割部8を沿わせないと、当該切割部8はうまく拡開せず、更に、当該切割部8は、保護管5の裏側(下方)に存在していて、目視しにくいため、作業性が悪かった。
【0006】
また、保護管5の横断面が略円形であるため、外力に対する耐変形剛性が低く、落下物類の落下衝突、或いは人による踏付けにより簡単に潰されてしまい、配線・配管材を保護する保護管としての機能を十分に果し得なかった。
【0007】
更に、前記継手4により互いに連結された複数の保護管5に配線・配管材が収容・敷設された後に、別の配線・配管材を増設させるには、切割部8が下方を向いた既設の保護管5を反転させて、上方を向いた切割部8から、増設に係る配線・配管材を保護管5に収容することは可能であるが、現実には難しい。即ち、継手4により連結された複数の保護管5は、互いに回転可能であるため、各保護管5を個別に反転させる必要があり、当該保護管5の反転時において連結されている別の保護管5が連れ回ったりして、作業性が悪く、各保護管5を個別に反転させて、その切割部8を全体に亘って直線状になるように配置位置(向き)を揃えることは、現実的ではない。
【0008】
本発明は、接続体により接続された複数の波付管の切割部を上方に向けた状態で内部に配線・配管材を収容し、この状態で、接続状態の複数の波付管を反転させられる波付管の提供を課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するための請求項1の発明は、
外面に凹凸部が軸方向に交互に形成され、前記凸部の横断面形状が矩形状であり、4つの平面状管壁部のうち1つの平面状管壁部に、軸方向に連続する切割部が設けられ、当該切割部を拡開することで、内部に配線・配管材を収容・敷設可能である波付管であって、
軸方向の一端部には、別の波付管の他端部を内嵌することで重合される接続部が一体に設けられ、
前記接続部には、一般部に設けられた切割部と直線状に連続する接続部切割部が形成され、当該接続部切割部と別の波付管の切割部とを合致させて、一方の波付管の接続部に、別の波付管の他端部を挿入可能であって、
前記接続部を介して互いに一連に接続された複数の波付管のうち連続する少なくとも2本の波付管を、上方を向いた前記切割部が下方を向くようにねじり回動させる途中において、前記接続部の接続部切割部に設けられた対向端縁部は、波付管の軸方向に沿ってずれるように変形可能であることを特徴としている。
【0010】
請求項1の発明によれば、軸方向の一端部に接続部が一体に設けられた複数の波付管を当該接続部を介して一連に接続した状態で、連続する少なくとも2本の波付管を、上方を向いた前記切割部が下方を向くようにねじり回動させる途中において、前記接続部の接続部切割部に設けられた対向端縁部は、波付管の軸方向に沿ってずれるように変形可能であるので、上記構成の波付管の反転配置が可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
未来工業株式会社
取付装置
1日前
未来工業株式会社
取付部材
6日前
未来工業株式会社
保持具および保持構造
1か月前
未来工業株式会社
配線ボックス装置及び外皮材
19日前
未来工業株式会社
管継手カバー及び管継手の配設構造
2日前
未来工業株式会社
波付管
1日前
未来工業株式会社
被膜形成剤
21日前
個人
流路体
4か月前
個人
ホース保持具
1か月前
個人
トーションバー
2か月前
株式会社不二工機
電磁弁
20日前
個人
回転式配管用支持具
3か月前
個人
固着具と成形品部材
4か月前
個人
ボルトナットセット
2か月前
株式会社オンダ製作所
継手
3か月前
個人
ベルトテンショナ
3か月前
株式会社ミクニ
弁装置
3か月前
株式会社ミクニ
弁装置
3か月前
株式会社三協丸筒
枠体
2か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
2か月前
日東精工株式会社
樹脂被覆ねじ
2か月前
日東電工株式会社
断熱材
1か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
13日前
個人
固着具と固着具の固定方法
15日前
協和工業株式会社
空気弁
3か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
3か月前
株式会社不二工機
電動弁
2か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
16日前
個人
固着具と固着具の固定方法
1か月前
カヤバ株式会社
緩衝装置
3か月前
株式会社不二工機
逆止弁
4か月前
株式会社ナジコ
自在継手
4か月前
個人
角型菅の連結構造及び工法
3か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
27日前
株式会社ノーリツ
分配弁
27日前
株式会社ノーリツ
分配弁
27日前
続きを見る
他の特許を見る