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公開番号2025065729
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023175127
出願日2023-10-10
発明の名称ガス検出器
出願人理研計器株式会社
代理人個人,個人
主分類G01N 27/04 20060101AFI20250415BHJP(測定;試験)
要約【課題】様々なガス検知方法に対応可能なガス検知器を提供する。
【解決手段】
ガス検知器は、本体と、本体に対して分離自在の状態で配置される第一ガス検知モジュールと、本体に対して分離自在の状態で配置される第二ガス検知モジュールと、を備える。第一ガス検知モジュールは、第一チャンバと、第一チャンバに対して分離自在の状態で配置される第一ガスセンサと、第一ガスセンサに対して分離自在の状態で配置され第一センサ用ベースとを有する。一方、第二ガス検知モジュールは、第二チャンバと、第二チャンバに対して分離自在の状態で配置される第二センサユニットと、を有する。第一ガス検知モジュールにおける本体に対する接続レイアウトと、第二ガス検知モジュールにおける本体に対する接続レイアウトが、同じとなっている。
【選択図】図24
特許請求の範囲【請求項1】
ガスを検知するガス検知器であって、
前記ガスが流入する本体側流入路、及び、前記ガスが流出する本体側流出路を有する本体と、
前記本体に対して分離自在の状態で配置されて、前記ガスを検知する第一ガス検知モジュールと、
前記本体に対して分離自在の状態で配置されて、前記ガスを検知する第二ガス検知モジュールと、を備え、
前記第一ガス検知モジュールは、
前記本体に対して分離自在の状態で配置され、前記本体側流入路に着脱自在に接続される第一チャンバ側流入路、前記本体側流出路に着脱自在に接続される第一チャンバ側流出路、及び、当該第一チャンバ側流入路と当該第一チャンバ側流出路の間に介在する第一内部空間を有する第一チャンバと、
前記第一チャンバに対して分離自在の状態で配置され、自身のガス検知部が前記第一内部空間を通過する前記ガスに接触される第一ガスセンサと、
前記第一ガスセンサに対して分離自在の状態で配置され、前記第一ガスセンサが有する第一センサ側コネクタに着脱自在に接続される第一センサ受けコネクタ、及び、前記本体が有する本体側コネクタに着脱自在に接続される第一本体受けコネクタを有することで、前記ガスセンサと前記本体を電気的に接続状態とする第一センサ用ベースと、
を有してなり、
前記第二ガス検知モジュールは、
前記本体に対して分離自在の状態で配置され、前記本体側流入路に着脱自在に接続される第二チャンバ側流入路、前記本体側流出路に着脱自在に接続される第二チャンバ側流出路、及び、当該第二チャンバ側流入路と当該第二チャンバ側流出路の間に介在する第二内部空間を有する第二チャンバと、
前記第二チャンバに対して分離自在の状態で配置される第二センサユニットと、
を有してなり、
前記第二ガス検知モジュールの前記第二センサユニットは、更に、
第二筐体と、
前記第二筐体の内部に配置され、前記第二内部空間を通過する前記ガスに接触される第二ガスセンサと、
前記第二筐体に配置されて、前記本体が有する本体側コネクタに着脱自在に接続される第二本体受けコネクタと、を有してなり、
前記第一ガス検知モジュールにおける前記第一チャンバ側流入路、前記第一チャンバ側流出路、及び、前記第一本体受けコネクタの前記本体に対する接続レイアウトと、前記第二ガス検知モジュールにおける前記第二チャンバ側流入路、前記第二チャンバ側流出路、及び、前記第二本体受けコネクタの前記本体に対する接続レイアウトが、同じであることを特徴とするガス検知器。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記第一ガス検知モジュールにおける前記第一チャンバと前記第一ガスセンサの接続インタフェースの形状と、前記第二ガス検知モジュールにおける第二チャンバと前記第二センサユニットの接続インタフェースの形状が、互いに異なることを特徴とする、
請求項1に記載のガス検知器。
【請求項3】
前記第一チャンバは、第一チャンバ側係合部を有し、
前記第一センサ用ベースは、前記第一チャンバ側係合部と係合する第一ベース側係合部を有し、
前記第一チャンバ側係合部と前記第一ベース側係合部を係合させることで前記第一チャンバが前記第一センサ用ベースに対して固定され、
前記第二チャンバは、第二チャンバ側係合部を有し、
前記本体は、前記第二チャンバ側係合部と係合する第二本体側係合部を有し、
前記第二チャンバ側係合部と前記第二本体側係合部を係合させることで前記第二チャンバが前記本体に対して固定される、ことを特徴とする、
請求項1に記載のガス検知器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスを検知するガス検出器に関する。
続きを表示(約 3,500 文字)【背景技術】
【0002】
ガス検出器には、複数種のガスを検出するために、ガスを検知するためのガスセンサ(ガス検知モジュール)を交換できるものがある(特許文献1参照)。また、一つのガス検出器の中に、複数種類のガスセンサを搭載することで、複数種のガスを同時検知できるものもある(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-218100
特開2023-076338
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のガス検出器は、外形が同じとなる一体型の筐体のガス検知モジュールに限って、相互交換することができる構造であるため、様々なガス検知方法に対応することができないという問題があった。
【0005】
本発明は、斯かる実情に鑑み、様々なガス検知方法に対応可能なガス検出器を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的に関連する本発明は、ガスを検知するガス検知器であって、前記ガスが流入する本体側流入路、及び、前記ガスが流出する本体側流出路を有する本体と、前記本体に対して分離自在の状態で配置されて、前記ガスを検知する第一ガス検知モジュールと、前記本体に対して分離自在の状態で配置されて、前記ガスを検知する第二ガス検知モジュールと、を備え、前記第一ガス検知モジュールは、前記本体に対して分離自在の状態で配置され、前記本体側流入路に着脱自在に接続される第一チャンバ側流入路、前記本体側流出路に着脱自在に接続される第一チャンバ側流出路、及び、当該第一チャンバ側流入路と当該第一チャンバ側流出路の間に介在する第一内部空間を有する第一チャンバと、前記第一チャンバに対して分離自在の状態で配置され、自身のガス検知部が前記第一内部空間を通過する前記ガスに接触される第一ガスセンサと、前記第一ガスセンサに対して分離自在の状態で配置され、前記第一ガスセンサが有する第一センサ側コネクタに着脱自在に接続される第一センサ受けコネクタ、及び、前記本体が有する本体側コネクタに着脱自在に接続される第一本体受けコネクタを有することで、前記ガスセンサと前記本体を電気的に接続状態とする第一センサ用ベースと、を有してなり、前記第二ガス検知モジュールは、前記本体に対して分離自在の状態で配置され、前記本体側流入路に着脱自在に接続される第二チャンバ側流入路、前記本体側流出路に着脱自在に接続される第二チャンバ側流出路、及び、当該第二チャンバ側流入路と当該第二チャンバ側流出路の間に介在する第二内部空間を有する第二チャンバと、前記第二チャンバに対して分離自在の状態で配置される第二センサユニットと、を有してなり、前記第二ガス検知モジュールの前記第二センサユニットは、更に、第二筐体と、前記第二筐体の内部に配置され、前記第二内部空間を通過する前記ガスに接触される第二ガスセンサと、前記第二筐体に配置されて、前記本体が有する本体側コネクタに着脱自在に接続される第二本体受けコネクタと、を有してなり、前記第一ガス検知モジュールにおける前記第一チャンバ側流入路、前記第一チャンバ側流出路、及び、前記第一本体受けコネクタの前記本体に対する接続レイアウトと、前記第二ガス検知モジュールにおける前記第二チャンバ側流入路、前記第二チャンバ側流出路、及び、前記第二本体受けコネクタの前記本体に対する接続レイアウトが、同じであることを特徴とするガス検知器である。
【0007】
上記ガス検知器に関連して、前記第一ガス検知モジュールにおける前記第一チャンバと前記第一ガスセンサの接続インタフェースの形状と、前記第二ガス検知モジュールにおける第二チャンバと前記第二センサユニットの接続インタフェースの形状が、互いに異なることを特徴としてもよい。
【0008】
上記ガス検知器に関連して、前記第一チャンバは、第一チャンバ側係合部を有し、前記第一センサ用ベースは、前記第一チャンバ側係合部と係合する第一ベース側係合部を有し、前記第一チャンバ側係合部と前記第一ベース側係合部を係合させることで前記第一チャンバが前記第一センサ用ベースに対して固定され、前記第二チャンバは、第二チャンバ側係合部を有し、前記本体は、前記第二チャンバ側係合部と係合する第二本体側係合部を有し、前記第二チャンバ側係合部と前記第二本体側係合部を係合させることで前記第二チャンバが前記本体に対して固定される、ことを特徴としてもよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ガス検出器において、様々なガス検知方法に柔軟に対応可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第一実施形態のガス検知器の本体を(A)正面斜め上から視た斜視図、(B)背面斜め下から視た斜視図である。
同本体の(A)上面図、(B)正面図、(C)左側面図、(D)右側面図、(E)底面図、(F)背面図である。
同本体の前面カバーを開いた状態の斜視図である。
同本体の前面カバーを開いた状態の正面図である。
同本体の前面カバーと右側面カバーを省略した状態の右側面図である。
同本体のポンプを分解した状態の斜視図である。
同本体のフローセンサを分解した状態の斜視図である。
同本体のポンプとフローセンサを取り外した状態の正面図である。
第一実施形態のガス検知器のガス検知モジュールにおける(A)背面から視た斜視図、(B)右側面図、(C)背面図である。
チャンバを解放した同ガス検知モジュールにおける(A)背面下側から視た斜視図、(B)底面図、(C)ガスセンサを分解した状態の斜視図である。
同ガス検知器における(A)本体とガス検知モジュールを分離した状態の右側面図、(B)本体にガス検査モジュールを装着した状態の右側面図である。
同ガス検知器の内部回路構成を示すブロック図である。
同ガス検知器の本体側計算機、ベース側計算機、センサ側計算機の機能構成を示すブロック図である。
同ガス検知器の内部回路構成の変形例を示すブロック図である。
同ガス検知器の本体側計算機、ベース側計算機、センサ側計算機の機能構成の変形例を示すブロック図である。
同ガス検知器の本体側計算機によるガス検知モジュールの種別判定を行う判定テーブルを示す図である。
同ガス検知器のガス検知プログラムの手順を示すフローチャートである。
第二実施形態のガス検知器のガス検知モジュールにおける(A)背面から視た斜視図、(B)右側面図、(C)背面図である。
チャンバを解放した同ガス検知モジュールにおける(A)背面下側から視た斜視図、(B)ガスセンサを分解した状態の斜視図である。
同ガス検知器における(A)本体とガス検知モジュールを分離した状態の右側面図、(B)本体にガス検査モジュールを装着した状態の右側面図である。
同ガス検知器の内部回路構成を示すブロック図である。
同ガス検知器の本体側計算機、ベース側計算機、第一センサ側計算機、第二センサ側計算機の機能構成を示すブロック図である。
第三実施形態のガス検知器のガス検知モジュールにおけるチャンバの(A)背面斜め上から視た斜視図、(B)正面図、(C)左側面図、(D)右側面図、(E)背面図である。
同ガス検知モジュールにおけるセンサユニットの(A)正面斜め下から視た斜視図、(B)背面斜め上から視た斜視図、(C)背面図、(D)右側面図である。
同ガス検知モジュールにおけるセンサユニットとチャンバが接続された状態を示す背面図である。
同ガス検知器における(A)本体とセンサユニットとチャンバを分離した状態の右側面図、(B)本体にチャンバを装着した状態の右側面図、(C)本体にセンサユニットを装着した状態の右側面図である。
同ガス検知器の内部回路構成を示すブロック図である。
同ガス検知器の本体側計算機、ユニット側計算機の機能構成を示すブロック図である。
第二実施形態のガス検知器のベース側計算機によるガスセンサの種別判定を行う判定テーブルを示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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