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公開番号2025065726
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023175124
出願日2023-10-10
発明の名称ガス検出器
出願人理研計器株式会社
代理人個人,個人
主分類G01N 27/04 20060101AFI20250415BHJP(測定;試験)
要約【課題】様々なガス検知手法に対応可能な小型のガス検知器を提供する。
【解決手段】
ガス検知器1は、本体10と、本体10に対して分離自在に状態で配置され、チャンバ側流入路52IN、チャンバ側流出路54OUT、及び内部空間54を有するチャンバ52と、チャンバ52に対して分離自在の状態で配置されるガスセンサ60と、ガスセンサ60及び本体10に対して分離自在の状態で配置され、ガスセンサ60が着脱自在に接続されるセンサ受けコネクタ75、及び、本体10に着脱自在に接続される本体受けコネクタ77を有するセンサ用ベース70と、を備えるようにした。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項１】
ガスを検知するガス検知器であって、
前記ガスが流入する本体側流入路、及び、前記ガスが流出する本体側流出路を有する本体と、
前記本体に対して分離自在に状態で配置され、前記本体側流入路に着脱自在に接続されるチャンバ側流入路、前記本体側流出路に着脱自在に接続されるチャンバ側流出路、及び、当該チャンバ側流入路と当該チャンバ側流出路の間に介在する内部空間を有するチャンバと、
前記チャンバに対して分離自在の状態で配置され、自身のガス検知部が前記内部空間を通過する前記ガスに接触されるガスセンサと、
前記ガスセンサ及び前記本体に対して分離自在の状態で配置され、前記ガスセンサが有するセンサ側コネクタに着脱自在に接続されるセンサ受けコネクタ、及び、前記本体が有する本体側コネクタに着脱自在に接続される本体受けコネクタを有することで、前記ガスセンサと前記本体を電気的に接続状態とするセンサ用ベースと、
を備えることを特徴とするガス検知器。
続きを表示（約 970 文字）【請求項２】
前記チャンバは、前記ガスセンサが挿入されるセンサ挿入口を有しており、
前記ガスセンサは、前記センサ挿入口と当接可能な環状のセンサ側シール面を有しており、
前記センサ挿入口と前記センサ側シール面が当接することで、前記内部空間が閉鎖空間となることを特徴とする、
請求項１に記載のガス検知器。
【請求項３】
前記チャンバは、チャンバ側係合部を有し、
前記センサ用ベースは、前記チャンバ側係合部と係合するベース側係合部を有し、
前記チャンバ側係合部と前記ベース側係合部を係合させることで前記チャンバが前記センサ用ベースに対して固定され、
前記チャンバ側係合部と前記ベース側係合部を解除することで、前記チャンバが前記センサ用ベースに対して相対移動可能となることを特徴とする、
請求項１に記載のガス検知器。
【請求項４】
複数の前記ガスセンサを備え、
複数の前記ガスセンサの前記ガス検知部が、前記チャンバの前記内部空間を通過する前記ガスに接触されており、
前記センサ用ベースは、複数の前記ガスセンサに対応する複数の前記センサ受けコネクタを有することを特徴とする、
請求項１に記載のガス検知器。
【請求項５】
前記センサ用ベースは、ベース側計算機を備えており、
前記ベース側計算機は、複数の前記ガスセンサの出力を多重化して、前記本体受けコネクタを介して前記本体に伝送する出力マルチプレクサ処理部を有することを特徴とする、
請求項４に記載のガス検知器。
【請求項６】
前記ガスセンサは、センサ側計算機を備えており、
前記センサ側計算機は、前記ガス検知部の出力を規格化する規格化処理部を有することを特徴とする、
請求項５に記載のガス検知器。
【請求項７】
前記センサ用ベースは、ベース側計算機を備えており、
前記ベース側計算機は、前記本体受けコネクタを介して前記本体から伝送される多重化された入力信号を分派して、複数の前記ガスセンサに分配する入力デ・マルチプレクサ処理部を有することを特徴とする、
請求項４に記載のガス検知器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ガスを検知するガス検出器に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
ガス検出器には、複数種のガスを検出するために、ガスを検知するためのガスセンサ（ガス検知モジュール）を交換できるものがある。また、一つのガス検出器の中に、複数種類のガスセンサを搭載することで、複数種のガスを同時検知できるものもある（特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－０７６３３８
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、従来のガス検出器は、様々なガス検知手法に対応する複数種類のガス検知ジュールを予め用意しようとすると、サイズ共通化するために、全てのガス検知ジュールが大型化してしまうという問題があった。結果、ガス検出器全体が大型化してしまうという課題があった。
【０００５】
本発明は、斯かる実情に鑑み、様々なガス検知手法に対応させつつも、小型化が可能なガス検出器を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的に関連する本発明は、ガスを検知するガス検知器であって、前記ガスが流入する本体側流入路、及び、前記ガスが流出する本体側流出路を有する本体と、前記本体に対して分離自在に状態で配置され、前記本体側流入路に着脱自在に接続されるチャンバ側流入路、前記本体側流出路に着脱自在に接続されるチャンバ側流出路、及び、当該チャンバ側流入路と当該チャンバ側流出路の間に介在する内部空間を有するチャンバと、前記チャンバに対して分離自在の状態で配置され、自身のガス検知部が前記内部空間を通過する前記ガスに接触されるガスセンサと、前記ガスセンサ及び前記本体に対して分離自在の状態で配置され、前記ガスセンサが有するセンサ側コネクタに着脱自在に接続されるセンサ受けコネクタ、及び、前記本体が有する本体側コネクタに着脱自在に接続される本体受けコネクタを有することで、前記ガスセンサと前記本体を電気的に接続状態とするセンサ用ベースと、を備えることを特徴とするガス検知器である。
【０００７】
上記ガス検知器に関連して、前記チャンバは、前記ガスセンサが挿入されるセンサ挿入口を有しており、前記ガスセンサは、前記センサ挿入口と当接可能な環状のセンサ側シール面を有しており、前記センサ挿入口と前記センサ側シール面が当接することで、前記内部空間が閉鎖空間となることを特徴としてもよい。
【０００８】
上記ガス検知器に関連して、前記チャンバは、チャンバ側係合部を有し、前記センサ用ベースは、前記チャンバ側係合部と係合するベース側係合部を有し、前記チャンバ側係合部と前記ベース側係合部を係合させることで前記チャンバが前記センサ用ベースに対して固定され、前記チャンバ側係合部と前記ベース側係合部を解除することで、前記チャンバが前記センサ用ベースに対して相対移動可能となることを特徴としてもよい。
【０００９】
上記ガス検知器に関連して、ガス検知器は、複数の前記ガスセンサを備え、複数の前記ガスセンサの前記ガス検知部が、前記チャンバの前記内部空間を通過する前記ガスに接触されており、前記センサ用ベースは、複数の前記ガスセンサに対応する複数の前記センサ受けコネクタを有することを特徴としてもよい。
【００１０】
上記ガス検知器に関連して、前記センサ用ベースは、ベース側計算機を備えており、前記ベース側計算機は、複数の前記ガスセンサの出力を多重化して、前記本体受けコネクタを介して前記本体に伝送する出力マルチプレクサ処理部を有することを特徴としてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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