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公開番号
2025063780
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023173263
出願日
2023-10-04
発明の名称
検査装置
出願人
株式会社 システムスクエア
代理人
個人
主分類
G01N
23/10 20180101AFI20250409BHJP(測定;試験)
要約
【課題】照明部から撮像部へ向かう光路の向きを変更する反射面の位置や向きの調整の作業性向上に資する検査装置を提供する。
【解決手段】一定の方向に包装体である検査対象物を搬送する搬送部と、検査対象物にX線を照射するX線照射部と、検査対象物を透過したX線を検出し、X線検出データを出力するX線検出部と、検査対象物に光を照射する照明部と、光が照射された検査対象物の背後において光学画像を撮像し、光学画像データを出力する撮像部と、照明部から撮像部へ向かう光路の途中に設けられ、光路の向きを変更する反射面を備える反射部材と、反射部材が取り付けられ、反射面の位置及び/又は向きを調整する反射方向調整部と、X線検出データに基づきX線透過画像を生成するとともに、光学画像データに基づき光学画像を生成する画像生成部と、X線透過画像と光学画像とに基づき、検査対象物における内容物の位置を特定する検査部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一定の方向に包装体である検査対象物を搬送する搬送部と、
前記検査対象物にX線を照射するX線照射部と、
前記検査対象物を透過した前記X線を検出し、X線検出データを出力するX線検出部と、
前記検査対象物に光を照射する照明部と、
前記光が照射された前記検査対象物の背後において光学画像を撮像し、光学画像データを出力する撮像部と、
前記照明部から前記撮像部へ向かう光路の途中に設けられ、前記光路の向きを変更する反射面を備える反射部材と、
前記反射部材が取り付けられ、前記反射面の位置及び/又は向きを調整する反射方向調整部と、
前記X線検出データに基づき前記検査対象物のX線透過画像を生成するとともに、前記光学画像データに基づき前記検査対象物の光学画像を生成する画像生成部と、
前記X線透過画像と前記光学画像とに基づき、前記検査対象物内における内容物の位置を特定する検査部と、
を備える検査装置。
続きを表示(約 160 文字)
【請求項2】
前記搬送部を挟んで、前記X線照射部、前記撮像部及び反射部材が同じ一方の側にあり、前記X線検出部及び前記照明部が同じ他方の側にある請求項1に記載の検査装置。
【請求項3】
前記光学画像及び/又は前記X線透過画像を画像処理により補正する画像調整部を更に備える請求項1又は2に記載の検査装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装体である検査対象物のX線透過画像と光学画像とから、シール部の噛み込み検査等を行う検査装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
包装体である検査対象物に、X線など物体の透過性が高い電磁波を照射し、透過した電磁波を検出すると、包装体の内部の状態に応じた透過量の強弱の分布を得ることができる。この強弱の分布を画素の色調(色彩の明暗・濃淡・強弱などの調子)により表現した二次元画像(電磁波透過画像)を生成することで、外観からは知りえない包装体内部の状態を可視化することができる。
【0003】
しかし、X線などを用いた検査では、包装を透視して内部を可視化するという性質上、包装自体は画像上判別し難い。そのため例えば、内容物やその破片等が包装内のどこに位置しているか、更にはその位置が包装のシール部にあたり噛み込みが生じているかについて、特定することは困難である。
【0004】
そこで、可視光や近赤外線光など物体の透過性が低い光を包装体の一方の側から照射し、他方の側で撮像することで、周囲と比べ包装体の部分が暗いという形で包装体の位置及び輪郭形状が表現された光学画像を得て、これと電磁波透過画像とを照合することで、包装内における内容物等の位置を特定し、特定された位置がシール部にあたるかどうか、すなわち噛み込みが生じているかどうかを検査する検査装置が、例えば特許文献1に開示されている。
【0005】
図2は、特許文献1に開示された検査装置100のうち、本願の発明に関係する部分を抜粋したものである。
【0006】
検査装置100は、搬送部110、X線照射部120、X線検出部130、照明部140、撮像部150、反射部材160及びデータ処理部170を少なくとも備える。これらの構成部のうち、少なくともX線照射部120、X線検出部130、照明部140、撮像部150及び反射部材160は図示しない筐体内に収容される。検査対象物Wは任意の包装物であり、筐体を貫通する搬送部110に載置されて、筐体に設けられた搬入口から筐体内に搬入され、検査を経た後、筐体に設けられた搬出口から筐体外に搬出される。
【0007】
搬送部110は、ベルトコンベアであり、図2に示すX軸、Y軸、Z軸の三次元直交座標系におけるX軸方向に幅を持ち、ベルトをY軸方向に移動させることで、ベルトに載置された検査対象物WをY軸方向に移動させる。
【0008】
搬送部110は、搬送速度を同じくする、上流側搬送部110aと下流側搬送部110bとに分離され、上流側搬送部110aと下流側搬送部110bとの間に、検査対象物Wを落下させることなく搬送が引き継がれる程度の間隙である間隙部110cが設けられている。
【0009】
X線照射部120は、搬送部110により搬送中の検査対象物Wに向けX線を照射する。
【0010】
X線検出部130は、X線照射部120から検査対象物Wに照射されたX線のうち、検査対象物Wを透過したX線である透過X線を周期的に検出し、X線検出データを出力する。X線検出部130は、複数のX線検出素子がX軸方向に直線配列されたX線ラインセンサであり、検査対象物Wを移動させつつ透過X線を周期的に検出し、順次得られる線状のX線検出データを検査対象物Wの全幅について収集することで、検査対象物W全体のX線検出データを得る。
(【0011】以降は省略されています)
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