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公開番号
2025075413
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186562
出願日
2023-10-31
発明の名称
ソースドライバ及び表示装置
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人レクスト国際特許事務所
主分類
G09G
3/20 20060101AFI20250508BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】全ての出力チャネルにプローブを立てることなくドライバ出力のテストを行うことが可能なソースドライバを提供する。
【解決手段】画素駆動電圧の出力を担う複数の出力アンプを有する出力バッファは、映像データ信号に応じた画素駆動電圧の出力を行う通常動作モードにおいて、第1の出力アンプ、第2の出力アンプ及び第3の出力アンプの各々が第1入力端に映像データ信号に応じた電圧の入力を受け、且つ出力端が自己の第2入力端に接続されるように動作し、複数の出力アンプの出力をテストするテストモードにおいて、第1の出力アンプの出力端が第1出力アンプの第2入力端、第2出力アンプの第2入力端及び第3出力アンプの第2入力端に接続されるように動作し、出力バッファは、1又は複数の出力チャネル群の各々における第2の出力アンプ及び第3の出力アンプの出力に基づいて、テスト結果を出力する、ことを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数本のソースラインと、前記複数本のソースラインに接続された複数の画素部と、を有する表示パネルに接続され、複数の画素データ片の系列を含む映像データ信号を受け、前記映像データ信号に基づいて前記複数の画素部に印加する画素駆動電圧を出力するソースドライバであって、
前記複数本のソースラインに対応する複数のチャネルについての前記画素駆動電圧の出力を担う複数の出力アンプを有する出力バッファを含み、
前記複数の出力アンプは、各々が隣接する3チャネル分の出力アンプである第1の出力アンプ、第2の出力アンプ及び第3の出力アンプからなる1又は複数の出力チャネル群を含み、
前記出力バッファは、
前記映像データ信号に応じた前記画素駆動電圧の出力を行う通常動作モードにおいて、前記第1の出力アンプ、前記第2の出力アンプ及び前記第3の出力アンプの各々が第1入力端に前記映像データ信号に応じた電圧の入力を受け、且つ出力端が自己の第2入力端に接続されるように動作し、
前記複数の出力アンプの出力をテストするテストモードにおいて、
前記第1の出力アンプの出力端が前記第1出力アンプの第2入力端、前記第2出力アンプの第2入力端及び前記第3出力アンプの第2入力端に接続されるように動作し、
前記出力バッファは、前記1又は複数の出力チャネル群の各々における前記第2の出力アンプ及び前記第3の出力アンプの出力に基づいて、テスト結果を出力する、
ことを特徴とするソースドライバ。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記第1出力アンプは、前記テストモードにおいて、第1電圧の入力を第1入力端に受け、
前記第2出力アンプは、前記テストモードにおいて、前記第1電圧よりも低い電圧値を有する第2電圧の入力を第1入力端に受け、
前記第3出力アンプは、前記テストモードにおいて、前記第1電圧よりも高い電圧値を有する第3電圧の入力を第1入力端に受ける、
ことを特徴とする請求項1に記載のソースドライバ。
【請求項3】
前記1又は複数の出力アンプ群の各々は、第1入力端、第2入力端及び第3入力端を有する論理積回路を含み、
前記論理積回路は、前記テストモードにおいて、前記第1入力端に前記第2の出力アンプの出力を反転した信号を第1入力端に受け、当該出力アンプ群に隣接する他の出力アンプ群の前記論理積回路の出力を前記第2入力端に受け、前記第3入力端に前記第3の出力アンプの出力を第3入力端に受け、
前記出力バッファは、前記1又は複数の出力アンプ群の各々における前記論理積回路の出力に基づいて、前記テスト結果を出力することを特徴とする請求項1に記載のソースドライバ。
【請求項4】
前記出力バッファは、テスト結果を出力する出力パッドを有し、
前記1又は複数の出力アンプ群の前記論理積回路は、前段の出力端が次段の第2入力端に順次接続されることにより複数段の前記論理積回路を構成し、
前記出力パッドからは、前記複数段のうちの最終段の前記論理積回路の出力が出力されることを特徴とする請求項3に記載のソースドライバ。
【請求項5】
前記出力バッファは、テストモード信号の供給を受けて、前記1又は複数の出力アンプ群における前記第1の出力アンプ、前記第2の出力アンプ及び前記第3の出力アンプの各々の第2入力端の接続先を切り替える切替制御部を有することを特徴とする請求項1に記載のソースドライバ。
【請求項6】
複数本のソースライン及び複数本のゲートラインと、前記複数本のソースラインと前記複数本のゲートラインとの交差部の各々にマトリクス状に設けられた複数個の画素部と、を有する表示パネルと、
複数の画素データ片の系列を含む映像データ信号を受け、前記映像データ信号に基づいて前記複数個の画素部に印加する画素騒動電圧を出力するソースドライバと、
を含み、
前記ソースドライバは、
前記複数本のソースラインに対応する複数のチャネルについての前記画素駆動電圧の出力を担う複数の出力アンプを有する出力バッファを含み、
前記複数の出力アンプは、各々が隣接する3チャネル分の出力アンプである第1の出力アンプ、第2の出力アンプ及び第3の出力アンプからなる1又は複数の出力チャネル群を含み、
前記出力バッファは、
前記映像データ信号に応じた前記画素駆動電圧の出力を行う通常動作モードにおいて、前記第1の出力アンプ、前記第2の出力アンプ及び前記第3の出力アンプの各々が第1入力端に前記映像データ信号に応じた電圧の入力を受け、且つ出力端が自己の第2入力端に接続されるように動作し、
前記複数の出力アンプの出力をテストするテストモードにおいて、
前記第1の出力アンプの出力端が前記第1出力アンプの第2入力端、前記第2出力アンプの第2入力端及び前記第3出力アンプの第2入力端に接続されるように動作し、
前記出力バッファは、前記1又は複数の出力チャネル群の各々における前記第2の出力アンプ及び前記第3の出力アンプの出力に基づいて、テスト結果を出力する、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項7】
前記第1出力アンプは、前記テストモードにおいて、第1電圧の入力を第1入力端に受け、
前記第2出力アンプは、前記テストモードにおいて、前記第1電圧よりも低い電圧値を有する第2電圧の入力を第1入力端に受け、
前記第3出力アンプは、前記テストモードにおいて、前記第1電圧よりも高い電圧値を有する第3電圧の入力を第1入力端に受ける、
ことを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ソースドライバ及び表示装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
液晶や有機EL(OLED)等の表示デバイスからなる表示装置の駆動方式として、アクティブマトリクス駆動方式が採用されている。アクティブマトリクス駆動方式の表示装置では、表示パネルは画素部及び画素スイッチをマトリクス状に配置した半導体基板で構成されている。ゲート信号により画素スイッチのオンオフを制御し、画素スイッチがオンになるときに映像データ信号に対応した階調電圧信号を画素部に供給して、各画素部の輝度を制御することにより、表示が行われる。
【0003】
このような表示装置を駆動するソースドライバのテストを行うため、画素電極ガラス基板上に各ソースドライバICのチップのテスト端子と接続されたテスト用電極パッドを形成し、各ソースドライバICチップに外部からのテストコマンドにより任意の出力端子を選択する機能を持たせて、各出力端子の出力波形を確認するテスト方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-365660号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来、ドライバLSIの出力階調テストでは、表示させたい画像に対応したインプットデータを入力し、ドライバLSIを構成する各々の回路ブロックを動作させることで、各階調のデジタルデータがDAC部においてアナログ電圧に変換されて正しく出力されていることを判定することが行われている。その際、ドライバLSIに多数設けられている駆動電圧出力端子のそれぞれに針(プローブ)を立て、入力データに応じた所望のアナログ出力がなされているかどうかを直接テスタで測定することにより判定を行っていた。
【0006】
しかし、近年急成長が見込まれているVR用ディスプレイ向けドライバ等の実装密度の高いドライバICでは、全てのチャネルの出力にテスト用の針を立てるPAD領域を設けることは困難であり、上記のような測定方法をとることができないという問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、全ての出力チャネルにプローブを立てることなくドライバ出力のテストを行うことが可能なソースドライバを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るソースドライバは、複数本のソースラインと、前記複数本のソースラインに接続された複数の画素部と、を有する表示パネルに接続され、複数の画素データ片の系列を含む映像データ信号を受け、前記映像データ信号に基づいて前記複数の画素部に印加する画素駆動電圧を出力するソースドライバであって、前記複数本のソースラインに対応する複数のチャネルについての前記画素駆動電圧の出力を担う複数の出力アンプを有する出力バッファを含み、前記複数の出力アンプは、各々が隣接する3チャネル分の出力アンプである第1の出力アンプ、第2の出力アンプ及び第3の出力アンプからなる1又は複数の出力チャネル群を含み、前記出力バッファは、前記映像データ信号に応じた前記画素駆動電圧の出力を行う通常動作モードにおいて、前記第1の出力アンプ、前記第2の出力アンプ及び前記第3の出力アンプの各々が第1入力端に前記映像データ信号に応じた電圧の入力を受け、且つ出力端が自己の第2入力端に接続されるように動作し、前記複数の出力アンプの出力をテストするテストモードにおいて、前記第1の出力アンプの出力端が前記第1出力アンプの第2入力端、前記第2出力アンプの第2入力端及び前記第3出力アンプの第2入力端に接続されるように動作し、前記出力バッファは、前記1又は複数の出力チャネル群の各々における前記第2の出力アンプ及び前記第3の出力アンプの出力に基づいて、テスト結果を出力する、ことを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る表示装置は、複数本のソースライン及び複数本のゲートラインと、前記複数本のソースラインと前記複数本のゲートラインとの交差部の各々にマトリクス状に設けられた複数個の画素部と、を有する表示パネルと、複数の画素データ片の系列を含む映像データ信号を受け、前記映像データ信号に基づいて前記複数個の画素部に印加する画素騒動電圧を出力するソースドライバと、を含み、前記ソースドライバは、前記複数本のソースラインに対応する複数のチャネルについての前記画素駆動電圧の出力を担う複数の出力アンプを有する出力バッファを含み、前記複数の出力アンプは、各々が隣接する3チャネル分の出力アンプである第1の出力アンプ、第2の出力アンプ及び第3の出力アンプからなる1又は複数の出力チャネル群を含み、前記出力バッファは、前記映像データ信号に応じた前記画素駆動電圧の出力を行う通常動作モードにおいて、前記第1の出力アンプ、前記第2の出力アンプ及び前記第3の出力アンプの各々が第1入力端に前記映像データ信号に応じた電圧の入力を受け、且つ出力端が自己の第2入力端に接続されるように動作し、前記複数の出力アンプの出力をテストするテストモードにおいて、前記第1の出力アンプの出力端が前記第1出力アンプの第2入力端、前記第2出力アンプの第2入力端及び前記第3出力アンプの第2入力端に接続されるように動作し、前記出力バッファは、前記1又は複数の出力チャネル群の各々における前記第2の出力アンプ及び前記第3の出力アンプの出力に基づいて、テスト結果を出力する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係るソースドライバによれば、全ての出力チャネルにプローブを立てることなくドライバの出力テストを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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