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公開番号
2025070573
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023181014
出願日
2023-10-20
発明の名称
半導体装置、電子機器、車両
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
H10D
89/00 20250101AFI20250424BHJP()
要約
【課題】定電流設定値の切替遅延を抑える。
【解決手段】半導体装置400は、トランジスタQHを駆動する駆動回路410と、所定の基準電流I2を生成する基準電流生成回路420と、基準電流I2の流れる経路に設けられて制御信号CTLに応じた設定電圧V1Hを生成する可変抵抗回路450と、トランジスタQHに流れる出力電流IHに応じたセンス電圧V2Hが設定電圧V1Hと一致するように駆動回路410の帰還制御信号V3Hを生成する定電流制御回路440を備える。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
トランジスタを駆動するように構成された駆動回路と、
所定の基準電流を生成するように構成された基準電流生成回路と、
前記基準電流の流れる経路に設けられて制御信号に応じた設定電圧を生成するように構成された可変抵抗回路と、
前記トランジスタに流れる出力電流に応じたセンス電圧が前記設定電圧と一致するように前記駆動回路の帰還制御信号を生成するように構成された定電流制御回路と、
を備える、半導体装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記可変抵抗回路は、複数の抵抗と、前記制御信号に応じて前記複数の抵抗の合成抵抗値が変化するように前記複数の抵抗の接続関係を切り替えるように構成された少なくとも一つのスイッチと、を含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記定電流制御回路は、前記設定電圧の印加端と前記基準電流の印加端との間に接続される第1トランジスタと、前記センス電圧の印加端と前記帰還制御信号の印加端との間に接続される第2トランジスタと、を含み、
前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタそれぞれのゲートは、いずれも前記第1トランジスタのドレインに接続される、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記定電流制御回路は、前記第1トランジスタのドレインと前記基準電流の印加端との間に接続される第3トランジスタと、前記第2トランジスタのドレインと前記帰還制御信号の印加端との間に接続される第4トランジスタと、をさらに含み、
前記第3トランジスタ及び前記第4トランジスタそれぞれのゲートは、前記第3トランジスタのドレインに接続される、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記定電流制御回路は、前記設定電圧の印加端と前記第1トランジスタのソースとの間に接続される第1抵抗と、前記センス電圧の印加端と前記第2トランジスタのソースとの間に接続される第2抵抗と、を含む、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記半導体装置は、一次回路系と二次回路系との間を絶縁しつつ前記一次回路系から前記二次回路系に駆動信号を伝達するように構成された信号伝達装置であり、
前記駆動回路、前記基準電流生成回路、前記可変抵抗回路及び前記定電流制御回路は、いずれも前記二次回路系に設けられており、
前記駆動回路は、前記駆動信号に応じて前記トランジスタを駆動する、請求項1~5のいずれか一項に記載の半導体装置。
【請求項7】
請求項1に記載の半導体装置と、
前記半導体装置により駆動されるように構成された前記トランジスタと、
を備える、電子機器。
【請求項8】
前記トランジスタは、電源電圧の印加端と出力ノードとの間に接続される上側スイッチ、または、前記出力ノードと接地端との間に接続される下側スイッチである、請求項7に記載の電子機器。
【請求項9】
前記出力電流の流れる経路に設けられて一端から前記センス電圧が引き出されるように構成されたセンス抵抗をさらに備える、請求項7に記載の電子機器。
【請求項10】
請求項7に記載の電子機器を備える、車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置、電子機器及び車両に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、一次回路系と二次回路系との間を電気的に絶縁しつつ、一次回路系と二次回路系との間で信号を伝達する信号伝達装置は、様々なアプリケーション(電源装置又はモータ駆動装置など)に用いられている。
【0003】
なお、上記に関連する従来技術の一例としては、本願出願人による特許文献1を挙げることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2022/070944号
【0005】
[概要]
従来の信号伝達装置では、出力電流の定電流駆動について検討の余地があった。
【0006】
本開示に係る半導体装置は、トランジスタを駆動するように構成された駆動回路と、所定の基準電流を生成するように構成された基準電流生成回路と、前記基準電流の流れる経路に設けられて制御信号に応じた設定電圧を生成するように構成された可変抵抗回路と、前記トランジスタに流れる出力電流に応じたセンス電圧が前記設定電圧と一致するように前記駆動回路の帰還制御信号を生成するように構成された定電流制御回路と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、信号伝達装置の基本構成を示す図である。
図2は、トランスチップの基本構造を示す図である。
図3は、2チャンネル型のトランスチップとして用いられる半導体装置の斜視図である。
図4は、図3に示す半導体装置の平面図である。
図5は、図3の半導体装置において低電位コイルが形成された層を示す平面図である。
図6は、図3の半導体装置において高電位コイルが形成された層を示す平面図である。
図7は、図6に示すVIII-VIII線に沿う断面図である。
図8は、図7に示す領域XIIIの拡大図(分離構造)を示す図である。
図9は、トランスチップのレイアウト例を模式的に示す図である。
図10は、電子機器の第1比較例を示す図である。
図11は、電子機器の第1実施形態を示す図である。
図12は、電子機器の第2比較例を示す図である。
図13は、電子機器の第2実施形態を示す図である。
図14は、車両の外観を示す図である。
【0008】
[詳細な説明]
<信号伝達装置(基本構成)>
図1は、信号伝達装置の基本構成を示す図である。本構成例の信号伝達装置200は、一次回路系200p(VCC1-GND1系)と二次回路系200s(VCC2-GND2系)との間を絶縁しつつ、一次回路系200pから二次回路系200sにパルス信号を伝達し、二次回路系200sに設けられたスイッチ素子(不図示)のゲートを駆動する半導体集積回路装置(いわゆる絶縁ゲートドライバIC)である。例えば、信号伝達装置200は、コントローラチップ210と、ドライバチップ220と、トランスチップ230と、を単一のパッケージに封止して成る。
【0009】
コントローラチップ210は、電源電圧VCC1(例えばGND1基準で最大7V)の供給を受けて動作する半導体チップである。コントローラチップ210には、例えば、パルス送信回路211と、バッファ212及び213が集積されている。
【0010】
パルス送信回路211は、入力パルス信号INに応じて送信パルス信号S11及びS21を生成するパルスジェネレータである。より具体的に述べると、パルス送信回路211は、入力パルス信号INがハイレベルである旨を通知するときには、送信パルス信号S11のパルス駆動(単発または複数発の送信パルス出力)を行い、入力パルス信号INがローレベルである旨を通知するときには、送信パルス信号S21のパルス駆動を行う。すなわち、パルス送信回路211は、入力パルス信号INの論理レベルに応じて、送信パルス信号S11及びS21のいずれか一方をパルス駆動する。
(【0011】以降は省略されています)
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