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公開番号
2025070621
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023181083
出願日
2023-10-20
発明の名称
サーマルプリントヘッド
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B41J
2/335 20060101AFI20250424BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】発熱体の幅が拡大することが抑制されたサーマルプリントヘッドを提供する。
【解決手段】サーマルプリントヘッド100aは、絶縁基板1と、凸部7と、発熱体5とを備える。絶縁基板1は、第1面10aを有する。凸部7は、第1面10a上に形成されている。発熱体5は、縁部6を有する。縁部6は、凸部7に接続されている。凸部7の少なくとも一部はセラミック層4を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面を有する絶縁基板と、
前記第1面上に形成された凸部と、
縁部を有する発熱体とを備え、
前記縁部は、前記凸部に接続されており、
前記凸部の少なくとも一部はセラミック層を含む、サーマルプリントヘッド。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第1面に対して垂直な方向をz方向とし、
前記z方向に対して垂直な方向をx方向とし、
前記x方向および前記z方向に対して垂直な方向をy方向とすると、
前記発熱体および前記凸部は前記x方向に延在しており、
前記凸部は、第1凸部と、前記第1凸部に対してy方向に離間して配置されている第2凸部とを含み、
前記z方向から見た平面視において、前記縁部は、前記第1凸部に接続されている第1縁部と、前記第2凸部に接続されている第2縁部とを有する、請求項1に記載のサーマルプリントヘッド。
【請求項3】
前記発熱体の前記z方向における高さは、前記発熱体の前記y方向における幅の0.03倍以上である、請求項2に記載のサーマルプリントヘッド。
【請求項4】
前記第1凸部は、前記第1面に対して最も離れた第1頂点部を含み、
前記第2凸部は、前記第1面に対して最も離れた第2頂点部を含み、
前記第1縁部および前記第2縁部の各々は、前記y方向において前記第1頂点部と前記第2頂点部との間に位置している、請求項2に記載のサーマルプリントヘッド。
【請求項5】
前記第1面に接続されているグレーズ層と、
前記グレーズ層に接続されている配線層とを更に備え、
前記セラミック層は、前記第1面に接続されており、
前記グレーズ層は、前記セラミック層を覆う被覆グレーズ層部分を含み、
前記配線層は、前記被覆グレーズ層部分を覆う第1被覆配線部分を含み、
前記被覆グレーズ層部分および前記第1被覆配線部分は、前記凸部の一部を形成している、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のサーマルプリントヘッド。
【請求項6】
前記第1面に接続されているグレーズ層と、
前記グレーズ層に接続されている配線層とを更に備え、
前記セラミック層は、前記配線層からみて前記グレーズ層の反対側に位置している、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のサーマルプリントヘッド。
【請求項7】
前記第1面に接続されているグレーズ層と、
前記グレーズ層に接続されている配線層とを更に備え、
前記セラミック層は、前記グレーズ層に接続されており、
前記配線層は、前記セラミック層の一部を覆う第2被覆配線部分を含み、
前記第2被覆配線部分は前記凸部の一部を形成している、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のサーマルプリントヘッド。
【請求項8】
前記セラミック層は、粒径が2.0μm以下である粒子を含む、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のサーマルプリントヘッド。
【請求項9】
前記セラミック層における面粗度は、前記第1面の面粗度よりも大きい、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のサーマルプリントヘッド。
【請求項10】
前記セラミック層における融点がグレーズ層における融点以上であり、かつ絶縁基板における融点以下である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のサーマルプリントヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、サーマルプリントヘッドに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2022-78589号公報(特許文献1)は、発熱体を有するサーマルプリントヘッドを開示している。発熱体は絶縁基板上に形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-78589号公報[概要] しかし、サーマルプリントヘッドの印字効率を向上させるために、発熱体を高く形成しようとすると、発熱体の幅が拡大するおそれがある。
【0004】
本開示の一態様によるサーマルプリントヘッドは、絶縁基板と、凸部と、発熱体とを備える。絶縁基板は、第1面を有する。凸部は、第1面上に形成されている。発熱体は、縁部を有する。縁部は、凸部に接続されている。凸部の少なくとも一部はセラミック層を含む。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1は、実施の形態1のサーマルプリントヘッドの概略平面図である。
図2は、図1の線分II-IIにおけるサーマルプリントヘッドの概略部分断面図である。
図3は、第1面上にセラミック層が形成された絶縁基板である。
図4は、実施の形態1のサーマルプリントヘッドの製造方法におけるフローチャートである。
図5は、実施の形態1のサーマルプリントヘッドの製造方法における一工程を示す概略部分断面図である。
図6は、実施の形態1のサーマルプリントヘッドの製造方法における図5に示される工程の次工程を示す概略部分断面図である。
図7は、実施の形態1のサーマルプリントヘッドの製造方法における図6に示される工程の次工程を示す概略部分断面図である。
図8は、実施の形態1のサーマルプリントヘッドの製造方法における図7に示される工程の次工程を示す概略部分断面図である。
図9は、実施の形態1のサーマルプリントヘッドの製造方法における図8に示される工程の次工程を示す概略部分断面図である。
図10は、実施の形態2のサーマルプリントヘッドの概略部分断面図である。
図11は、実施の形態2のサーマルプリントヘッドの製造方法におけるフローチャートである。
図12は、実施の形態2のサーマルプリントヘッドの製造方法における一工程を示す概略部分断面図である。
図13は、実施の形態2のサーマルプリントヘッドの製造方法における図12に示される工程の次工程を示す概略部分断面図である。
図14は、実施の形態2のサーマルプリントヘッドの製造方法における図13に示される工程の次工程を示す概略部分断面図である。
図15は、実施の形態2のサーマルプリントヘッドの製造方法における図14に示される工程の次工程を示す概略部分断面図である。
図16は、実施の形態3のサーマルプリントヘッドの概略部分断面図である。
図17は、実施の形態3のサーマルプリントヘッドの製造方法におけるフローチャートである。
図18は、実施の形態3のサーマルプリントヘッドの製造方法における一工程を示す概略部分断面図である。
図19は、実施の形態3のサーマルプリントヘッドの製造方法における図18に示される工程の次工程を示す概略部分断面図である。
図20は、実施の形態3のサーマルプリントヘッドの製造方法における図19に示される工程の次工程を示す概略部分断面図である。[詳細な説明] 図面に基づいて本開示の実施の形態の詳細について説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。以下に記載する実施の形態の少なくとも一部の構成を任意に組み合わせてもよい。
【0006】
実施の形態1.
<サーマルプリントヘッドの構成>
図1は、実施の形態1のサーマルプリントヘッド100aの概略平面図である。図2は、図1の線分II-IIにおけるサーマルプリントヘッド100aの概略部分断面図である。
【0007】
図1および図2に示されたサーマルプリントヘッド100aは、絶縁基板1と、グレーズ層20と、配線層30と、セラミック層4と、発熱体5とを備えている。
【0008】
図2に示されているように、絶縁基板1は、第1面10aと、第2面10bとを有している。第1面10aおよび第2面10bは、絶縁基板1の厚さ方向における端面である。第2面10bは、第1面10aの反対側の面である。第1面10aの平面視における絶縁基板1の形状は、例えば矩形状である。第1面10aに対して垂直な方向をz方向とする。z方向に対して垂直な方向をx方向とする。x方向およびz方向に対して垂直な方向をy方向とする。平面視とは、第1面10aのz方向に沿って第1面10a側から見た場合を言う。x方向は、平面視における絶縁基板1の長手方向に対応している。後述するように、x方向は、発熱体5および凸部7が延在する方向である。y方向は、平面視における絶縁基板1の短手方向に対応している。
【0009】
絶縁基板1は、第1側面10cと、第2側面10dとを有している。第1側面10cおよび第2側面10dの各々は、第1面10aと第2面10bとを接続する面である。第2側面10dは、第1側面10cの反対側における面である。
【0010】
絶縁基板1を構成する材料は、たとえば、セラミックである。絶縁基板1を構成する材料は、例えば、アルミナ(Al
2
O
3
)等のセラミックを主成分とする材料であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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