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公開番号
2025072723
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-12
出願番号
2023182984
出願日
2023-10-25
発明の名称
グロメットおよびグロメット付き配線部材
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02G
3/22 20060101AFI20250501BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】係合状態が保たれやすく、止水状態を維持しやすいグロメットおよびグロメット付き配線部材を提供する。
【解決手段】配線部材2が貫通する貫通孔11aを有する管状のグロメット10である。グロメット10は、貫通孔11aが形成される管状部11と、係合部20と、係合部20と係合可能な相手側係合部30と、を備える。管状部11は、配線部材2の貫通方向A
に沿う少なくとも一組の第1分割端12と第2分割端13とを含む。係合部20は、第1分割端12に沿って形成される。相手側係合部30は、第2分割端13に沿って形成される。係合部20と相手側係合部3とが貫通方向Aに沿って連続的に係合し合うことで、第1分割端12と第2分割端13とが貫通方向Aに沿って連続的に止水状態に保たれた状態となっている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
配線部材が貫通する貫通孔を有する管状のグロメットであって、
前記貫通孔が形成される管状部と、
係合部と、
前記係合部と係合可能な相手側係合部と、
を備え、
前記管状部は、前記配線部材の貫通方向に沿う少なくとも一組の第1分割端と第2分割端とを含み、
前記係合部は、前記第1分割端に沿って形成され、
前記相手側係合部は、前記第2分割端に沿って形成され、
前記係合部と前記相手側係合部とが前記貫通方向に沿って連続的に係合し合うことで、前記第1分割端と前記第2分割端とが前記貫通方向に沿って連続的に止水状態に保たれた状態となっている、グロメット。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のグロメットであって、
前記第1分割端と前記係合部との間、および、前記第2分割端と前記相手側係合部との間のうちの少なくとも一方に、前記第1分割端または前記第2分割端に沿って延設される変形可能な柔軟部を備える、グロメット。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のグロメットであって、
前記係合部および前記相手側係合部に沿って移動し、その移動方向に応じて前記係合部および前記相手側係合部を係合させまたは係合を解除するスライダをさらに備える、グロメット。
【請求項4】
請求項3に記載のグロメットであって、
前記係合部および相手側係合部のうちの少なくとも一方の端部は、前記スライダの抜けを規制するように前記スライダに係止するストッパを備える、グロメット。
【請求項5】
請求項3に記載のグロメットであって、
前記スライダは、前記係合部および前記相手側係合部の端部から脱着可能である、グロメット。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載のグロメットであって、
前記係合部および前記相手側係合部のうちの一方は、前記貫通方向に沿って延在し、出口が狭まった係合溝を有し、
前記係合部および前記相手側係合部のうちの他方は、前記貫通方向に沿って延在し、先端が基端よりも幅広に形成された係合凸条部を有し、前記係合凸条部が前記係合溝の前記出口を通って前記係合溝に連続的に係合する、グロメット。
【請求項7】
請求項1または請求項2に記載のグロメットであって、
前記係合部と前記相手側係合部とを複数組備え、
前記複数組の前記係合部と前記相手側係合部とが、前記管状部に対する距離を異ならせて並列して位置する、グロメット。
【請求項8】
請求項1または請求項2に記載のグロメットであって、
前記グロメットは、前記第1分割端と前記第2分割端とを一組のみ含む、グロメット。
【請求項9】
請求項1または請求項2に記載のグロメットと、
前記グロメットの前記貫通孔に貫通される配線部材と、を備える、グロメット付き配線部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、グロメットおよびグロメット付き配線部材に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車等の車両には、エンジンルームと車室との間を仕切る車体パネルが備えられることがある。車体パネルには、ワイヤハーネスを貫通させる貫通孔が形成される。そして、ワイヤハーネスに装着して貫通孔に取り付けられるグロメットが備えられることがある。このようなグロメットとして、特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に記載のグロメットは、ワイヤハーネスの貫通方向に沿って二分割した二つの分割体により構成される。二つの分割体は、それらの間にワイヤハーネスを挟んで結合される。二つの分割体は互いに結合するためのロック手段を設けている。ロック手段は、一方の分割体の分割端に突設されるロック爪と、他方の分割体の分割端にロック爪を嵌合係止するために突設されるロック枠と、により構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-40433号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
グロメットの分割端において、より係合状態が保たれやすく、より止水状態を維持しやすくすることが望まれている。
【0005】
そこで、本開示は、グロメットの分割端において、より係合状態が保たれやすく、より止水状態を維持しやすくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のグロメットは、配線部材が貫通する貫通孔を有する管状のグロメットであって、前記貫通孔が形成される管状部と、係合部と、前記係合部と係合可能な相手側係合部と、を備え、前記管状部は、前記配線部材の貫通方向に沿う少なくとも一組の第1分割端と第2分割端とを含み、前記係合部は、前記第1分割端に沿って形成され、前記相手側係合部は、前記第2分割端に沿って形成され、前記係合部と前記相手側係合部とが前記貫通方向に沿って連続的に係合し合うことで、前記第1分割端と前記第2分割端とが前記貫通方向に沿って連続的に止水状態に保たれた状態となっている。
【0007】
また、本開示のグロメット付き配線部材は、上記グロメットと、前記グロメットの前記貫通孔に貫通される配線部材と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、係合状態が保たれやすく、止水状態を維持しやすいグロメットおよびグロメット付き配線部材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、グロメットを配線部材および車体パネルとともに示す正面図である。
図2は、グロメットを示す斜視図である。
図3は、係合部および相手側係合部をスライダとともに示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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