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公開番号2025077756
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023190199
出願日2023-11-07
発明の名称送風機
出願人シナノケンシ株式会社
代理人弁理士法人片山特許事務所,個人,個人
主分類H02K 5/22 20060101AFI20250512BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】汎用性に優れたグロメットを有し気密性が確保された送風機を提供することを課題とする。
【解決手段】開口を有したケースと、前記ケース内に配置されたインペラと、前記ケース内に配置され、前記インペラを駆動するモータと、前記ケース内に配置されたグロメットと、配線と、プラグ部材と、を備え、前記グロメットは、前記開口を介して前記ケースの内外を連通した第1及び第2孔を有し、前記配線は、前記第1孔に挿通し、前記プラグ部材は、前記第2孔を閉塞する、送風機。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
開口を有したケースと、
前記ケース内に配置されたインペラと、
前記ケース内に配置され、前記インペラを駆動するモータと、
前記ケース内に配置されたグロメットと、
配線と、
プラグ部材と、を備え、
前記グロメットは、前記開口を介して前記ケースの内外を連通した第1及び第2孔を有し、
前記配線は、前記第1孔に挿通し、
前記プラグ部材は、前記第2孔を閉塞する、送風機。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記プラグ部材は、前記第2孔に挿入された挿入部、及び前記第2孔に挿入不能な大きさを有し前記挿入部を支持する支持部、を含み、
前記支持部は、前記挿入部よりも前記ケースの内側に位置し、
前記第2孔への前記支持部の挿入が規制されることにより、前記ケースの外側への前記第2孔からの前記プラグ部材の抜去が規制される、請求項1の送風機。
【請求項3】
前記支持部が前記モータの一部に当接することにより、前記ケースの内側への前記第2孔からの前記プラグ部材の抜去が規制される、請求項2の送風機。
【請求項4】
前記モータは、プリント基板を含み、
前記モータの一部は、前記プリント基板である、請求項3の送風機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、送風機に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
配線が挿通したグロメットを有した送風機が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-131021号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
送風機の機種によって使用する配線の本数は異なる。このため、送風機の機種ごとに、孔の数が異なるグロメットを用いることが考えられる。しかしながらこの場合、複数種類のグロメットを製造する必要があり、製造コストが増大するおそれがある。そこで、送風機に使用され得る配線の最大限の本数と同数の孔が設けられたグロメットを製造し、このグロメットを機種の異なる送風機で共用することが考えられる。これによりグロメットの汎用性が向上する。しかしながら、このようなグロメットを共通化すると、グロメットの使用されない孔を介して送風機の気密性が低下するおそれがある。これにより送風効率が低下するおそれがある。
【0005】
そこで本発明は、汎用性に優れたグロメットを有し気密性が確保された送風機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、開口を有したケースと、前記ケース内に配置されたインペラと、前記ケース内に配置され、前記インペラを駆動するモータと、前記ケース内に配置されたグロメットと、配線と、プラグ部材と、を備え、前記グロメットは、前記開口を介して前記ケースの内外を連通した第1及び第2孔を有し、前記配線は、前記第1孔に挿通し、前記プラグ部材は、前記第2孔を閉塞する、送風機によって達成できる。
【発明の効果】
【0007】
汎用性に優れたグロメットを有し気密性が確保された送風機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1機種の送風機の断面図である。
図2A及び図2Bは、グロメットの外観斜視図である。
図3A及び図3Bは、プラグ部材の外観斜視図である。
図4A及び図4Bは、第1機種の送風機に使用されたグロメット及びプラグ部材の外観斜視図である。
図5A及び図5Bは、プラグ部材のグロメットからモータケースの内側への抜去の規制の説明図である。
図6は、第2機種の送風機の断面図である。
図7A及び図7Bは、第2機種の送風機に使用されたグロメット及びプラグ部材の外観斜視図である。
図8A及び図8Bは、第3機種の送風機に使用されるグロメット及びプラグ部材の外観斜視図である。
図9Aは、第1変形例のプラグ部材の外観斜視図であり、図9Bは、第2変形例のプラグ部材の外観斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[第1機種の送風機]
図1は、第1機種の送風機1の断面図である。送風機1は、インペラケース10、モータケース20、グロメットケース30、軸受保持部材40、インペラI、モータM、グロメット70、プラグ部材80を含む。インペラIはインペラケース10内に収納されている。モータMはモータケース20内に収納されている。グロメット70はグロメットケース30内に保持されている。インペラケース10は、上ケース11及び下ケース12を含む。上ケース11の中央には、気体をインペラケース10内に取り込むための吸引口13が形成されている。上ケース11は、インペラIの上面側と対向している。上ケース11のインペラIよりも径方向外側の部位と下ケース12とにより、環状の送風路14が画定される。吸引口13を介して送風路14内に導入された気体は、インペラケース10に形成された不図示の排出口から排出される。下ケース12は、リング状のシール部材Sを介してモータケース20に組付けられている。インペラIは、後述する回転軸51の先端に固定されている。
【0010】
軸受保持部材40は、円筒部41及びフランジ部42を含む。円筒部41及びフランジ部42は、インペラIの下面側に対向している。円筒部41は、ほぼ円筒状である。円筒部41の内部には、回転軸51を回転可能に支持する2つの軸受Bが保持されている。フランジ部42は、円筒部41の上端部に固定されている。円筒部41の外周部にはカラー44が固定されている。カラー44と下ケース12との間には、防振材45が配置されている。ナット46は、円筒部41の外周面に螺合している。カラー44及び防振材45は、ナット46とフランジ部42との間で保持されている。防振材45により、インペラIが収納された空間とモータMが収納された空間とが仕切られている。
(【0011】以降は省略されています)

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