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公開番号
2025077673
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023190048
出願日
2023-11-07
発明の名称
ワイヤーストリッパー
出願人
株式会社エンジニア
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02G
1/12 20060101AFI20250512BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】使用者の熟練によらず、簡単な作業でもって、芯線Fを損傷させることなく被覆部Eを剥離可能なワイヤーストリッパーを提供する。
【解決手段】交差する二つのアームA,Bを、回動軸Cを介して開閉自在に連結してある、ワイヤーストリッパーであって、少なくとも一方のアームAに、回動軸Cを一方のアームA上において接触部30同士の接触箇所を中心とする円周方向または前記アームの左右方向に移動自在に収容する軸収容部60、および回動軸Cを軸収容部60内の所定位置に付勢する付勢部70を設ける。本構成により、使用者によるハンドル10を閉じる動作(握り込む動作)によって、窪み刃20による被覆部Eへの切り込みが形成された後に、窪み刃20同士が離隔した状態となるため、その後の被覆部Eの引き抜き作業において、窪み刃20と芯線Fとの接触可能性を軽減させることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
交差する二つのアームを、回動軸を介して開閉自在に連結してある、ワイヤーストリッパーであって、
各アームには、
前記回動軸よりもアームの後端側に設ける、ハンドルと、
前記回動軸よりもアームの先端側に設ける、窪み刃と、
前記窪み刃よりもアームの先端側に設け、前記ハンドルの閉じ動作によって互いに接触可能な、接触部と、を少なくとも設け、
少なくとも一方のアームには、
前記回動軸を、前記一方のアーム上において、前記接触部同士の接触箇所を中心とする円周方向または前記アームの左右方向に移動自在に収容する、軸収容部と、
前記回動軸を、直接的または間接的に、前記軸収容部内の所定位置に付勢する、付勢部と、をさらに設けてあることを特徴とする、
ワイヤーストリッパー。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記付勢部が、更に前記ハンドルを開き状態に付勢することを特徴とする、
請求項1に記載のワイヤーストリッパー。
【請求項3】
前記付勢部の付勢力を調整可能な、付勢力調整部をさらに設けてあることを特徴とする、
請求項1に記載のワイヤーストリッパー。
【請求項4】
前記ハンドルを開き状態に付勢する、ハンドル付勢部を更に有することを特徴とする、
請求項1に記載のワイヤーストリッパー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電線ケーブルなどの線材から、被覆部を剥離して芯線を露出させるためのワイヤーストリッパーに関し、より詳しくは、簡単な動作でもって、芯線に傷を付けることなく被覆部を剥離可能なワイヤーストリッパーに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
ワイヤーストリッパーは、開閉自在に連結した一対のアームのそれぞれに、線材のサイズに対応させた略半円状の窪みからなる切断刃(以下「窪み刃」という。)を複数設けておき、この窪み刃でもって線材を挟み込むことで切り込みを入れた被覆部を、線材の軸方向に引き抜いて剥離することで、芯線を露出させる工具である(特許文献1)。
【0003】
図8に示す従来のワイヤーストリッパーは、左右の直角方向からみて略真円になるように、窪み刃bが形成されている。このワイヤーストリッパーを用いて、線材cの被覆部c1を剥離して芯線c2を露出させようとするとき、ワイヤーストリッパーの左右の直角方向に被覆部c1を引き抜くと、窪み刃が芯線c2に接触することなく、被覆部c1を引き抜くことができる。
しかし実際は、ワイヤーストリッパーの刃が突き合わせではなく互い違いの関係にあるため、ワイヤーストリッパーに挟まれた線材cが傾き、左右方向に対して傾いた方向に引き抜きが行われる場合がある。
ワイヤーストリッパーの左右方向に対して傾いた方向に、被覆部c1を引き抜こうとすると、この引き抜き方向から見たときの窪み刃b間の距離が、ワイヤーストリッパーの左右方向から見たときの窪み刃b間の距離よりも狭まることから、窪み刃bが被覆部c1の引き抜き中に通過する芯線c2に接触し、芯線c2を損傷させてしまう問題があった。
【0004】
この問題を回避する方法として、非特許文献1で示した動画(2:00~3:00)では、使用者がハンドルを握って線材を挟み込んだあとに、わずかにハンドルの握りを緩めて窪み刃同士をやや離した状態にしてから被覆部を引き抜くことで、芯線の損傷を回避する方法が紹介されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-92249号公報
【非特許文献】
【0006】
https://www.youtube.com/watch?v=Qmh3hsJoz24「[電子工作]AWG電線のストリップ方法/コツの解説」
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、この非特許文献1で紹介されている使用方法では、線材のサイズによってハンドルを緩める度合いを変える必要があること、また、ハンドルを緩めた状態を維持しながら被覆部の引き抜き作業を行う必要があることから、使用者に熟練が求められること、などの問題を有していた。
【0008】
よって、本発明は、使用者の熟練によらず、簡単な動作でもって、芯線を損傷させることなく被覆部を剥離可能なワイヤーストリッパーを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係るワイヤーストリッパーは、交差する二つのアームを、回動軸を介して開閉自在に連結してある、ワイヤーストリッパーであって、各アームには、前記回動軸よりもアームの後端側に設ける、ハンドルと、前記回動軸よりもアームの先端側に設ける、窪み刃と、前記窪み刃よりもアームの先端側に設け、前記ハンドルの閉じ動作によって互いに接触可能な、接触部と、を少なくとも設け、少なくとも一方のアームには、前記回動軸を、前記一方のアーム上において、前記接触部同士の接触箇所を中心とする円周方向または前記アームの左右方向に移動自在に収容する、軸収容部と、前記回動軸を、直接的または間接的に、前記軸収容部内の所定位置に付勢する、付勢部と、をさらに設けよう構成した。
【0010】
係る構成により、使用者によるハンドルを閉じる動作(握り込む動作)によって、窪み刃による被覆部への切り込みが形成された後に、窪み刃同士がやや離れた状態となるため、その後の被覆部の引き抜き作業において、窪み刃と芯線との接触可能性を軽減させることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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