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公開番号2025078807
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2025036038,2021143693
出願日2025-03-07,2021-09-03
発明の名称電気機器
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類H02G 3/16 20060101AFI20250513BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】電気機器を小型化する。
【解決手段】ケース11と、前記ケース11内に配設されるとともに、端子を有する電子部品16と、前記ケース11内に配設されるとともに、前記電子部品16の前記端子16Aにレーザー溶接されたバスバー26と、を有し、前記電子部品16の前記端子16Aと前記バスバー26とは重なっており、前記ケース11は開口部28を有し、前記開口部28からは前記電子部品16の前記端子16A、及び前記バスバー26の双方又は一方が前記ケース11の外部に露出しており、前記ケース11は、前記電子部品16の前記端子16A、及び前記バスバー26の一方に接触する第一挟持部30と、前記電子部品16の前記端子16A、及び前記バスバー26の他方に接触する第二挟持部32と、を有し、前記第一挟持部30と前記第二挟持部32とに挟まれることにより、前記電子部品16の前記端子16Aと前記バスバー26との相対的な位置が保持されるようになっている電気機器10。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ケースと、
前記ケース内に配設されるとともに、端子を有する電子部品と、
前記ケース内に配設されるとともに、前記電子部品の前記端子にレーザー溶接されたバスバーと、を有し、
前記電子部品の前記端子と前記バスバーとは重なっており、
前記ケースは開口部を有し、前記開口部からは前記電子部品の前記端子、及び前記バスバーの双方又は一方が前記ケースの外部に露出しており、
前記ケースは、前記電子部品の前記端子、及び前記バスバーの一方に接触する第一挟持部と、前記電子部品の前記端子、及び前記バスバーの他方に接触する第二挟持部と、を有し、
前記第一挟持部と前記第二挟持部とに挟まれることにより、前記電子部品の前記端子と前記バスバーとの相対的な位置が保持されるようになっている電気機器。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記第一挟持部、又は前記第二挟持部は、前記電子部品の端子、又は前記バスバーと対向する面に凹部を有する請求項1に記載の電気機器。
【請求項3】
前記ケースは、前記電子部品が取り付けられるロアケースと、前記ロアケースに取り付けられることにより前記電子部品を覆うアッパーケースと、を有し、
前記アッパーケースは前記第一挟持部を有し、前記ロアケースは前記第二挟持部を有する請求項1または請求項2に記載の電気機器。
【請求項4】
前記アッパーケースは前記電子部品を覆う上壁を有し、
前記ロアケースは前記電子部品が配設される底壁を有し、
前記アッパーケースの前記上壁には、前記電子部品に対応する位置に、前記ロアケースの前記底壁から離れる方向に突出するとともに前記電子部品が個別に収容される収容突部が設けられており、
前記第一挟持部は前記アッパーケースの前記収容突部に設けられており、前記第二挟持部は前記ロアケースの前記底壁に設けられている請求項3に記載の電気機器。
【請求項5】
前記開口部は前記アッパーケースの前記収容突部に設けられており、
前記アッパーケースの前記収容突部は、前記開口部の孔縁部の近傍の位置に、前記電子部品の前記端子又は前記バスバーに向かって突出するとともに前記電子部品の前記端子又は前記バスバーと当接する突起を有する請求項4に記載の電気機器。
【請求項6】
前記アッパーケースは、前記開口部の前記孔縁部に沿って延びるスリットを有し、
前記開口部の前記孔縁部と、前記スリットの孔縁部との間の領域に前記突起が設けられている請求項5に記載の電気機器。
【請求項7】
前記アッパーケースは、前記ロアケースに対して取り付け方向に沿って取り付けられるようになっており、
前記電子部品の前記端子の板面の法線は前記取り付け方向と直交しており、
前記バスバーの板面の法線は前記取り付け方向と直交しており、
前記第一挟持部、及び前記第二挟持部は前記取り付け方向から前記電子部品の前記端子、及び前記バスバーに組み付けられるようになっている請求項3から請求項6のいずれか一項に記載の電気機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電気機器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電気機器として、特開2018-206601号公報に記載のものが知られている。この電気機器は、ベース部材と、ベース部材に配設された電子部品と、電子部品の端子に接続されたバスバーと、を備える。電子部品の端子とバスバーとはボルトで締結されることにより電気的に接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-206601号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電子部品の端子とバスバーとを接続する手段として、例えばレーザー溶接が考えられる。電子部品の端子と、バスバーとがレーザー溶接される場合には、電子部品の端子とバスバーとが位置ずれしないように保持される。そこで、電子部品の端子とバスバーとの相対的な位置を保持するために、専用の治具が用いられることが考えられる。
【0005】
近年、電気機器の小型化が求められている。電気機器を小型化するためには、電子部品を高密度で回路基板に配置することが求められる。すると、電気機器に配された複数の電子部品の隙間が相対的に狭くなり、電子部品の端子とバスバーとを保持するための治具を配するための十分なスペースを設けることが難しくなるという問題がある。
【0006】
本開示は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、小型化された電気機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、ケースと、前記ケース内に配設されるとともに、端子を有する電子部品と、前記ケース内に配設されるとともに、前記電子部品の前記端子にレーザー溶接されたバスバーと、を有し、前記電子部品の前記端子と前記バスバーとは重なっており、前記ケースは開口部を有し、前記開口部からは前記電子部品の前記端子、及び前記バスバーの双方又は一方が前記ケースの外部に露出しており、前記ケースは、前記電子部品の前記端子、及び前記バスバーの一方に接触する第一挟持部と、前記電子部品の前記端子、及び前記バスバーの他方に接触する第二挟持部と、を有し、前記第一挟持部と前記第二挟持部とに挟まれることにより、前記電子部品の前記端子と前記バスバーとの相対的な位置が保持されるようになっている電気機器。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、電気機器を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態1に係る電気機器を示す分解斜視図である。
図2は、電気機器を示す斜視図である。
図3は、図2におけるIII-III線断面図である。
図4は、アッパーケースの開口部を示す一部拡大斜視図である。
図5は、アッパーケースに設けられた突起を示す一部切欠斜視図である。
図6は、ヒューズの端子とバスバーの接続部との接続構造を示す一部拡大斜視図である。
図7は、図4におけるVII-VII線断面図である。
図8は、図4におけるVIII-VIII線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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