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公開番号2025072066
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182570
出願日2023-10-24
発明の名称電力変換装置
出願人株式会社TMEIC
代理人弁理士法人iX
主分類H02M 7/12 20060101AFI20250430BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】主回路部の故障情報をより簡単に確認できる電力変換装置を提供する。
【解決手段】電力の変換を行う主回路部と、制御室に設置された上位装置からの指令に基づいて主回路部による電力の変換の動作を制御する制御装置と、を備え、制御装置は、主回路部の動作を制御するための制御信号を生成するとともに、主回路部の故障情報の表示を行う第1制御部と、第1制御部から取得した電気信号の制御信号を光信号の駆動信号に変換し、駆動信号を主回路部に送信することにより、制御信号に応じた動作を主回路部に行わせる第2制御部と、を有し、主回路部は、制御室と異なる格納室に格納され、第1制御部は、上位装置と共に制御室に設置され、第2制御部は、格納室、又は格納室及び制御室と異なる部屋に設置される電力変換装置が提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電力の変換を行う主回路部と、
制御室に設置された上位装置と通信を行い、前記上位装置からの指令に基づいて前記主回路部による電力の変換の動作を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記上位装置からの前記指令を基に、前記主回路部の動作を制御するための制御信号を生成するとともに、前記主回路部から取得した情報を基に、前記主回路部の故障の監視を行い、前記主回路部の故障情報の表示を行う第1制御部と、
前記第1制御部と通信を行い、前記第1制御部から取得した電気信号の前記制御信号を光信号の駆動信号に変換し、前記駆動信号を前記主回路部に送信することにより、前記制御信号に応じた動作を前記主回路部に行わせる第2制御部と、
を有し、
前記主回路部は、前記制御室と異なる格納室に格納され、
前記第1制御部は、前記上位装置と共に前記制御室に設置され、
前記第2制御部は、前記格納室、又は前記格納室及び前記制御室と異なる部屋に設置される電力変換装置。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記第1制御部への電力の供給及び前記第1制御部への電力の供給の停止を切り替える第1電源スイッチと、
前記第2制御部への電力の供給及び前記第2制御部への電力の供給の停止を切り替える第2電源スイッチと、
をさらに備えた請求項1記載の電力変換装置。
【請求項3】
前記第1制御部と前記第2制御部との間の通信は、光通信であり、
前記第1制御部は、光信号の前記制御信号を前記第2制御部に送信し、
前記第2制御部は、前記第1制御部から受信した光信号の前記制御信号を電気信号に変換することにより、前記第1制御部から電気信号の前記制御信号を取得するとともに、電気信号の前記制御信号を前記第1制御部から送信された光信号の前記制御信号よりも光出力の大きい光信号の前記駆動信号に変換する請求項1記載の電力変換装置。
【請求項4】
前記第1制御部は、前記主回路部と光通信を行うことにより、前記主回路部の故障の監視に必要な前記情報を前記主回路部から直接取得する請求項1記載の電力変換装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、電力変換装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
電力の変換を行う主回路部と、主回路部の動作を制御する制御装置と、を備えた電力変換装置が知られている。制御装置は、上位装置と通信を行い、上位装置からの指令に基づいて主回路部の動作を制御する。また、制御装置は、主回路部から取得した情報を基に、主回路部の故障の監視を行い、主回路部の故障情報の表示を行う。
【0003】
主回路部は、雨や塵埃などから機器を保護するため、バルブホールなどと呼ばれる格納室に格納される。また、大きな電力(例えば50kW以上)を扱う電力変換装置では、安全性の確保のため、上位装置は、主回路部の格納室とは異なる制御室に設置される。電力変換装置の運転の開始や運転の停止など、電力変換装置の動作に関する種々の操作を行う操作者は、上位装置の設置された制御室において、上位装置に設けられた操作盤などを操作し、種々の操作指示を上位装置に対して入力することにより、上位装置を介して電力変換装置の操作を行う。
【0004】
制御装置は、主回路部に近接して設置される。制御装置は、例えば、主回路部と同じ格納室内、もしくは格納室に隣接された別の部屋に設置される。このため、操作者が故障情報を確認するためには、制御室から制御装置の設置された部屋に向かう必要があり、故障情報の確認に手間がかかっていた。このため、電力変換装置では、主回路部の故障情報をより簡単に確認できるようにすることが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-137878号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
実施形態は、主回路部の故障情報をより簡単に確認できる電力変換装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本実施形態によれば、電力の変換を行う主回路部と、制御室に設置された上位装置と通信を行い、前記上位装置からの指令に基づいて前記主回路部による電力の変換の動作を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記上位装置からの前記指令を基に、前記主回路部の動作を制御するための制御信号を生成するとともに、前記主回路部から取得した情報を基に、前記主回路部の故障の監視を行い、前記主回路部の故障情報の表示を行う第1制御部と、前記第1制御部と通信を行い、前記第1制御部から取得した電気信号の前記制御信号を光信号の駆動信号に変換し、前記駆動信号を前記主回路部に送信することにより、前記制御信号に応じた動作を前記主回路部に行わせる第2制御部と、を有し、前記主回路部は、前記制御室と異なる格納室に格納され、前記第1制御部は、前記上位装置と共に前記制御室に設置され、前記第2制御部は、前記格納室、又は前記格納室及び前記制御室と異なる部屋に設置される電力変換装置が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本実施形態では、主回路部の故障情報をより簡単に確認できる電力変換装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係る電力変換装置を模式的に表すブロック図である。
図2(a)~図2(c)は、参考の電力変換装置を模式的に表す説明図である。
第2の実施形態に係る電力変換装置を模式的に表すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して詳細な説明を適宜省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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